2007-06-16

「2010年NTT解体」を読んで

感想

読む前から題名も装丁もなんだかドラマチックな雰囲気を受けましたが、実際読んでみて人の描写が細かく、読み物としても小説的なおもしろさがあると思いました。

世界のグローバル化などが世間で論じられていたり、至る所でいろいろなものが合わさっていっていて、放送と通信の融合も起こりそうだと感じました。一体化が求められています。
組織を合わせるというのは難しいことだと思います。組織が違えば構造が違い、考え方、姿勢まで違うと思います。難しいことですが、いかによく融合することがポイントだと思います。
たとえばNTTのNTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、東西NTTなどが次世代ネットワークを構築のため組み合わさるとしてもそうだと思います。

NTTのフレッツ光がその他のものとサービスもさほど変わらず、安くないのにもかかわらず売れているという話には先週のニュースクリッピングの時に出てきた広告業界(特に電通)の話を思い出しました。結局は市場は広告なのかと思ってしまいます。

事業者側(専門家)と消費者(素人)の視点の違いというのも、おもしろいと思いました。
事業者側が考えることと消費者が考えることは違います。ただ知識がないというだけのことですが、あるのとないのでは全然物事の見え方も考え方も違うようになるのでしょう。
通信事業者がユーザー置き去りにして…という箇所がありましたが、ニーズに答えないのではしょうがないと思います。消費者の意見は貴重なものなのです。

気になった点

本文中の中で日本の携帯が海外市場向けに作られていないというのがありましたが、これから海外方式に変わる可能性はないのかが気になります。

2010年 NTT解体を読んで

カンボジアから帰国しました。
最終日に貝をむさぼり食べたら、真面目に赤痢にかかりました。笑えません。
月曜日のゼミに出席できるかは検査次第ですが、頑張ってアップします。
今回は「カンボジア(発展途上国)における支援の現状」を中心に取材してきました。
ベトナム経済に関しても、日系企業の方に少し話を聞いてきました。
国際協力や発展途上国の経済に興味がある人がいたら、フィードバックするので声かけて下さい。
 
 ■感想
 前提として、通信業界に関する知識が私自身あまりありませんでした。最近の通信業界の動向をこの本を読んで知ることができ、とても勉強になりました。放送や通信業界など既得権益の多い業界をどうやって改革していくかという竹中改革のプロセスなど、政治の裏側に関しても書かれていて、興味深く読めました。
NTT問題に関しては、通信業界にとって競争原理を導入することが国民のプラスになるのであれば、私は資本分離すべきだと思います。固定電話からIPへと移り変わる変革期に、昔のままの体制で事業を進めていくことは無理があると思います。NTTコミュニケーションズ・NTTドコモと東西NTTの関係から見てもわかります。あとは補足になりますが、どうして今まで通信の実態があまり掴めなかったのか考えてみました。やはり日々新しい用語が出てくるので、キャッチアップすることが難しいというのが一点目。現在、私自身インターネットや電話を快適に使えているので、あまり通信業界に問題があるというなどと考えてみたことがなかったというのが二点目です。この本の中でもあったのですが、ユーザーである私にとっては、技術や仕組みは関係なく、何ができて・その料金がいくらなのかという点が重要です。もっと通信業界側はユーザーに説明すべきだと思います。値段が高くてもNTTなら間違いないと思ってしまうのが、私を含め普通のユーザーだと思います。この分野は、ユーザーが技術に追いつけていないのが現状だと思います。どのようにこの問題を解決していこうと考えているのか、お聞きしたいです。

2010年NTT解体を読んで

2010年のNTTの解体の話が書いてあるかと思ったら、2006年の通信業界に関連する話でした。
竹中懇の話に始まり(菅谷先生や、村井先生、古川さんの名前が出てないのが、残念でしたが)、NTTの次世代通信網、そしてKDDIやソフトバンクの同行がよくまとまっていました。何より、表面の話だけでなく、その周りを取り囲む業界関係者の裏話的な内容が、ふんだんに盛り込まれていた点が面白かったです。特に竹中さんの、インタビューの最後の言葉「改革に対して~それは現状維持に過ぎません。」という部分に、改革を進める哲学のようなものを感じました。

いくつか質問したい点を列挙します。

1)孫社長は人生50年計画で、60歳までで仕事を引退することを明言しているが、その後もソフトバンクを引っ張っていける、強烈なカリスマをもった人物がいるのか?また、それは誰なのか?

2)ソフトバンクは全国6000万世帯に光ファイバーを提供する、ユニバーサルサービス回線会社をNTTに変わって、やると明言されてますが、NTTじゃ駄目な理由は?

3)また、6000万世帯に回線が引かれたら、ライフラインを提供する公益性の高い会社になると思いますが、具体的に公益性に関してはどのように考えていますか?

4)総務省の発表資料によると、2006年度末の時点で、ブロードバンドゼロ地域が、247万世帯残っていますが、2010年までにゼロになると思いますか?また、ならないとしたら、どうすればゼロになりますか?

5)ウイルコム等の、新しい事業者の携帯電話事業参入に関しては脅威を感じているのですか?

最後に、僕の家にホームアンテナを取り付けていただいて、ありがとうございました。ソフトバンク様の対応はかなり早かったですが、総務省の免許の交付に2ヶ月かかりました。早い方と言われましたが、庶民の視点からだと遅すぎです。

2010年NTT解体 を読んで

感想

竹中平蔵氏が抵抗に負けることなく既存の体制を切り崩していくところが気持ちよかった。大きな部分は政治が動かしていることを感じ、政治も面白そうだなと思った。

日本はいいインフラを持っているのに、それを活かしきれない体制が根付いてしまっている。これはNTTに限らず、いろんなところにある問題だと思う。競争しようとしている人がいい競争ができる環境を整えていかなければいけないと思った。

NGNについては期待できるものだと思う。そんなに奇抜なアイデアはそうすぐにはでてこないだろう。しかし、IP化が普及すれば電話の料金は確実にさがるわけだし、テレビ電話も高品質になっていくことは間違いない。企業にとっても社内の内線電話を設置しやすくなる。もっとすばらしいアイデアが生まれるかもしれない。だからNGNは今考えられているサービスが浅いからといって躊躇せずに進めるべきだと思う。


いろいろ考えてみたけれど、やっぱり世界に向けて事業ができてないことは今後の成長にとって問題だと思う。国際規格についてはよくわからないが、なぜ世界の規格に合わせられないのか尋ねたい。

NTTを悪者のように言っているが、どうなのだろうか。一応NTTはNGNにおいて他者の参入を好意的に受け入れているようだ。やはりNTTの基盤の上ではおもしろいサービスができないのか? 独自にできるとしたらどんなことができるのだろうか。

光ファイバーの料金を690円にできるというユニバーサル回線会社について詳しく解説して欲しい。

2007-06-15

Online Video Business Groupのブログ。

三田祭論文の1つのグループである、Online Video Businessがブログを作りました。

http://ovbkimseminar.blogspot.com/

2010年NTTの解体を読んで

●感想と議論したい点

臨場感のある描写が多く、とても読みやすくおもしろい本
でした。読んで率直に感じたのは、通信三社を比べると
どうしてもNTTが「守り」の姿勢であるということ。

アクションプランで組織力を強化し、提供できるNGNというのは
果たして国民、ユーザーにとってメリットがあるのでしょうか?
光ファイバーは、全地域に平等にというよりNTTにとってメリットが
ある地域にだけ、といった格差が生まれてしまう危険性を感じました。
ADSLについての事例を考えると、競争を取り入れることが
ユーザーにとって有益であるならば光でも競争を促進していくべきで
あると思いました。
しかし、光とは国が敷設を喚起するほど技術なのかと単純に
驚きもしました。

印象に残っているのは、電話設備が国民のものでなく、株主のもの
という発言です。以前、ゼミでアクセス権について話したとき、アクセス
は平等にあるべきで、制限してあならないということを学び、
通信網が誰のもの、という議論はどうしてもしっくりときませんでした。
そのため、softbankが主張する「ユニバーサル回線会社」を民間で
設立するということについて、詳しく聞いていき議論したいと思いました。

