2008-04-20

ブログ移転のお知らせ

金正勲研究会のブログは2008年度移転いたしました。

新しいブログはhttp://kimzemiblog2008.blogspot.com/です。

活気のある新入所生も新たに加わり、今後は一層議論を盛り上げて生きたい次第でございます。

今後とも金正勲研究会をよろしくお願いいたします。

金ゼミ一同

2008-04-09

パラダイス鎖国の感想

 本書を読んで、いろいろとキーワードや名付けがされていておもしろいという第一印象を受けた。特に本の最初から最後までよく使われていた「混沌」に関しては、混沌から抜け出すことを恐れるなと書いてあったが、混沌から抜け出すには多くの力が必要ではないかと思った。中国の故事で混沌という皇帝の顔に一日ずつ目、鼻、耳の穴を付けていったら7日後には皇帝が消えていなくなってしまったという話を思い出した。本書に多い名付け・キーワードもある意味で、混沌から抜け出すための手段であったと思うが、この場合短い単語でも、パワーを持っていなければ「キー」ワードにならない。よって、目や鼻を顔のどの位置に置くのかも重要だし、そもそも目・鼻・口を選ぶということ自体が大変なことかもしれない。

 著者は、ゆるやかな開国を、一般の人の意識レベルでの変化によってと提唱しているが、それが混沌に穴をつける作業だったら、一般人のゆっくりとしたスピードで行なうのは難しいことではないかと感じた。人の意識というものは大きなイベントがない限り急に変わることはないと思うし、いま在る意識というものもゆっくりと培われてきたものだからだ。これを小さな団体で行うには一人の小さな変化が大きく影響・反映すると思うが、国レベルで行うとなると理想でしかなく、メディアなどの即効性があり影響力をもつモノの力が必要なのではないかと思った。

 そもそも、私は外国より国内という内向思考を持っていないし、そこまで周りも外国より日本を選ぶという傾向が強いとは感じない。しかし、著者の言うようにマイノリティーの数が大きくなっているとして、それが「もったいない」のであるならば早期の治療が要ると思う。確かに、産業に関して、日本の製品が日本で完結しているというのは「もったいない」と思う。例えば日本のデジカメは、外国では評価が高く、受容があるようだ。もしこれが、外国からの開国要求があれば日本は動くというスタンスだとしたら、江戸時代の本当の開国から何も変わっていないのかもしれない。日本のこの体質はよき文化でもあり、「もったいなく」もあると思う。

2008-04-06

パラダイス鎖国を読んで


 さらっと読みやすい本ではあるが、キーワードが多い本でもある気がした。
「パラダイス•鎖国」「厳しい•ぬるま湯」のように、一見対立するような単語を合わせる言い回しは、とても印象的だし、的確に事象を捉えている表現だと思った。
 この本は様々な捉え方ができる本であるが、筆者が最も伝えたかったのは「このままでは日本はまずい」ということだと私は思う。
 先日、「日本のODAが5位に転落した」というニュースがあったhttp://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY200804020372.html?ref=goo
 それとともに、BBCの国際世論調査では「世界に好影響の国として、日本とドイツが首位」ということが発表された
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7324337.stm

 つまり、日本の国際競争力は落ちているが、未だ世界に対する影響は強く
「まだ、立て直しができる」時期だと思う。パラダイス鎖国のp.116では
「いまの日本なら、新しいものを作り出すための途中の無駄やコストを負担する余裕がまだある。その余裕すら失ってしまう前に、新しいものを作り出すための一歩を踏み出すべきなのだ。」とある。

 今の日本に必要なのは、何なのであろうか?
パラダイス鎖国で言及されているように「新しいグローバル化の公式(コンテンツ産業などの新た私意分野)」「厳しいぬるま湯」「ゆるやかな開国」は最もであると思う。
 それと共に、その全ての事象の根本にある「日本人の精神を」再度見つめ直す機会が必要だと思う。
日本人の精神って何ぞ?と思われると思うが、よく「褒める米国、けなす日本」という言葉を耳にしないであろうか?
http://news.goo.ne.jp/article/nbonline/business/nbonline-149475-01.html
日本人は、高度経済成長したときも、子供を教育するときも、現在の仕事でも
「危機感」によって動かされていることがとても多い気がする。つまり、「危機感駆動型」の日本と「希望駆動型」の米国と言い表せることができると思う。。パラダイス鎖国には、日本
もアメリカも「パラダイス鎖国」の状態になった、と言及されているところがあったが、同じパラダイス鎖国でも、至った経路(精神的思考)が違うと思った。
 日本人の「危機感駆動型」は、高度経済成長時代にはとても有効ではあるが、現在では「希望駆動型」をより強く意識していくべきだと思う。イノベーションが置生じやすいプラットフォームを社会全体で創造していくべきなのである。。。