また、ADSLがこれほど整備されている日本ですが、
社会的に十分活用できていないという話を聞きました。
これからインフラが整備されてもそれがどのように活用されていくのか?
NGNとは言うものの、新しく提供されるサービスなどをもっとわかりやすく
具体的に示してほしいと思いました。

また、NTT解体とはまったく無関係なのですが、
衆議院議員を経験された嶋さんに、政治と国民(特に若者)
を結びつける媒体としての通信の利用はどのような可能性が
あるのか?Yahoo!みんなの政治についてなど、時間があれば
伺いたいと思いました。

NTT解体を読んで

○感想○
この本を読んで、始めて知ったことが多くあった
章ごとに、ドラマチックに書かれていたため、割とスムーズに読むことができた
本を読み始めた当初、竹中・松原氏が正義で、NTTが悪、KDDIとソフトバンクが脇役という感じがしたが
それぞれが抱える事情を、当事者たちのコメントとともに描かれていたので
読み終える頃には、全てが主役に思えた。
それゆえに、何が正しく、何が悪いのかは、一様に決めれないな、と痛感した

○疑問点○
1,「このままでは通信事業者の経営がもたなくなる」と書かれていているが、それはNTT解体をすることによって解消されるのか。NTT解体をすれば、光ファイバーの普及について他社との競合が活発になることは想像できるが、それが、将来に渡って通信事業者全体の経営を活発にするとは考えにくい。通信事業者にとって、必要な改革とは?
2,その1つの提案として、「通信と放送の融合」が竹中氏によって挙げられているが、現在の状態で通信と放送が融合する可能性はあるのか。報告書案でも、IPマルチキャストなどの放送として扱うべきとして結論を出したと書かれてあるが、それは現実になるのか。もしくは、未だ現実にそれが達成されていない理由とは?
3,以後も、NTTが次世代ネットワーク構築を単独で行ったほうが、スムーズに普及することができそうな気がするが、NTT解体が起きれば、より低価格で消費者に光ファイバーを普及させることができるのか。実際、消費者にとっては、どちらが良いのか

2010年NTT解体を読んで+α

いわゆる既得権者が大きく存在する業界(放送・広告・通信…)はその一般的なイメージや技術の進歩とは裏腹に流動性は少なくなってしまう。こうしたことをわかりやすく示し、またリーダー企業NTTに対して挑戦をするKDDI、softbankという軸が非常にわかりやすかった。


また、竹中氏の改革への熱意がもたらそうとしている既得権の切り崩しという部分も内幕を垣間見ることができて興味深かった。
携帯電話においても、販売体制の切り替えや「スーパーボーナス」にみられるような業界の慣習を根底から変える方策にsoftbankのNTTへの挑戦の在り方が見られて興味深かった。





ゼミでお話ししたい点。

  • これから携帯放送が充実していくとして、どのような収益モデルが理想的であり現実的なのか?(課金モデルが現実的だと思うが、放送自体は広告モデル…放送の収益モデルにどの程度の将来性を感じているか)

―テレビCMの効果が疑問視され、また消費者にとって情報を得る手段が拡大している。「一つ一つ」の広告効果は多くは見込めないだろう。。。

  • 立法府から民間に移られた嶋さんを突き動かした原動力、立法府での経験がビジネスの世界で特に生きている場面というのはどういう場面であるかなどを伺えたらと思います。

2010年NTT解体-感想

・感想

通信に関しての知識が全くなかったので、読むのに時間がかかりました。また、NTTが様々な問題を抱えていることも知らなかったので、もっとアンテナを張っておかなければいけないと感じました。

いろいろな問題が複雑に絡んでいて、一朝一夕には解決できない問題がNTTにはあるんだ、と漠然とした感想を持ちました。「ひかり電話」についてはSMAPのCMで知っていましたが、「ひかり」は伝送スピードの速いサービスである。新しいサービスだというイメージしか持ってなかった。そこで、IP電話、ひかりサービスを日本に広く展開するために起きるジレンマにはまったく目を向けたことがなかった。地域間格差や、官民の問題・・・自分のなかでこの本の内容は解消しきれていない。auやソフトバンクよりも、信頼度が高いNTTだからこそ、問題視されるのではないのかなぁと思う。


・議論したい点

NTT解体が本当にauやソフトバンクにとって魅力なのか?

光ファイバーのインフラの整備ができたとしても、それをどう利用するのかが明確でないのに、インフラを整備する必要は本当にあるのか?

『2010年NTT解体』を読んで

感想&議論したい点

「2010年度までに3000万のお客様に光サービスを!」とうたっているNTT。
次世代ネットワーク構築に向け早急に取り組もうとするその姿勢には、意気込みと同時に、政府や他の通信事業者に対しての意地が感じられる。

この本を読んでいて、デジタルデバイド解消のためには3000万のサービスでは不足であり、NTTだけに任せていては数的にも料金的にも無理があるという、孫さんをはじめとする主張に納得させられた。

現時点で既に回線の大半を牛耳り、顧客情報を握っているNTTが次世代ネットワーク構築を押し進めるとでスムーズにいくことが多いというのは確かだろう。また、物理的に回線網を引きサービス構築の土台を築いた立場であるNTT の主張もわかる。

しかし、日本が世界でも群をぬく低料金でDSL市場を整備したときのこと、全地域に平等で、低料金の回線整備がいち早く行われるべきことを考えると、光回線の場合も、ある程度の競争が機能する必要があると考える。

各事業者が、自社の利益に終始することなく、国や利用者の本当の利益を考える必要があるのだ。
NTTと他事業者(KDDI /softbank)両者の言い分を踏まえたうえで、どういった折り合いをつけることができるのかを議論したい。

NTT解体&ソフトバンク資料を読んで

 ソフトバンクの、ユニーバーサル回線会社を設立したいというのは斬新な発想で、いかにもソフトバンクらしかった。それだけに、旧勢力からの抵抗が予想されるであろう。そもそも、ソフトバンクのこの発想が受け入れられる可能性は無いと思う。この発想を受け入れてもらうには他企業そして国からの賛成がいるからだ。物理回線で、圧倒的な力を誇っているNTTは特に力強く反対するであろう。しかし、私はソフトバンクの発想には賛成である。この意見を通すためには、国・総務省の力が必要だ。

 ソフトバンクはインフラ設備において、旧勢力と争っているが、通信と放送の融合にもその傾向が見られる。ネット側が、テレビの優れたコンテンツを配信しようとしても、テレビ側は視聴率低下につながるとして、反対をする。例えば、楽天側はTBS側と提携を組もうとしているが、TBSはネット配信に魅力を感じないとして抵抗している。確かにTBSにとって自社の優れたコンテンツを配信することに魅力を感じないであろう。ネット業界とテレビ業界が手を組むためには、テレビ側(旧勢力)にとって魅力のある、金儲けの出来るビジネスプランを構築しなければならないであろう。

 ソフトバンクの新しいプランも受けいられるためには、他企業(NTTを除く)にとっても魅力のあるものでなければならない。他企業と話し合いを進め、ソフトバンクに追随する企業がたくさん現れれば、国も目を引き、ソフトバンクのプランは認められるのではないか。
 

NTT解体

感想
竹中元大臣を始めとする改革派の熱意とNTTを中心とした現在の通信業界の大きなリスクを感じることができました。感動したのは竹中懇談会の熱意。金先生も度々お話していますが、「数人でも世の中は変えられる」ということを実感すると同時に、世の中に変化をもたらせる人の要素というものを感じることができました。知識は勿論!目先の利益や権益にとらわれず、「正論」を主張することができる人(前の岸さんもその一人だと思います)が世の中を変えていけるのだ改めて感じました。
さてさて、NTT解体にいては2010年かけて大きな変動あり、その後も変化があるということは認知できました。
感じたことはたくさんありますが、その中で3つを挙げておこうと思います。

  • NTTの(資本分離もしくは機能分離)

NTT解体がどのように行われていくのかかなり興味があります。KDDIとJ;comの動きも気になります。NTTの今の独占状態が本当に揺らいで、健全な競争が行われることによって日本のメディア産業全体が活性化して、世界でも通用するものを提供できる基盤が整うのだろうと感じました。ショックだったのがNTTが国際基準を履き違えており、日本の通信産業が孤立してしまったという点でした。そうならないためにも、今後のNTT解体の動向を追っていきたいと思います。

  • 次世代ネットワークの失敗

私の浅はかな予想ですが、NTTグループが握っている次世代ネットワークに魅力を感じられません。NTTが光ファイバーの管理権を独占している限り無理だと思います。また、インターネットよりもレイヤーをかけることによって安全であるという点でも、そのレイヤーをどう設定するのかによっては検閲になってもおかしくありません。その上、オープンであることや情報の透明性に拘る社会の波が、このような検閲も出来るようなクローズドシステムを安易に受け入れるとは考えられない。村井先生がおっしゃるようにどうしてもNGNがインターネットに勝るものだとはまだ考えられないのです。もしNGNが機能するならば、限定されたコンテンツに限られるでしょう。電話・テレビ・ネットなどが全てが同じだからいいというわけではないということを顧客のニーズから考えなけれなならないと思います。

  • コンテンツ産業の活性化

ブロードバンド・ゼロ地域の解消に向けて、インターネットの更なる普及とNGNの普及に伴い、コンテンツ産業は更に活性化させていかなければならないということを改めて感じました。インフラがあってもコンテンツがなければ普及はしない(そしてそれを戦略的にTPOに合わせてプロモーションしていかなくてはならない)ので、国を挙げて著作権の問題やコンテンツ業界がより動きやすい組織のありかたを考えていかなければならないのだろうと感じます。デジタル著作権について考えたり、海外への日本のコンテンツのプロモーションの仕方、埋もれているクリエイターの発掘とヘルプの仕方などを考えていくことが今後も重要であると感じました。

議論したい点:

1.通信業界三社がコンテンツなどの共有などをする等、業務協力をするという発想はないのか。海外ではよりよいサービスを提供する為に自社が提携している業者ではなく、全く外部の業者からコンテンツなどのサービスを取捨選択しているがそれについてどう思うか。

2.日本の携帯を世界を市場にプロモーションするということはないのか

2010年NTT解体

去年一年の通信関係のニュースや竹中懇談会での攻防がよくわかる本だった。融合法体系の施行を目指すという報道もあり、着々とロードマップが実行に移されているということが感じられた。

以下は、読んでの質問事項。

①光ファイバーをひけばひく程赤字になるというNTTの主張(「将来原価方式」を採用したから?)と孫さんの「ユニバーサル回線会社で全国に光ファイバーを張り巡らす前提なら、光ファイバー料金を690円にできます」という主張の違いはどこから来るのか?

②MVNOは日本で発展することはありうるのか?MVNOが新規参入しても、太刀打ちできないのではないか。
(なぜなら、アメリカでは、ディズニーケータイなど付加価値提供型のMVNOは停滞気味で、ARPUの低いプリペイドケータイがMVNOの中心である。SIMロックによる端末とサービスの一帯での提供と長期契約を前提にしている状態に、MVNOだけを導入しても競争が起こるとは考えにくいのではないか。)

③通信事業者が次世代ネットワークを必要としている(コスト削減とIP化への移行の世界的潮流)以上に、消費者は次世代ネットワークを必要としているのか?実際、どのようなサービスが可能になるのか?4Gでは、ケータイの一つの世界標準をつくろう、という声も聞かれていたが、日本がNGNで先行することで、また孤島になってしまうことはありえるのか?

④モバイルコンテンツ市場は、今後どうしたら発展していくのだろうか?
端末プラットフォームの共通化やキャリア間でのウェブ言語を共通化し、よりオープンにし、多様なコンテンツが提供されるようになればいいのだろうか。それとも、法体系や慣習の問題だろうか。

⑤孫さんの目指す総合デジタル情報カンパニーとはどのようなものなのか。通信だけではもう市場が成熟していて、のびないのか?

⑥本書にあるように、全ての決定権が孫さんに集中していることで、実際に問題が発生しているのか?

2007-06-14

~2010年NTT解体~を読んで

【本の感想】
非常にわかりやすい章立てと言葉遣いだった。競合しあっている会社・部門のインタビューがそれぞれのっており、各立場が明確になりよかった。ただ、「NTT解体」という本だけに、通信放送融合議論の部分では「IPマルチキャスト」の議論がほとんどなかったのが少し残念。あと技術の話が少々わかりにくく、最初に体系だてた図とかがあれば助かった。

【疑問点】
1)次世代ネットワークという像がいまいち掴めない。「インターネットとは違う」、「ユビキタス的なもの」という印象を本書からうけたが、インターネットが広く普及している現在において、NGNの必要性・および発展性がわからない。それとも、NGNはNTTにとって以前より採算性のあるインターネットとつながるネットワークなのか?
2)NTTのFTTH貸し出し料金は「大幅に下げる余地がある」とNTT外部の人はいい、NTT内部は「赤字」という。いったいどちらが本当なのか?もし前者ならば、政府はなぜNTTの料金申告の際にもっと安くして、他業者が参入しやすいようにしないのか?
3)現段階ではNTTvsKDDIvsSoftbankという対立構造だけが鮮明で、NGNもFTTHもADSLも、全てのサービスにおいて、ボトルネックだとか設備投資とかが問題にされる。全国網羅しなくてはいけないインターネットは多くの設備投資を必要とするがゆえに、基盤が決定されるまで政府(=立場的に中立であってほしい存在)が設備投資を担うことはできないのか?(またはNTTを完全分割するのではなく、逆に一部省庁に取り込んで基盤だけしっかり整備するとか・・・)
4)膨大な設備投資を必要とするインターネットプロバイダービジネスにおいて対立構造が鮮明なこの3社は、どれも携帯事業を持っている。この事実と、日本の携帯通話料金やサービス料が高いのは関連あるのか?
5)通信関係者および政府関係者は通信産業を「今後もっとも発展する」と見ている反面、証券アナリストは「価格競争が進んで全く儲からなくなる」と見ている。これについてどう思うか?

NC:英国国教会のソニーゲーム抗議 高まる著作権意識 

英国国教会のソニーゲーム抗議 高まる著作権意識 「不当表現は名誉棄損も」
2007年6月12日読売新聞朝刊
概要:
英マンチェスター大聖堂の内部の様子を再現し、ゲームの戦闘場面に使ったソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲームソフトが、英国国教会から「大聖堂を侮辱した」などと指摘され、ソニーが謝罪やソフトの販売停止を求められた。
世界的に肖像権や著作権などに関する意識が高まっており、今後はソフト開発の上でもこうした点へのより一層の留意が求められることになりそう。
感想:
このニュース自体は著作権について議論しているものだとは個人的には思ってないのですが、個人的に注目したいのは世界的に著作権意識が高まっているということ、それによる一種過剰反応ととってもおかしくない現象が見られるということ。
今回の件もSCEは内部の法務部門のチェック、必要な使用許諾を取っているにもかかわらず、こうした指摘を受けている。
著作権を考える上で、こうした「権利者団体」の名誉を傷つけるものでないかというものは文化の発展への寄与を目的とする著作権法を考える上でも留意しなければいけない点であり、そのあたりのバランス感覚が必要なのだなと改めて感じました。
論点:
・ゲームや出版といった分野における著作権処理部門はどの程度まで立ち入った判断をしているのか、詳しい方がいると思われるので聞いてみたい。
・「世界的な著作権意識の高まり」という近年の潮流にとって最も大きなインパクトをもつコンテンツなりプラットフォームとは何であると皆が考えているかを聞いてみたい。

2010年NTT解体の感想

2010年NTT解体 知られざる通信戦争の真実

*感想*
一般ユーザーが主に利用する通信インフラが電話網からIPネットワークへと変化しつつあり、IP技術は地域と長距離という区分をなくす。それにも関わらず、NTTの固定電話会社は東日本と西日本に分かれていて、これらをNTTコミュニケーションズが中継する形になっている。それだけではなく、FMCの台頭により携帯電話と固定電話も一体化してきていて、NTT東西とNTTドコモは別会社で事業会社間の連携が上手く取れないという現状である。自分の知らないところで、驚くほど技術が進歩し、一方で、NTT全体ではすごく複雑に絡み合っていた。どう考えても、新しいサービス、よりよいサービスができるとは思えない。消費者にとって、受話器から聞こえてくる音声が、NTT東日本の電話網を利用しているのか、西日本の電話網を利用しているのか、NTTコミュニケーションズが中継しているのかなんて全く関係ない。よりクリアに聞こえること、より安くなること、それ以外に消費者の関心はない。既存の権益、既存の考え方にとらわれず、消費者の目線でしっかり考えられ、早い変化に柔軟に対応できる企業が生き残っていくのだと思う。その点ソフトバンクは消費者に分かりやすいことを提案していると思う。FMCがどうのこうのとか新機種登場とか言うよりも、カラーバリエーションを増やすことは目に見えて分かりやすく、消費者にとって身近に感じられたのではないかと思う。CMにしても「ホワイトプランがお得」であることを前面に出したり、色が何十色もあったりと、とにかく分かりやすい。「DoCoMo2.0」が何を言いたいのか全く分からないのと対照的であると思った。