 始めの話にもどるが、私は『「パラダイス•鎖国」「厳しい•ぬるま湯」のように、一見対立するような単語を合わせる言い回しは、とても印象的だし…』と書評した。
私の考えすぎかもしれないが、「希望」と「危機感」を感じさせる単語を、一つのキーワードに融合させる筆者の作風には、「日本には、希望と危機感をよりよいバランス(融合)させ使っていくべきだ」というニュアンスを含蓄させていたのではないか?と読み終えた最後で思ってしまった。みなさんはどう思いますか?そんなところで感想を締めくくります。

2008-04-04

パラダイス鎖国

海部美知「パラダイス鎖国」を読んで、印象に残ったキーワードを5つあげます。

「厳しいぬるま湯」
「内なる黒船」
「試行錯誤」
「混沌」
「ゆるやかな開国」

この5つのキーワードはどれも、私自身への問いかけと組織の運営(私の場合は金ゼミ)への問いかけを喚起するものでした。
そして、どれもが私が創りたい金ゼミ像に当てはまりました。

試行錯誤を繰り返しながら、そこから生まれる創造性によって、混沌を抜け出せる力を持つ『内なる黒船』的存在を育成する=金ゼミ=厳しいぬるま湯

って感じかな。「ゆるやかな開国」は「外部発信」という意味では金ゼミのこれからの課題かなと感じています。

この春休み、自分のキャリア計画を考える時期であり、同時に金ゼミの運営をどうしようか考える時期だったので、このタイミングでこの本「パラダイス鎖国」に会えたことは自分自身のこれからにしろ、金ゼミの運営にしろ自信とモチベーションを与えてくれました。

その中でも、一番印象に残った言葉が「内なる黒船」です。
試行錯誤を繰り返す忍耐性と、「混沌」から抜け出すエネルギーと創造性を兼ね備えた人が「内なる黒船」として日本の「鎖国」的な産業構造や社会を変化させていける。
この著書から、日本こそ、その閉鎖的な特徴から「内なる黒船」を最も欲している国ではないかと感じました。また同時に、自分自身の将来像が「内なる黒船」的な存在と重なり、そのような存在になるには自分にはどう行動すればいいのか考えたいです。

この本を通して、金ゼミの組織のあり方についても考える機会がありました。
金ゼミ生は全員が「内なる黒船」になるポテンシャルを秘めていると確信しています。
金ゼミ自体が「内なる黒船」の多様性を許容する「厳しいぬるま湯」的な組織になればいい、というかそう創っていきたいと強く思います。

そうするには、どうすればいいか。自分なりに考えてみました。
1、流動的な社会と共に歩くには、情報収集を日々心掛ける
2、変化を恐れない。それに対応できる力を持つ
3、外部発信をする。外の世界との交流をする
4、海外を知り、自国を知る。海外での自国を考える(ブランド形成に繋がる)
5、混沌を恐れない
6、既存の概念に囚われない。多様性を許容する

・・・きっとまだまだあるのだろうけれども、今パッと思いつくのはこんな感じかな。
この6点は自分自身に言い聞かせたいこと、まだ行動に移せていないけれども実行したいことが多いので、この本との出会いを機に明日から一歩前進していけるように努めたいと思います。

2008-03-30

パラダイス鎖国を読んで

パラダイス鎖国というとても印象的な題名で、どんな本なのだろうと不思議に思っていましたが、読み物として、考え方としておもしろかったです。

二点、特に感じたことを書きます。

海外への憧れがなくなったと書いてあった時、私は初め果たしてそうかなぁと思いました。高校時代の友人などはよく「ハーフの子供ってホントにかわいいよね~!!!私ガイジンと結婚したい!」とか「私アメリカ人に生まれればよかったなぁ、だってスタイルいいじゃん。」とか言っていたのを思い出したからです。彼女達は外国(特にそれは欧米を意味する)に憧れを持っています。しかし、それは良く考えてみれば、容姿に関する憧れです。みなハリウッドの映画や海外のドラマに出ている俳優を見ているからそう思ったのではないかと思います。実際に欧米に行った友人達は「アメリカ人ってみんな太ってるんだよー。」と落胆した感じで言います。「食べ物もおいしくなし、量多すぎるし。」と次から次へとグチが出てきます。私は「あの時の憧れはなんだったの??」と思いましたが実際見てしまうと憧れという物は消えてしまうのもかもしれないと感じました。憧れはそのモノを見たり、触れたりする事がなかなかないことから生まれるのではないかと思いました。あらゆるモノを見たり、聞いたり、触れたりする事が出来る現在の世の中では憧れは生まれにくいのかなという結論に辿りつきました。