*疑問点*
・将来的に光ファイバーのコンテンツビジネスと携帯電話のコンテンツビジネスのどちらに力を入れていくのか。
(今までは、「PCでできるものを携帯でも」という流れだったが、携帯電話用の動画のショートコンテンツなど携帯独自のコンテンツに力を入れるのか。)
・ソフトバンクがTV局をM&Aする可能性はないのか。
・日本の通信産業や携帯産業は国内のシェアをいかに多く取るかということだけにとらわれているように思えるが、今後収益拡大のために海外戦略を強化することはないのか。

2010年NTT解体

NTTの状況を知らなかったので良い勉強になりました。総務省や竹中懇談会など政治の裏側を知れたのも良かったです。

メディアコムに入ってよく思うのは、私たちの時代のメディアというのは変化の時期であるということです。いままでとは全く違ったかたちになっていくというのを感じます。

本の中で印象に残った箇所としては、川村真紀子さんのプレゼンテーションが挙げられます。

「ユーザーは、技術や仕組みは関係なく、何ができて、その料金がいくらなのか、という
点が重要です。『次世代ネットワークで、電話やテレビ、ネットワーク・サービスなどの多様なサービスを提供する』と、通信事業者は言われますが、すべてのユーザーがそこまで高機能なサービスを求めていません。・・・・」

私は、竹中懇談会が主張したように、通信産業の競争促進のためにはNTTを解体し、独占を排除すべきだと思います。実際に、2010年以降これは起こるでしょう。
しかし、その変化に社会が追いついていないのではないかと感じます。
主婦の代表である川村さんは、そこまでのサービスを求めてはいないと言っていました。
というよりは、放送と通信の融合によってどんな素晴らしいサービスが提供されるのかまだ消費者には具体的に示されていないのです。それゆえに、そんなややこしそうなサービスは求めていないと言われるのでしょう。

また、本当についていっているの?と感じるのはテレビ局です。フジテレビとライブドア、TBSと楽天といったように、既に放送とITの融合を感じさせる状況が始まっているのに、テレビ局の放送と通信の融合に対する態度はあまり積極的ではないように思えます。
テレビ局にはコンテンツをつくる環境がIT企業よりも整っているのだから、買収されるのを拒むのであれば、自ら動画配信を推し進めるなどして積極的にネットへの対応をすべきなのではないでしょうか?(確かに、動画配信を行っているテレビ局もありますが、どのくらいの人がみているのでしょうか?)

放送と通信の融合は、もう遠い未来の話ではないと思います。
それに社会がもっと対応し
消費者はどんなサービスを求めていくのか
既存のメディアはどう対処していくのか
ということをより具体的に考えていくべきなのではないかと感じました。

『2010年NTT解体』感想

■NTT組織改編
本書を読んで、NTTの独占状態が通信業界の競争を阻害していることはよくわかった。
IPに距離の概念がないのにNTTが東西で分かれていることなどから、IPの世界に地域制限をかけるといった無理がでてくること、事業という点からの再編により、資本構成の問題などがでてきたこと等様々な問題がNTTには存在している。
NTT資本分離によって、競争が促進され、NTTの業務分野規制がゆるくなるなり、TPSなど充実したサービスが提供できるならば、NTTの組織改編は絶対に行ってもらいたいと思う。(しかし本当に2010年時点で国はこの問題に着手してくれるのだろうか少々不安)
また、通信業界での競争の公正化を目指すとともに、放送業界と通信業界の間の壁(法体系の問題等)をとりはらってもらいたい。通信と放送はいまや区別することの方が困難だと思う。またわざわざ区別している意味もわからない。

■ユニバーサル回線会社について
光ファイバーの料金が690円にできるといった算定はどのようにだしたのか気になった。
しかし、何事もそうだが一社に全てを任せるといった方法は問題も多いのではないだろうか。インフラ独占を解決するのに、なぜまた一社独占でインフラ事業をおこなわなければならないのだろうか。
さらに、政府保証債による資金調達ということについて危惧する点としては、ユニバーサル回線会社が支払い不能になっても、政府が最終的に身代わりになってくれるということになるので、よく取りざたされる公団のような杜撰な経営になってしまったりはしないのだろうか。
さらに、光ファイバー減価償却期間は20年(実際は50年使用可)とあるが、技術革新が早い社会で今後50年間も光ファイバーを使い続けているのだろうか疑問である。全地域に敷設が終わった後、すぐ次に新しい通信インフラが登場してしまったとしたら、投資損である。

■ソフトバンクモバイルサービスについて(個人的感想)
私自身、MNPが開始された直後に某キノコキャラクターのキャリアからソフトバンクに乗り換えたこともあり、興味深く6章を読んだ。
私は小学生の頃初めてPHSを購入し、その最初のPHS(今はなきNTTパーソナル)から、ソフトバンクに変えるまで約10年もの間NTTグループのモバイルを使用していた。やはり最初に馴染んだキャリアは使いやすく感じるし、何よりもNTTが一番信頼性があったからだ。
このように人々の慣習や固定観念からして既にNTTはKDDIやソフトバンクよりも抜きん出た存在であると思う。しかし、最近のKDDIとソフトバンクの転入数を見る限り、もはやドコモには絶対的な優位性はないように感じる。
個人的にキャリアに望むのは、排他的垂直統合をやめてもらいたいということだ。現在iモード、ezweb、yahooケータイ毎に見られるサイトと見られないサイトがあったり、アプリもキャリア毎に異なっている。このような点も競争のひとつなのかもしれないが、コンテンツ(またはコンテンツへのアクセス)はどのキャリアでも同じ規格でやってもらいたいと思う。


─議論点─
・上記にあげたユニバーサル回線会社の問題点への対応策はあるのか
・wimax利用は考えているか、またどのように取り組んでいるのか
・通信業界内だけでなく、放送業界も含めて競争を阻害されていると感じることはあるか、またそれについての解決策はあるのか
・将来無線LAN等の使用エリアが広まれば、キャリアの存在はいらなくなるという過激な声もきくが、キャリアは今後も残り続けると思うか

NC: ネット上の違法・有害サイトの3割が海外経由

ネット上の違法・有害情報、海外経由が3割弱――ホットラインセンターまとめ。

2007年6月12日 日本経済新聞 朝刊

概要:インターネット・ホットラインセンターが開設から1年たち、1年間の通報されたサイトのうち3割の2360件が海外のサーバーを経由している物だった。日本人向けに開設されているサイトでも、運営が海外のサーバーだと海外の法令を準拠して、判断されるため、わいせつ画像や児童ポルノ画像が、違法とされないケースが報告されている。

Q.そもそも、インターネット・ホットラインセンターとは?
A.2006年6月1日に開設された違法・有害情報の発信に関する情報収集と対処を目的とするサイト。警察庁からの業務委託により財団法人インターネット協会が管理・運営を行っている。

Q.違法かどうかの判断基準は?
A.日本国内の法律に違反すると判断される情報は運用ガイドラインで定められている。

Q.違法だった場合はどうなるの?
A.違法の場合は警察庁に通報し、捜査妨害にならないよう一定期間をおいてから、プロバイダや掲示板の管理者等に対して違法情報であるとして情報発信の停止を要請する。

Q.違法ではないが、悪質な場合は?
A.違法行為に繋がる可能性が高い情報については公序良俗に反するとする情報として、プロバイダや掲示板管理者等に対して利用者との間の契約や利用に関する取り決め等に基づく対応を依頼する。


論点:
そもそも、インターネットの世界は国境の定義が曖昧で、または、必ずしも必要とは言い難い。そういう状況を鑑みるに、海外のサーバーにあるからと言って対応できないのが、必ずしも適切とは思えない。インターネット時代の法制度のあり方を、考えるべきではないか。(例えば;一括して管理するとか、国際的なガイドラインを作成するとか・・・)


もっと込み入った話はゼミの時間にしましょうか。

サイトでテレビCM製作

 出典:産経新聞,2007年6月13日,特集


 要約

大手企業以外には縁遠いと言われるテレビCMの新たな利用者を掘り起こそうと、電通は昨年10月からインターネットでCMを購入できるサービス「CMGOGO」の実験を進めている。

CMGOGOとは・・・100パターンほどの素材動画がサイト上にあり、そこに企業名や連絡先などを入      力すればCM動画が完成する。同時にどこに流すか、「枠」も決められる。登録から放送までは一ヶ月程度と短い。
 費用は関東地域に15日間、計10回のCMを放送する場合525万円。その他地域の放送局ならば23万円。キー局に放送することも可能。費用は525万円。

米国のベンチャー企業をモデルとしている。地方テレビ局で売れ残っているCM枠を検索して地元企業に安く販売しており、CMの簡易政策もてがけている。テレビCM業界ではテレビ広告業界のロングテール化とも言われている。

 電通はCMGOGOのラジオ、新聞、雑誌版などのサービスも視野に入れている。


 感想
最初にこれを読んだときはCMを安くしてしまうプランを考えてしまって、電通は自分の首を自分で締めていると思った。そして、テレビにとっても枠が安くなってしまい、あまり好ましくないのではないかとおもった。中小企業にとっては今まで不可能だったテレビ広告が可能になり、好ましいと思う。また、CM枠があまっている局に関しては救いになるかもしれないと思った。動画の素材がCMGOGOのページで見られる。面白いので見て欲しい。

議論したい点
電通にとってこのサービスが普及したとき大きな利益になるのか?
テレビ局にとっては?
地方局の必要性が問われている今、このサービスが地方局を救えるか?
テレビCMは生き残れるか?

2007-06-13

ゼミの感想

【三田祭論文】
Online Video Businessに関して正直今は知識ゼロの状態です。テーマ決めと言われてもそもそもどんな既存ビジネスがあり、どんな問題を抱えているのかもわかりません。まずはとにかく来週のゼミまでにいろんな本を読んで知識をつけたいと思います。仮説を打ちたてそれを実証していく流れが面白いのかなと思いました。

【NC】Business Weekでの広告業界の話が個人的には面白かったです。日本の業界は世界と比べても複雑で古い慣習を受け継ぐ部分がありますが、広告業界は著作権管理の問題と合わせて非常にややこしい世界だなという印象を受けました。「枠を売る仕事」というのは確かに適切な表現なのかもしれません。著作権の話と絡めて自分の中で国や政府と民間企業との関係、どこまで政府が市場に介入していくかという点について考える良い機会だったのではないかと思います。

6月11日ゼミの感想

News Clipping

<広告>
ゼミ中にまともに答えられなかったので、ここで自分の考えを表明したいと思います。

現在の日本の広告メカニズムは、市場が成熟していること、一定の安定感をもっていることを考えれば、日本独自のメカニズムとして「いい」メカニズムであると思います。
ただ、一方で、超巨大代理店の存在が寡占市場を生んでいるという点から見ると、「よくない」メカニズムです。(競争が生まれないから)

日本の様々な産業の抱える問題点として、ゼミでも何度も出てきましたが、既得権者の絶対的優位性が挙げられると思います。
既得権者の細分化、競争原理を生むことというのは政府が問題意識をもって整備しないと変わらないことであると思うので、現状ではメリットを生かして、デメリットには目をつぶるという形を維持したまま時間を経過させていくことになるのだろうなと思います。

こうした中で一点、広告に関して言うと、この市場を切り崩すパワーを持つのがネット広告であって、ネット広告の市場価値が高まれば高まるほど、広告業界に競争が生まれてくるんだろうなと思います。市場を変化させるという意味では大きなインパクトになる可能性を秘めた分野です。

だからネット広告を研究で扱う意味があるんだと思います。

三田祭がんばります。(あ、結局話がずれた)

<著作権>
著作権侵害の非親告罪化に関しては、模倣品・海賊版を広めないために起こった議論ではありますが、これによって失われるものが大きすぎるように思われるので反対です。

著作権(法)とは「文化の発展に寄与」するためのものであり、非親告罪化によって模倣品・海賊版を抑えることが、日本のソフトパワーとしての漫画文化の発展を阻害することになるのであれば、それは必ずしも正解ではなく、むしろ模倣品・海賊版摘発のための方策が練られるべきだと思います。

<ネットモラル>
各人の立ち位置が様々で面白かったです。

「読み書きそろばん」から「読み書きパソコン」っていう話がありましたが、パソコンで読み書き出来ちゃうんですよね。
僕は有害サイトの閲覧の危険性や掲示板・ブログへの書き込みは親が注意してみればいいと思うし、小学生のころからパソコンを使うことで誰かみたいにプログラミングで賞を獲るなんて非常にいいことだと思います。

気になるのはパソコンばっかり使ってると頭使わないことです。
自分が漢字をかけなくなっているのを身をもって体験している最中な上に、バイトで今の小学生がパソコンをバリバリ使ってる一方で漢字をまるで書けないというのを見るとやっぱり使うべきか使わないべきかというと必ずしも使わなければいけないというわけではない以上、使わせたくないなって思います。

2007-06-12

NC ドラえもん「最終話」

出典:朝日新聞,2007年6月9日,p27,文化

□■要約■□
人気漫画「ドラえもん」の「最終話」と称する物語が無断で漫画化、出版された
「最終話」は、プロの漫画家からも「絵だけではなく、テーマや展開も藤子・F・不二雄さんの思想を受け継いでいる」
という声が出ているほど出来栄えがよく、約1万3千部も販売された。
「作者」の男性が小学館と藤子プロに謝罪し売上金の一部を支払うことで決着をみたが
模倣やオマージュ作品がどこまで許されるかという課題点を残した

だが、今回の対応は例外的というニュアンスも小学館側には感じられる。
新しい才能は模倣を入り口にして生まれてくることも多々あるため、漫画をめぐっては作者や出版社はこれまで少部数の同人誌レベルでのこうした表現は大目に見てきたからである
今回の事件が大事になったのは、1万3千部という巨大な規模になってしまったからであろう
藤子プロの伊藤善章社長は「もし『最終話』がこれほど多く売られていなかったら?」と問われると、「う~ん、難しいですねえ」という答えた

■□感想□■
「著作権とは何か」について、福井さんがゲストスピーカーとして来てくださったときも議論になったが
「二次創作の作品が、オリジナルの作品よりも良いものができてしまったら、どうなる?」という問題だ
「良い」という評価はとても難しいが、簡単な指標として流通量が上げられうだろう
今回の場合も、デきが悪ければ、このような大事な事件にはなっていなかったはずだ
同人誌や漫画などが、日本にとって強力なカルチャーとなっている今、このような著作権のバランスを
二次創作をする作者自体が上手く対処するのは難しい気がする
現状のままでは、今回のような事件は、これからも増えていくだろう

□■議論したい点■□
1,コミケなのでは、様々な同人誌が溢れきっている中、改変作品が、その流通量が増えれば(良い作品であれば)、著作権に違法するという現在の状況は変ではないのか
2,コミケでは、同人誌や創作されたキャラクターグッズなどが販売されているが、それは合法なのか

ゼミの感想

★三田祭論文★
コンテンツ産業の未来というテーマは、自分の興味のある分野です
頭の良い官僚の方達は、新しい未来を創造をすることに大変な努力を費やしているはずです
しかし、日本のコンテンツとは何か?という問題について、答えられる人は殆どいないと思います
未来を考える上で、日本の今のコンテンツが生まれている文化的背景を調べ
他の国のコンテンツとの差異を明確にし、その差異を有効に活用することにより
より日本のコンテンツは流動的になると思います
私は、そうゆうリサーチ方法が有効だと思うので、現在のコンテンツを知ると共に、その文化的背景を探って生きたいです
また、最近ファッションにも興味が沸いたので、日本のファッションとも関わらせることができたら良いとおもっています