日本では海外向けの製品というものは作られていないと確かに思います。日本は日本の市場に収まっています。しかし、その意識のない市場から海外でのヒットが生まれることもあります。アニメやマンガなどがそうです。アニメやマンガなどのなかなかそれを測ることが出来る尺度のない文化的な市場はそれでもいいのかもしれません。しかし、文中に出てくる携帯の市場などはもっと意識をして売り出すなら売り出していくべきなのではないかと思います。ともかく日本は国としてどうありたいのかとしての意識を国民全員が持つという事が重要だと思いました。現在は持っている人もいると思うが少数なのではと思う。国民として強い意識が必要だと思います。ただ海部さんのおっしゃるように「ひきこもり」になるのはまずいです。自国だけに目を向ける事は危ないし、いろいろな見方を知って、考えを持つことが大事であると私は思いました。

2008-03-27

気になった記事③


三洋の携帯事業獲得を争ったソニーとシャープ「国内縮小」戦略 (ダイアモンド)
 URL: http://diamond.jp/series/inside/03_29_004/
 
 概要:ソニーがNTTドコモ向け携帯電話端末の生産・開発の中止を検討していることが表面化した。ソニーはスウェーデンのエリクソンとの合弁会社を通じて、「ソニー・エリクソン」ブランドで、世界で携帯端末を販売している。国内では、ドコモとKDDI向けに供給しているが、今夏以降はKDDIに特化、ドコモ向けには端末を他社からOEM調達する。ソニーは「国内縮小・海外強化」の路線を鮮明にしてきた。2007年の携帯電話の世界市場は11億4400万台。うち、日本市場は5150万台で、構成比はわずか5%にすぎない。長らく、10社以上のメーカーがひしめく乱戦が続いていた携帯電話の国内市場では、三洋や三菱電機が撤退を表明した。ソニーやシャープのように、グローバルな携帯事業への投資余力がないメーカーの再編淘汰が進むのは必至である。

 感想:「パラダイス鎖国」でも取り上げられていた、日本の携帯事業である。やはり、国内市場は飽和状態だと言えるだろう。このような状態になった要因は、パラダイス鎖国で言われていた点も挙げられるが、もう一つ言える点として、通信キャリアが独占的な免許事業を盾に販売インセンティブを徹底し、販売網まで独占していたことが挙げられるだろう。つまり、メーカーブランドが育たない環境を徹底的に構築してしまったのである。こうした体制の中で、端末メーカーは通信キャリアの要求に否応なしに従う形で、キャリアブランドの端末を開発することに専念してゆくことになってしまった。そのような構造がなければ、端末メーカーが海外展開しやすい状況があったと思う。


②ミスチルらの楽曲の演奏・合唱、ユーチューブに使用許可 (朝日)
 
 URL:  http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200803270228.html?ref=goo

 概要:ミスター・チルドレンやスピッツら人気バンドの楽曲の著作権を管理するジャパン・ライツ・クリアランス社(JRC)は27日、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」を傘下に持つグーグル社と、同サイトでの楽曲使用を認める包括許諾契約を結んだ。同サイトでの楽曲使用をめぐる大型の許諾契約は国内では初めて。同サイトでは著作権者の許諾を得ていない違法な映像・音楽の利用が問題になってきたが、映像に付く音楽については合法利用への道が開ける可能性が出てきた。

   感想:や最初、ミスチルの音楽をYouTubeにアップすることが合法になるのかと思い込んでしまったが、ミスチルの楽曲を演奏した動画をアップすることが合法になるということらしい。僕は賛成である。著作権については、沢山議論されているが、法による規制では制御できないと思う。法ではなく、もっとビジネス的な手法で解決(動画サイト、著作権者、ユーザーにとってwinなモデル)していくほうが現実的だし、コンテンツにとっても良い影響があると思った。



2008-03-13

気になった記事

気になった記事を紹介します。


【3月6日読売新聞】携帯利用者の親が「フィルタリング」対象サイト設定 要請へ/総務省
 総務省は5日に接続できないサイトの範囲を見青年の親が自由に選べるようにキャリアに要請した。KDDIとドコモがホワイトリスト方式・ソフトバンクがブラックリスト方式を採用しており、総務省としては携帯コンテンツの衰退を招かぬよう閲覧範囲を広げる為にブラックリスト方式を薦めている。
携帯サイトの健全性の認証と青少年の保護を目的とした第三者機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(仮称)」は,審査を通り認証を得たサイトについては,フィルタリングの対象としないよう促していく。認証の審査は2008年4月から開始される。

【感想】
青少年を携帯電話を媒体とした犯罪から守るという意味では、フィルタリングは素晴らしいものだが、その携帯サイトの善悪を第三者機関がどう線引きするのかということがフィルタリングの最大の課題である。一つのサイトで様々なサービスを展開しているサイトには、犯罪の可能性はあらゆるところに点在しているのが殆どである。特にSNSなどのコミュニケーションツールとしてのサービスは、そのサイトの運営者がいくら監視しても、監視しきれない要素が必ず出てくる。よってSNS等のコミュニケーションサイトは第三者機関の裁量によってその将来が大きく変化することが否めない。勿論、青少年の親が様々なウェブサイトのことを熟知しており、ブラックリストに挙げられるのであれば問題はないが、大体の親が現在の携帯サイトのコンテンツについて理解が深いとはなかなか考えられない。よって、青少年の親が自由に携帯サイトの閲覧範囲を指定するのは現実問題難しいのではないだろうか。また、それが規制されるとしたら、何か携帯サイトを通じて大きな問題が起こった後からになると思う。
また、携帯サイトの運営主体であるコンテンツ事業者もフィルタリングを考慮して大胆な活動は行えなくなるのではないだろうか。携帯電話の機能では先進国である日本のコンテンツが疲弊してしまう恐れがフィルタリングにはあることが否めない。
 私はフィルタリングのような物理的な制限をしくと同時に、教育機関や警察、地方自治体などと連携してコンテンツに対してのリテラシー教育をまず広めるような政策を打つべきなのではないかと感じる。親も、先生も、警察も、地域の人々達のリテラシーを育成し、健全なコンテンツとフィルタリング規制が両立できるようなサービスが実現してほしい。

②【3月18日経済界】クールジャパンの旗手 アニメがんばれ!
 日本のアニメーションは、海外でも評価が高いものの、少子化や労働環境の劣悪さ、人材不足などの問題から国内では徐々に停滞しつつある。国内のアニメ産業の健全化こそ持続的な海外転換に繋がるのだが、現在の状態では将来の雲行きも怪しくなる。

【感想】
Youtubeなどの動画共有サイトの出現やデジタル化によって日本のアニメが世界中で簡単に視聴することができるようになり、日本のポップカルチャーやコスプレ等のサブカルチャーが世界中でポピュラーになっているが、新たな人気アニメが出現せず、視聴率もプライムタイムなのにも関わらず二桁に満たないという問題が出てきている。このままでは持続的なアニメコンテンツの輸出には限界があるのではないだろうか。日本のアニメやポップカルチャーは現在の状況に満足せず、持続可能なサービスを行えるように労働環境の整備や人材育成、そして海外進出に力を入れていかなければならない。国内アニメ企業は決して将来を楽観視できる状態ではないことを念頭にいれておく必要があるのではないかと思う。また、同時にアニメビジネスを成り立たせる為の海賊版防止規制も、文化の普及と規制のバランスをとりながら積極的に行っていくべきだろう。

最近気になったニュース

フジテレビジョン、10月1日付で認定放送持株会社に移行
 [東京 13日 ロイター] 
フジテレビジョン<4676.t>は13日、10月1日付で認定放送持ち株会社体制に移行するための準備に入ると発表した。
現フジテレビジョンを認定放送持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス(仮称)」とし、地上波放送事業を事業会社として分割する予定。フジテレビでは持ち株会社化の目的に関し、放送事業を核としながらも、放送以外の周辺事業領域にも経営資源のさらなる選択と集中を推し進めて、外部との資本・業務提携や事業再編を積極的に行っていく必要があるとしている。認定放送持株会社への移行には総務省の認定が必要になる。

 (意見)放送持株会社化して、今の放送局の構造に改善が見られるかは、疑問が残る。
    ①キー局と地方局の関係②放送と通信業界の関係。。。。私的には、さほど劇的な変化が生まれるとは思わないのですが、皆さんどう思いますか?


テレビCMから車内広告へ。交通・屋外広告が5年連続増と絶好調
 『週刊ダイヤモンド』 http://diamond.jp/series/inside/03_01_002/
 電車内で液晶モニターを使って動画を流す映像広告が、広告主から引っ張りだこの状態だ。
広告市場全体が低迷するなかで、交通・屋外広告の伸びが目立っている。テレビ・新聞などマスコミ4媒体の2007年の広告費は前年比2.6%減の3兆 5699億円と三年連続で落ち込んだのに対し、交通・屋外広告は2.3%増の6632億円となり、5年続けて前年実績を上回った(電通調べ)。

 (意見)単純なPVの数より、広告を見る人間の場所や行動も、大きく広告効果に関係すると思う。私的には、最近、テレビのCMよりも電車のCMの方が見てしまう傾向にある。広告効果の測りかたは、変わっていくかもしれないですね。。。


いつもNCより大分フランクにしました。。。問題ありでしたら消してください。

2008-03-08

韓国 「実名制」効果は未知数

【出典】
読売新聞 08年3月7日朝刊

【概要】
韓国ではインターネット上で誹謗、中傷や個人攻撃で自殺者が出るなどの事件が相次いだ。
そこで、2007年7月、韓国は関連法を改正し、掲示板に書き込んだ人物を特定出来る「制限的本人確認制」(インターネット実名制)を導入した。
また、悪意のある書き込みなどの被害が通報された場合に、サイトの運営者の判断で情報への接続を一時的に社団出来るようにした。