★NewsClipping★
日本のメディアの寡占的状態はとても深刻な問題だとおもう
Sponser→Ads→TV→Production という流れ出、どんどんマージンが取られていく状態は異常だ
SponserはAdsやTVにとってお客様であるはずなのに、むしろ、Adsがこの日本で大きな権力を持つ体制はとても興味深い

また、ネットモラルも大変興味深かった
美大に入学して始めて受けた授業で、デザインや、PCの技術を教わる前に、大きなコンクリートの立方体を与えられたことを思い出した
そのコンクリートを、削ってクツを彫塑したのだけど、教授は「モノを感じて、物体として見ろ。。。。言葉ではそれ以上伝えられないから、身体を使って感じろ」と言っていた
その授業を通して、人間は、モノを見ているようで、ほとんと表層しか見ていないことに気がついた
モノを見るということは、その物体の裏側まで感じることだということが、その授業を通して悟った
その授業を受けていなかったら、成果が見えやすいPC技術を向上することだけに意識をとられて、全く自分の鑑賞・デザイン力は向上しなかったと思う
結局、人間精神をかたちづくる諸観念の対象は身体であり、身体的体験・経験をしなければ何も習得はできない
その点、PCは知的体験は豊富だが、身体的体験は乏しいので、私自身の偏見では、幼い子供にPCはさほど有益ではないと思う。

ゼミの感想

<三田祭論文>
5つのテーマそれぞれ「Future of~」を考えるという壮大なもので、求められるものも大きいですが、かなり、やりがいがありそうです。
個人論文に比べ、グループワークならではのメリット・デメリットがあるかと思いますが、力を合わせていいものを創って生きたいです。
学年に関係なく、一人ひとりが主体的に取り組むことで、お互い成長できると思います。

<NC>
今回は、「著作権をめぐる法改正」の記事が印象に残りました。
著作権問題について、罰則を与えることで解決策を見出そうとする点に疑問を感じます。世の中にあふれる無数のコンテンツについてや、ユーザー一人ひとりに、いちいち法を適応していては、お金も時間もかかります。
法があればそれを守るのが義務ですが、権力が介入しすぎることでによるデメリットが大きいことを踏まえ、技術面で抑止できるところは抑止できるようにしたり、ユーザー個人も必要最低限のモラルを身につけたりするなどの必要があると思います。

おまけ:皆とは意見が違うようだけど、やはり自分の子どもにはせめて小学校高学年になるまでコンピューターは使って欲しくないなぁと思ってしまいます。「もう、そんな時代じゃない」と言われればそうでしょうが。結局、ネットモラルは個人の価値観による部分が大きいですね。

ゼミの感想

☆NC☆


「著作権法の非親告罪化」

 現在の法律では著作者が訴えない限りは著作権法違反で取り締まることができない親告罪であるため、著作権法の非親告罪化によって、第三者の報告により無条件での逮捕を可能とする案です。今まであらゆる産業において、障壁となっていた海賊版を摘発するには非常に強力な効果を期待できますが、その最大の難点は「誰が判断するのか?」「どのラインがアウトなのか?」となっています。


「創作物を作る」ことにより「誰かの創作物と似ているもの」が出来るかもしれない。非親告罪化するということは、似ていただけでも逮捕されるかもしれない。つまり、クリエイターたちは労災も保険も無い世界で常に「著作権法違反」という恐怖と戦いながらモノを作る必要があるわけで、そんな危険を冒しても成功して夢をつかめるかどうかも全くわからない不安定な状態になります。こんなバカらしいことやってられないので、さっさと夢を捨てて無難に生きましょう、、喫茶店はとりあえず著作者が死後50年経過したクラシックと民謡だけ流せばOK。~という世界も起こりえるかも…!?なんて思ったりしました。


法律を作っている人たちはこういうことは考えたりしないのでしょうか…



☆三田祭☆
私はonline video businessグループに入りました。今まで余り接触する機会のない分野だったので、自分の中で新たなフィールドを開拓されるのでは、と期待しています。がんばります。

著作権と親告罪@ゼミ感想

■著作権の非親告罪化について
 ゼミにて質問があった、諸外国は著作権について親告罪を採用しているかといった件ですが、

 親告罪:ドイツ・オーストリア

 非親告罪:アメリカ・韓国・フランス

 ということでした。詳しくは、文化審議会議事録を参照してください。どうも親告罪を採用している国のほうが少ないらしいです。
 この議事録を読むとわかると思いますが、非親告罪化することで、被害者以外の第三者が訴えることができれば、権利侵害に対する抑止力が働くのではないかといった意見もでています。現在の世論としては、非親告罪化なんてとんでもない!という意見が多数派ですが、先生がおっしゃっていたように、登録機関に登録を行ったコンテンツだけ非親告罪化するといった「条件付き」の案もでています。
 しかし一方で、登録機関が設立されることで権利管理団体の強制力が強まるかも…といった危惧もあります。また同人誌に代表されるような二次的創作物が違反物として摘発されるかもしれませんが、だからといってすべてを摘発できるわけでもないし、権利者本人が容認している場合も結構あると思われるので、この問題もまたメリットとデメリットが混在しています。
この問題についてはこれからも注視していくことが必要でしょう。

■三田祭論文
去年の三田祭論文で苦戦したテーマにまたもや取り組むことになってしまいました。
昨年は結局結論がでず、ぐだぐだな内容になってしまったので、今年こそは納得いける論文を書きたいです。頼りないリーダーですがよろしくお願いします。

ゼミの感想

*三田祭論文
三田祭のグループが決まり、個人論文だとばっかり思っていたので、グループの良さを生かして、期待を超える論文にしたいと思います。大変だろうなと思いつつも、ワクワクしている自分がいたりします。

*NC
 今日の「広告」や「コンテンツの登録制度」、「著作権推進法案」のNCはつながるところがあり、広告代理店の収益構造、TV局の収益構造が絡み合って、複雑な権利関係がややこしくしているという印象を受けました。自社の利益を最大限にすることが企業としては当然のことですが、それを追求するあまり、日本のコンテンツが育たないというのが日本の現状だと思います。今まで日本は市場原理に任せた結果、独占的な業界構造になったり、資本力を持たない製作会社などが過酷な労働条件の下働かされた上に、権利を取られてしまったりという状況です。アメリカでは政策的にも介入したという歴史があるようでしたが、日本でももはや市場原理に任せてだけはいられないのかもしれません。 教育論については、インターネットを子どもが使うことによるいじめなどのマイナスな面に注目されすぎだと思いました。デメリットだけを見て、インターネットは使わせない!と言うのではなく、メリットも両方見て、どっちが大きいか比べてから決めればいいと思いました。

ゼミの感想

NC

一番気になったのは著作権の話だ。なんでもかんでも著作権の違反になってしまっていっているような気がする。これではネットの世界がおもしろくなくなってしまうと思う。昔からネットに馴染んできた人は、今窮屈さを感じているのではないだろうか。しかし、ネットユーザーが増え、現実社会の人口と変わらなくなってくれば厳しい規則があらわれるのは当然だろう。これからはさらにネットに関する法律が多く生まれてくるはずだ。今、なんでもありでおもしろかった世界が、現実と大差のないつまらないものになっていくか瀬戸際にあるとおもう。法律の介入を受け入れつつ、ネット独自のポテンシャルを引き出せる環境ができることが望ましい。
著作権の問題は環境問題に似ていると思う。規制すること自体が難しいし、いくら規制を厳しくしてもあまり意味はない。個人の意識の問題だ。コピーすること、それを買うことにに罪悪感を覚えないことが問題なのである。作品にたいする意識を個々が変えていかなければ解決しないだろう。


三田祭論文について

自分は最後までブーブー言っていた。しかしブーブー言っていても仕様がない。決められた枠の中で最大限のパフォーマンスができるよう努力したい。

6/11ゼミの感想

三田祭研究
メンバー(小川さん、北野さん、銭谷君)も決定し、リーダー(小川さん)も決まりました。
出来る人ばかりなので気後れしますが、私もグループに貢献できるように頑張っていきたいと思います。せっかくやるからにはいい研究にしたいです。また、アートが担当出来そうで嬉しかったです。

NC
Business Weekの記事から派生した広告業界(電通)の仕組みの話が印象に残っています。
今まで広告業界が市場を牛耳っているというのはイメージ的にはあったんですが、
そのからくりみたいなものがわかってなかったのでよかったです。
また、自分のNCは投票後残るとは全く思っていなかったのでびっくりしました。
みなさんの教育観が聞けたのが興味深かったです。
また世の中には価値観でしか決められない事柄があるという先生の話に全くそうだなぁと納得しました。

6月11日ゼミの感想

●三田祭
三田祭のグループが決まり、自分にとっては未知の領域
なので論文を書くなかで少しでも視野が広がるように
努力していきたいです。

●News Clipping
広告について、アメリカと日本の違いをとても実感しました。
アメリカでは、映画や放送などに国が介入するというのが
すこし意外でしたが、競争を導入するには民間の努力だけでなく
やはり政策によって既得権益を見直す必要があるのだと思いました。
(NTTの解体を読んでいても感じました。)
日本のこの広告のあり方が良いのか悪いのかは、
わかりませんが、スポンサー・広告会社・放送局・製作会社の
硬直した関係は、デメリットではないのかなと思いました。

コンテンツの再利用と非親告罪が関連して考えられるということが
参考になりました。
非親告罪は自分の身近なところに入ってくるので恐怖です。。
同人誌の分野が、成り立たなくなったら新しい人が育たない、でも
海賊版が出回っていては今のクリエーターにとってマイナス。
全体的に見て、警察が入って検挙していけるようになったら
恐怖だし、言論統制まがいのことがおきることだけは
やめてほしいです。
しかし、非親告罪が適用されてどこまで効力があるのか未知数
なのではっきりとはわかりませんが・・・

ゼミの感想

三田祭論文のグループが決まって、楽しみになってきました。不安もかなりありますが、、

ニュースクリッピングでは、著作権の話が印象に残りました。
デメリットが多いように感じましたが、少し理解が追いついていない部分もあるので
自分なりの検討が必要だと思いました。

ネットモラルでは、私は10歳よりも前に使わせてもよい派に手を上げました。
ネットに限らず何事も(例えばテレビとか)悪い面はあるので、その使い方が重要だと思います。
塾講師のバイトをしていて、生徒がDSで英単語を覚えたり、
ネットで調べものをするということもあると感じているので
使い方をきちんと教えれば、よいのではないかと思います。
親が見守るというのも大切ですね。

6月11日(月) ゼミの感想

三田祭論文
 映像コンテンツのネット配信(Online Video Business)ということで思いつくのが、放送と通信の融合、テレビのネット配信、動画配信サイト(YouTubeやニコニコ動画も含む)…。
 この程度なのですが、とりあえず今持っている本や「日本の論点」などを頼りに問題意識を広げていこうと思います。やることは他にもあって大変ですが、最低限他のメンバーに迷惑をかけないようにはしたいものです。

NewsClipping
 TVのネット利用促進に関しては、「テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか」(日経BP社)という本に似たような話題が載っていたような気がするので、もう一度読み直してみたいと思います。
 ネットモラルに関する話では、いろいろな考えが聞けてよかったと思います。特に、「親が使っているのに子供にだけネットの使用を規制したり、まわりの人が使っているのに自分だけ使えないというのは嫌なはず」というのは印象的でした。自分もかつてそういう経験をしましたし、それで周囲から取り残されている感じを味わったのも確かです。
 自分はゼミでも発言したように、10歳などと境界線を定めることには何の意味もないと思いますし、「使わせない」などというのは極端に感じます。ネットと身体的な体験とはまったく別の議論でしょう。要は子供をきちんと管理して、正しい使い方を教えれば何の問題もないと思うのですが…。それができていないからこういうニュースが出てくるのかもしれませんし、学力低下が指摘されている今日、ネットリテラシーを学校で扱う余裕もないのかもしれません。

ゼミの感想

 いよいよ三田祭に向けて始動したという感じだ。個人的には、グループ研究で助かったという感じだ。若さを言い訳にするのも良くないが、自分の中での問題意識というのはないに等しい。ここでのグループ研究を糧にして、自分のアンテナを伸ばすいい機会だと思う。
 話は変わるが、とうとうメディアコムのエグさを実感し始めた。ご存知の通り、金ゼミはエグイといわれるがそれだけではない。水曜日に取っている安倍先生の授業の取材で、自分で取材して、プレミアで編集するという課題もある。そして、本業の学部の勉強。あと、一ヶ月でもうテスト!!今頃になって、自分はメディアコムにいるんだぁと思った。

 News Cliping
子供に対してネットを使わせるべきかどうかの議論が印象的であった。この議論は倫理的問題で、十人十色の議論であった。まったく使わせないというのはだめだが、制限を加えた上で子供にはパソコンに触れさせるべきである。長時間触れさせるとさすがに子供の教育に害を与える。しかし、wordやexcelなどのファイルに触れることは子供にとっても重要だ。奥が言っていたが、確かに現代は「読み・書き・そろばん」から「読み・書き・パソコン」の時代になっている思う。

ゼミの感想(6月11日)

今日は最後のほうで抜けてしまい申し訳ありませんでした。
東大のコンテンツ創造科学プログラムの1つである展示・出版Produceゼミのmeetingがあったので、7時には間に合うように金ゼミを出るはずが、結局金ゼミでの著作権の親告罪etcの議論が面白くて長居しすぎてしまいました。駅についたら「もう終わった」メールが先方から届いており、金ゼミも最後のNCだったので、そのままとぼとぼ家路に着いた次第です↓
(あ、今度そのproduceゼミで写真家の展覧会を企画しているので来て下さいね♪)

さて、今日のNCですが、著作権推進法案についての議論が面白かったです。あと個人的には、広告業界についてのNCも議論できる場を頂き幸いでした。でも出来れば、広告が好きで広告業界を志望している方からもっと意見を聞きたかったです。今回のようなトピックは、日本の場合ですと、双方のバランスをとりながら議論を進めていくと見えてくるなにかがある気がするので・・・。なんかもっと全体的に色々な意見がでていたら面白いものになっていたかなと思いました。
現状ですと、発言する人が限られていて偏りがあると思うので、発言していない人はもっと積極的になってほしいかな・・・というのが今日の結論です。みんな個人で1vs1で話すと色々知ってるし考えているのに、それを大勢がいる場で発言しないのは本当に勿体ないです!!(議論でなにが適切で何が適切でないかは本当に未知数です。なにか意外な発見があるかもしれないので、とりあえず言ってみる、そして慣れる、ようにするのがベターではないでしょうか?)

6月11日ゼミ

今日は、三田祭に向けてのプロジェクトが始まったこともあり、みんなNCにあんまり集中できていない雰囲気でしたね。これから、頑張りましょう。

・Behind those web mergers (Business Week)
今まで、広告の枠が有限だったのに対して、これからは個人情報、targeting technologyという新しい変数が出てきて、プラットフォーム間でattentionをめぐる競争が起こりうる。その結果、個人情報やデータのtargeting technologyを持った会社が買収劇の主役となると予測している。
個人のプライバシーと経済的利益や利便性というメリットのバランスがこれからの課題である。

・コンテンツ流通に力点 (読売新聞)
知的財産推進計画2007に関して。木曜のメディア融合論の授業でも、以前からよく扱われている話題で、重要なトピックだと思う。
コンテンツの流通を促進する政策手段として、内閣府は任意制の登録制度を検討している。メリットとしては、取引費用を低下させることで、市場が透明化し、潜在的取引相手の増加が期待される。逆にデメリットとしては、集中管理により権利者の権利が阻害される懸念がある。また、放送局などの事業者が登録するインセンティブが少ないことから、優遇税制を設ける案や登録したコンテンツに関して非親告罪化するなどの案が考えられている。

・著作権が脅威になる日(朝日新聞)
非親告罪化は、2次的創造への萎縮効果が大きく、メリットとデメリットを比較するとデメリットの方が多いのではないかと感じた。海賊版の摘発を容易にすることは確かに重要で、被害額は2兆円以上と推定されている。今まで、日本がコンテンツの内容に全く政策的介入しなかったことが、独自のポップカルチャーの発展に寄与しているという指摘もあり、表現の創造と利用のバランスについて、さらに考慮する必要があると思う。