【感想】
韓国では事件が相次いだため、何らか政府が策を立てないといけないという風潮になって実名制がとられたという印象だ。
インターネットの規制の形は以前から気になっていたが、強い効力を発揮する法が作られたのは大きい出来事のように思う。
匿名性によって、大きなメディアになったともいえるインターネットがこれからどのように変容していくか気になるところだ。

【議論点】
・インターネットと規制
・実名制について

2008-02-05

2007年度ゼミの反省

2007年度のゼミの反省です。下記のURLをクリックしてください。

2008-01-26

1月18日(金) ゼミの感想

僕もアップするのを忘れていました。すみません。

来年のゼミについて
 特に三田祭論文について、いろんな意見が出ていました。
 あれからいろいろ考えた結果、個人的には、基本的にはゼミ生それぞれが独自に研究テーマを決めるというスタイルのほうがいいと思うようになりました。しかしそれについては、ひとりひとりがモチベーションを維持できてさえいれば、またみんなの中できちんと議論を重ねて合意をすれば、あとは「どちらをやりたいか」の問題なので、何を選んでも大きな間違いはないでしょう。
 「三田祭論文から得たものは何もなかった」という趣旨の発言をしましたが、それについては今まで述べたことも含め、自分の取り組みを反省したいと考えています。
 残りの点(NewsClippingなど)は、いろいろやってみればいいのかな、という気がします。無責任ですが、それも「選択」の問題だと思っています。

最後に
 1年間お世話になりました。これまでゼミで学んだことに対する興味を維持するよう、心がけたいと思います。

2008-01-25

ゼミの感想

 先生と面談して、最後のゼミの感想をアップしていないことに気がつきました。
最後のゼミでは市場を創るを少しやり、あとはゼミについての話し合いをしました。
来年自分がどうしたいか決まらずにゼミの運営について話し合うのは正直つらかったです。でも、みんなの意見が少しまとまり、指針が見えてきたのでよかったと思いました。
2007年度いろいろとお世話になりました。


今日先生と面談してきました。

今まで自分の意志で動いてこなかったことを反省しました。2008年はしっかりと自分の頭で考え行動し、大きくなっていこうと思います。

2008-01-16

1/7 ゼミの感想

2008年の二大抱負
・過去の経験を現在につなげるよう努力を怠らない
・忙しさを外に出さない&女性らしさを忘れずに生活する

市場を創るを読んで
・どの章も前回同様例が多く論理的でわかりやすかったが、特に11章は抽象的な事まで考えさせられてしまった。談合の利害関係を洗い出した際、全ての社会構造がこれに当てはまっていると思った。会社間だけでなく、政治経済全ての、モノ・人・サービス・資源が動くとき、各個人・各会社のincentiveは異なる(or 時にshare)。その配分をどれだけ把握しコントロールするかが、人間関係でもプロジェクトでもスムーズに動かすコツだろうが、同時に自分の理念となる核を捨てずに動き回りたいものである。

2008-01-11

1/7 ゼミ感想

☆今年の抱負
人に会うこと。あまり接点ない人とも話すこと。
サブ:新作アニメを全部見ること。

☆市場を創る
 担当パートは「他人のお金を管理する人々」でした。
 会社法等を学部ゼミで学んでいる私としては、この章でかかれていることは当たり前だという先入観をもって読んでいきましたが、よくよく考えを突き詰めてみると、市場経済の中にあって株式会社は組織(中央集権的)であるという一見矛盾している事実を考えさせられました。
 どこかで読んだ(聞いた?)ことがありますが、
「市場経済が最高の仕組みなわけではない。ただ今は、市場経済が一番「マシ」な仕組みなだけである。」
 株式会社も今現在では一番マシな仕組みであるというだけなのでしょう。長期的にみれば、将来は市場経済でもなく、株式会社もなくなっているかもしれない。
 主観的な意見ですが、本書はあまりにも市場経済万歳!な雰囲気でかかれているような気がしてひっかかります。

1/7ゼミの感想

○今年の抱負
自分だけを見つめる姿勢をとりたいと考えています。他者と比べて自分の強みや弱みを発見するのも重要ですが、それ以上に今は自分の問題意識を深めていくことを大事にしたいです。ゼミでも言ったとおり、ある程度完成しそうな考え方でも「本当にそれでいいのか」、構築した論理が根底から崩れてもいいくらいの気持ちで物事に取り組んでいきたいです。飾らない自分がステキだと思います(笑)

○「市場を創る」について
今週のパートを読んでいると、中小企業というのは本当に難しい立場にいるのだなと思いました。
第13章で企業は取引のために①市場の活用と②集権的コントロールという2つの選択肢があるとありましたが、それはあくまで大企業にとっての選択肢です。中小企業は設備投資の資本を持っていないため、企業外取引がメインとなり、その取引相手はやはり大企業。大きな権力と資本を持っている側が必然的に取引でもイニシアティブを持てるので、中小企業は取引に強い発言権を持てない。よって中小企業は剰余価値を大企業側に掠め取られていってしまうのではないでしょうか。資本主義では基本的に独占vs非独占の関係が発生し、中小企業側が駆逐されていくような印象を受けます。(軽くマルクス入ってます)
また第11章での汚職や談合でも、基本的には大企業に機会が増えるようなシステムだなと思います。特に官僚が個人的利益を高めるなら、資本の小さい中小企業よりも大企業の方がメリットが期待できます。そうなると行政との関係においても中小企業が弱い立場に置かれてしまう気がします。
ただその資本主義の中で必要となるイノベーションは基本的に中小企業のアントレプレナー精神から起きるケースが多いと思います。特に製薬市場などではベンチャーが開発した新薬を大企業が買い取り、商品化することがよくあると聞きました。イノベーションを期待されながらも、資本主義では中小企業を軽視する傾向が強いという両者の間には大きな矛盾が存在しているように思えます。インターネットよるCommunication CostとTransportation Costの低価格化は中小企業にとって魅力的であり、この矛盾を解消する足がかりとなればよいのですが。

2008年、金ゼミスタート

2008年一発目となる1月7日の金ゼミは、ゼミ生の「今年の抱負」でスタートした。
就職活動を控えた緊張感ある3年生、
主体となる年として意欲に燃えている2年生。
しっかり前を向いた答えの数々に「さすが!」と思う反面、なんとなく少し寂しさのようなものを感じたのは私だけだろうか。
「自らのより具体的で明確な目標を掲げ、
       その実現に向けて着々と準備を重ねる」
…その賢明さを頭では理解しつつも、どこかで
「無駄なことだって、あってもいいじゃないか」と思うのだった。(私自身が天真爛漫で奔放な面を脱しきれない子どもだからかもしれないけれど。)

~市場を創る~
特に情報の力の大きさ、価値を感じる第13章が印象的だった。
市場での取引においても、意図的に市場を封じて行なわれる企業内取引においても、それそぞれにおける関係者が自らの利害を考えた際には、正しい情報をいかに低いコストで得られるかが鍵となるのである。そして情報が価値をもつほど重要となるのが、情報を提供する仲介者の存在である。
私たちのレベルに話を落とすと、インターネットの力やそこに集うユーザーの集合知により、いまや私たちが物を買ったり、簡単な株取引をするくらいのレベルで必要な情報はずっと容易に得られるようになっている。このことを踏まえると、将来的に情報の仲介者の役は低下するのではないかといった考え方もできるが、一方で私は、そういう時代だからこそ「信頼できる情報」を提供できるプロの仲介人の存在が重んじられるようになるのではないかと考える。

ゼミの感想

*今年の抱負*
2008年の抱負ひとつ取っても、一人一人個性のある、自分らしい抱負だったなと思います。就職活動を控え、3年生の抱負に緊迫感を感じました。
ちなみに私の目標は、「自分に余裕がないときでも、相手の気持ちになって考えられるようになること」です。

*市場をつくる*
特に印象に残っているのは「排出権取引」の部分です。最近新聞を賑わせている話題で、クリーン開発メカニズムについて今日も取り上げられていました。普段何気なく読んでいる記事の中に、「市場」のメカニズムが導入されていることに驚きました。授業を聞いて、排出権取引について分かったつもりでいましたが、いざ自分で説明しようとすると難しく、人に説明することは自分の理解を深める手段にとても有効だと思いました。また、他のゼミ生がいろんな例を持ち出して、説明しようと試行錯誤している姿はとても参考になりました。「太った人と痩せた人」や「テストの科目数」など、とてもオリジナリティがあってクリエイティブだなと感じました。

2008-01-10

ゼミの感想

今年の抱負は、またまたみんなの性格が出ていてとても面白かったです。3年生は就職活動に関する話が多かったですが、先生のおっしゃったようにその先を見据えて目標を立て、行動することが大切なんだと改めて感じました。

今回第11章「公衆に対する陰謀」を担当させていただきました。
11章ではおもに賄賂と談合という2つの汚職に関する話が出てきましたが、
「市場の設計は汚職のような違法な活動についてさえも重要となる。」という点が興味深いなと思いました。マイナスの部分は普通はなくそうなくそうとするのに、同じ汚職でもロシアとインドネシアのような、失敗した汚職と成功した汚職に分けて考えるなんて、意外でした。

感想

2008年の目標

一言でいえば「人に伝えられる人間になること」を挙げました
特に「今年の」というわけではないですが・・・
しばらく前から、常に私の目標です。
自分の話す言葉に関して
意識無能→意識有能→無意識有能
にしていきたいと思います

それと
みんなの今年の目標を聞いて、みんな良い目標を掲げてるなと感じました
心の片隅に置いておこうと思います

市場を創る

今回は14章の担当をしました。
反省を言えば(きりがないですが)
自分でちゃんと理解していないことばをプレゼンで使ってしまったこと
”分かったつもり”では人にわかりやすく説明するのは無理ですね