・ネットモラル 10歳までは使わせない(読売新聞)
子供のネット利用を制限すべきなのか、それぞれのゼミ員の価値観が披露された。
もちろんネット利用だけではダメで、現実の世界で身体感覚を養い、本を読むことの優先度が高いという点では一致した。
隠れて使われると困るから危険性をきちんと教えた方がいいのか、できるだけ意識させず、使わせないことがいいのか、という点で、性教育とのanalogyがあるという指摘もあった。
個人的には、いじめとネットの因果関係が立証されているかのような、新聞の書き方が気になった。

ゼミの感想

今日のゼミはあまり積極的に参加できませんでした。朝から体調があまり良くなく、ゼミの時間もぼんやりしてしまうことが多かったです。ゼミの感想を書こうとしても、今日はノートもほとんど取っておらず、あまりよく覚えていません。せっかくのゼミの時間を有効に使えなかったなと思い、とても反省しています。

体調が悪いと何事にも上手く取り組めないので、これからは体調には十分に注意したいと思います。三田祭に向けてのグループでの活動も始まったので、同じグループの人たちに迷惑をかけないように、風邪には気をつけたいです。

2007-06-11

0611のゼミ

[三田祭論文に関して]
特にClosedでやる必要も無いと思うので、公開しておくと、Lingr使ってやります。Lingrって何?て方はGoogle先生に聞いてみてください。

[News Clippingに関して]
著作権を親告罪(著作権法123条、119条1号)から非親告罪にしようではないかというNewsがありましたが、反対です。法律論だと、「親告罪は犯人を知った時から6ヶ月以上経過後は原則告訴できない(刑訴235条1項但書)」とか、告訴権者の論点とかありますが、それは刑事訴訟法の専門家に任せておいて、著作権法の目的である、「文化の発展に寄与する」という観点から考えてみます。
この問題は思うに、海賊版の摘発とかp2pを解した違法DLなどでの問題もあると思いますが、それ以上に同人誌に代表される、日本カルチャーへの影響を危惧します。

最近話題になった事例だと、「ドラえもんの最終話を勝手に創作し、販売していた」という話が世間を賑わせました。多くの同人誌について、出版社は黙認しているようですが、今回のケースではあまりにも有名になりすぎて、小学館に問い合わせが殺到しすぎたというのが、直接の原因と聞いています。

詳しい話は出版社・製作者からは聞いて無いので、創造の範疇を逸脱できませんが、出版社や製作者側に同人文化を完璧に規制することはできないでしょう。

1つに、同人文化が漫画・アニメ界の人材の育成・発掘に大きな役割を果たしていること。現在第一線で活躍している漫画家やイラストレーターの中にも、同人出身の人の占める割合は大きいでしょう。

2つ目は、二次創作それ自体は原作の売り上げを減少させない、寧ろ促進させる効果を持つということでしょう。二次創作はファン活動を促進させる効果があり、同人で始めてその作品を知った人に原作を購入させる要因と成りえます。また、海賊版と違い、原作の売り上げに負の影響を与えることもありません。

ちなみに、アキバのまんだらけでは、同人誌を高額買取する傾向があり、この同人誌は8000円以上で買取していた気がします。そして、1万円以上で売るんでしょうが、いつ行っても品切れです。

今回のニュースの視点は、Law, Economy, Culuture, (tech)という素晴らしく4つの視点から物事を見てます。これぞ金ゼミの理想とする形…

経営者のIT意識低く

『経営者のIT意識低く』
2007年6月6日(水)
日本経済新聞 朝刊 総合 2

【要訳】
全日本空輸の国内線システム、NTT東西地域会社のIP(インターネットプロトコル)電話網など情報システムの障害が相次いでいる。継ぎはぎ的なシステム増強や技術の世代交代のひずみなどの問題が指摘される。特にIP電話の渉外は、旧来の電話網からIP通信網への技術の世代交代のはざまで起こった。旧来の電話網に継ぎ足す形で徐々にIP網を増強してきたため通信網全体の管理が難しいという。

この背後にはITに対する企業経営者の意識の低さという構造問題が横たわる。日本企業はIT投資を主にコスト削減と位置づけており、サービス向上など経営の根幹と位置づける企業が多い北米企業と大きな差異があった。ITを本業の根幹に関わる問題と位置づけていて、自らも積極的に理解しつつ、資金と人員を十分に投入して開発・管理体制を整備する経営姿勢が必要だ。

【感想】
「2010年NTT解体」や「ウェブ進化論」でも何度か取り上げられていましたが、日本の企業経営者の中でのインターネット、ITに対する意識はかなり低いものがあると思います。9日(土)の同紙で米アマゾンのベゾスCEOのインタビューが取り上げられていますが、「あらゆる産業でネットの活用が当たり前になるとともに『ネット企業』などというくくり方も廃れるだろう。」というコメントもあります。日米のIT、インターネットに対する評価の差異を感じるとともに、今後新しいビジネスモデルを考える上でどちらが環境として最適かということを考えてしまいます。バックアップ体制、優秀な人材配置もすべて経営者の意識問題に直結しているように思えます。「システム障害大国」から脱却するために、今日の経営者たちの意識を変革するとともに新しい世代を担う僕らもその意識を高めていく必要があるのではないでしょうか。

参考までにここでは経営者の意識と共に、内部監査の重要性について記載されています。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0503/24/news026.html

【議論したいポイント】
● なぜここまで日本とアメリカでIT、インターネットに対する意識の差異が現れてしまったのか?
● これを改善するために国内でやるべき事とは?単純にITの信頼性を高め、経営者たちにアピールするだけで十分なのか?

2007-06-10

NC:定性調査の協力者ネット上で募集

定性調査の協力者ネット上で募集 (日経産業新聞6/4)

要約
「ネット調査のクロス・マーケティングは4日、座談会や会場テストで消費者の生の声を分析する『定性調査』の協力者をネットで募集できる専門サイト『座談会ジェーピー』を立ち上げ、ネット調査のリサーチパネルと共同で運営する。
利用企業は、年齢や性別、職種など属性を指定して対象者に告知でき、協力者をネット上で簡単に募ることが出来る。料金はシステム利用料やリスト作成料などを含め、6万~20万円。」


感想
「消費者の声を重視しています…」「消費者の声を形に…」といったことを、企業側が言っているのを以前からよく目にしたり耳にしていた。そして私はその度に半信半疑の気持ちに至っていた。
商品についている葉書や織り込まれるアンケートか…思い当たるものを考えると、その面倒さに、いわゆる「一般的な消費者の声」というのが本当に集っているのかが疑問に思えた。
しかし、ネット化により「消費者の声」というのが得やすくなってきたのだと思う。
それは、ここにきて、無印良品だったり、mixiと協力した化粧品だったりと、ネット上の意見を集約して商品開発に結びつける企業の動きが目立つことからも伺える。
消費者の声を得やすい環境が整ってきた以上、それを積極的に利用する企業と、そうでない企業とで大きな差が生じることになるだろう。
「リサーチ対象の意見」しかも「偏りのない意見」を、多く、素早く 集められるか否かが勝敗に繋がると考える。


議論したいポイント
・リサーチ会社の抱える会員以外からも、ネット上の消費者の声を集めることができるか?
・それと関連して、ブログ検索の意義とメリット・デメリットについて。

ゼミの感想

 2ちゃんねるの話題は興味深いものであった。無秩序な投稿が目立つものだが、その投稿の編集を政府がするとなると検閲になる。しかし、今のままだと人権を侵害するような投稿が存在する。最近のゼミでも話題になるが、2チャンネルについてもバランスが重要なのだと思う。いくら2チャンネルが人権を害するからといって、それ自体を廃止すると多大な影響を与える。なので、バランスを保てるようにすべきだ。(具体的な案は解からないが)



 Saasについては、はっきり言って知らなかった。このシステムのことを皆が当たり前のように喋っていたので、自分のアンテナをはっきりと伸ばさないといけないなぁと思った。



 森さんの話


 新しい商品を売る際に、心理学的に説いていた点が印象的だった。それは社会的認知によって商品が売れるというものである。自分も社会的認知によって大衆が疎外感を感じ、商品が売れるものだと思った。