内容に関して言うと、
私は、この本は一貫して「状況に合わせてバランスをとること」を
市場に関連する様々な側面や例を挙げて言っているのはと考えました
また15以降は読んでいないですが、再来週が楽しみです。

1月7日ゼミの感想

  • 2008年の目標

私の2008年の目標は「時間やタスクに追われない。自ら攻める」です。
学生生活最後を迎える年ですし、後悔の念を残さず過ごすためには、つまるところ攻めの姿勢が大事であると感じています。
これを実現するためには、「自分の能力を正確に知り」「広い視野を持って」「先を見る」という3点が重要であると考えています。
実現するために尽力していきます。

  • 市場を創る(第11章~第14章)

最も印象に残ったのは、排出権取引の議論です。
目に見えないモノを机上でビジネスとして成立させる排出権取引には、かねてから興味を持っていましたが、分かりやすい例を考え、議論することによってまた一歩、このissueに対して興味を増しました。
市場を創ることによってによって、環境問題をビジネスへと変容させていく視点は、今後自分も持ち合わせられるように努力していきたいと考えるポイントでした。
皆の挙げた例、非常に面白かったです。

1月7日(月) ゼミの感想

2008年度の抱負(目標)

  • 新しい環境へ積極的に向かって行く年にする。
  • 視野を広げる。
  • オンとオフの切り替えをしっかりする。みんなといる時間とひとりでいる時間、それぞれを充実したものとする
 去年はメディアコムに居場所をつくること(周囲についていくこと)に気を取られがちであった。それはある程度うまくいったとは思うものの、今いる環境に満足するばかりでは視野が狭くなってしまう。
 だからこそ、今いる場所を大事にしながらも、できる限りいろんな所へ向かってみたい。もちろんどこにいても、精一杯のちからを出し切りたい。その中で刺激を得たり、自分の「壁」を超える気持ちでいたい。今動かなければ、2度とチャンスは訪れない。それぐらいのつもりでいたい。そう考えている。

P.S. どうでもいいことですが、「」という表現が出てきて、こんな感じのことを2年前の入所作文に書いたら確実に落ちていただろうな、とふと感じてしまいました。

「市場を創る(第11章~第14章)」輪読
 談合や、市場と政府の関係に関するトピックが特に印象的だった。
 とりわけ現在は格差社会ということで、市場を重視した政策への批判が行われがちである。しかし数年前には、特殊法人が税金を使って意味もなく公共施設をつくったり、需要の見込めない道路や空港をつくっていたことが問題視されていた。
 利害関係がある以上、自分の立場に応じた意見に偏りがちな側面がある(例えば経営者は市場政策を重視することを求め、比較的貧しい層は福祉の充実を最優先とする)。こうした中で、市場と政府介入のバランスをいかに取っていくかということを考えること、そしてそれには、自分の置かれた立場を超えて冷静に考えること、他者の立場に立とうとすることが重要なのではないかと思った。

最後に
 来週は今年度最後のゼミ。試験期間などで忙しいとはいえ、今まで以上にしっかりとした準備を行い、悔いのないものとしたい。

ゼミの感想

「市場を創る」

排出権取引によって、企業にインセンティブを与え、
環境問題を解決する試みはこれからも有効だと思いました。
「持続可能である」ということが重要だと思います。

また、有限会社というスタイルがいまではとても一般的ですが、
最初は疑問の声もあったと聞き、驚きました。
有限責任というのが、投資家の保護につながるのですね。

今回は、日本の談合が例に取り上げられており、
リアルに読むことができました。
談合のところでは、まずプレイヤーは誰か、
そして利益を得るのは誰なのか、
というのをはっきりさせるというのが、
論理的に考える上で重要なのだと思いました。

市場を創る(11章~14章)

市場を創るの第11章で出て来たインドネシアとロシアの汚職の比較について。
両者の比較対象させながら、日本の場合について考えていました。日本も高度経済成長期は欧米諸国を追い越せ追い抜け(だっけ?)というスローガンから、官が民間企業に介入するのはごく当たり前だったし、そこには「汚職」がある程度の正当性を持っていましたよね。金ゼミでは何故汚職があったのにも関わらず、インドネシアは経済成長に成功し、ロシアは失敗したのかという答えを配当を得る「確実性」と「不確実性」が異なるからという理由で終わり、この答えにはある程度納得できます。ただ、「確実性」と「不確実性」だけでこの両者の成功失敗をかたづけるのは本当に大雑把であると思いました。ロシアにはロシアなりの、インドネシアにはインドネシアなりの政治背景・社会背景が存在する訳なので、もう少し議論を深めれたらもっと市場と政治の関係が明確になったのになと感じていました。今の時代だからこの本がかなり評価されているように、時代背景と事象はいつも呼応しています。市場が成功し、経済が発展したのは確かに配当の「確実性」が確立されていたからですが、それが何故されたのかというところまで落とし込めたらいいなと思っています。自分自身もあまり知識がない分野なので、しっかりとした発言ができませんでしたがこれを機会にもっと歴史的社会的政治的背景に事象(ここでは市場の成功と失敗)を位置づけれるようになったらいいなと感じています。総じて思ったのは、先生が今回のゼミの冒頭でお話されたように、クリエイティブ産業だけではなく、他の様々な知識を積極的に取り組む必要性がクリエイティブ産業を追えば追うほど必要になるのだということです。

最後に新年の抱負ですが、
1.ガチでもっともっと勉強する!(上で書いたように様々な分野も!)
2.与えられる人になる!!(感謝の気持ちと思いやりの心を忘れない!)
3.世界一のゼミにする!(頑張ります!!盛り上げて以降ね!)

今年もよろしくお願いします!^^

2008-01-09

ゼミの感想

 年が明けて初めてのゼミということで、みんなの一年の抱負を聞いて、自分の思いを口にだしてみるとおもしろいな、と思いました。

 『市場を創る』では、第11章で各プレイヤーの利害関係を考えること、第12章では効率か分配か、強者か弱者か、結果の平等か機会の平等かで、市場経済と計画経済を見つめたのが印象的でした。
 排出権取引については、みんなの例に個性が現れていると感じました。以前から排出権取引がビジネスになることは政経の授業などで学んできていましたが、これが市場に任せてしまったための失敗であると認識することはなかったので、以前からしっている議題でも新鮮に感じました。

ゼミの感想

市場を創る11章~14章

今回は汚職にはじまり、国家の市場・経済での役割がとても
クローズアップされていたように感じました。
また市場システムの設計でのポイントの中でも「情報」について
考えさせられる点が多かったように感じます。

11章:談合における利害関係者の中で、損をする新規参入企業、
一般国民はやはり情報が与えられていないという点がとても大きく、
莫大な税金が無駄にされているのでは、政府の失敗ではないか
と思えるほどでした。政府による政策やルールは、市場の失敗を
うまないように設定されるべきであるのに、共謀しているのでは
一般国民に情報が与えられることは難しいままではないでしょうか。
政府の関与の程度、バランスはとても難しいのだと感じました。
また日本が談合の例としてここまで取り上げられていることに、
すこし恥ずかしいです。
12章:理解するのが難しかったですが、金山さんのプレゼンがとても
わかりやすく、とくにピラミッドで計画・市場・地下経済を説明した所が
印象に残っています。市場経済における分配の難しさを感じました。
いろんな考え方がある中で、まだ答えはないだろうしそれぞれの価値観
にまで踏み込んでいったら、どこで決着をつけるべきなのか?
わからないです。「政府の関与が市場をうまく機能させるには必要」
でも、情報が現場に蓄積されているという現状があると強調されていた
ので、ルールをつくるような上層部に情報が集まっていなければ、
と思いました

ゼミの感想


★ゼミの中で気になった事柄★

①「民主主義がなくても市場経済がある」
 社会主義、民主主義などに関係なく、市場というものは、需要と供給の最も効率的な情報媒体
だと思った。
 ただし、市場には、不公平な「分配」が生じる可能性があることもあり、アインシュタインさえも、計画経済に希望を見いだそうとしたことには驚いた

②「政府の関与度(計画経済〜地下経済)」
 金山さんのプレゼンシートの、ダイアグラムがとても良かったと思う。なかなか難しかった章を奇麗にまとめていて驚いた

③「所有と経営の分離」
 株式会社について深く考察したことがなかったので、仕組みが分かって良かった。また、企業の企業内取引と企業外取引についての考察も面白い。取引費用が少なくなった現在、企業のかたちも変わってきてることが、クリエイティブ産業でも言える

④「市場ベース→利潤ベース」
 外部性であるものを、トップダウン形式に新しい市場(取引)を作り出すことにより
外部性さえも、取引物になることは面白いとおもった。
 トップダウン形式で、規制や法律を定め、「新しい市場」を創ることにより、各企業が新しい取引で利潤を求めたり、インセンティブが生まれることはとても興味深い。二酸化炭素排出量だけではなく、違うことにも適用できないかと、今も考えている

 総じて、深い議論の場だったと思う

2008-01-08

ゼミの感想(市場を創る)

各章ごとの感想を書きたいと思います。
11章ではロシアとインドネシアには賄賂の横行という存在が両者あるのにもかかわらず、ロシアは市場が衰退し、インドネシアは投資を受ける事が出来、市場が成長する事が出来た違いが「誰が(その賄賂)をとるのかがわかっていること」だというのは納得が出来る事でした。
12章では、政府の関与の中身によって分けられる計画経済、市場経済、地下経済がありました。その中で、市場経済の意志決定の分散というところで、「見えざる手」の信仰があるが、分権化というのは中央集権の意志決定によるものだというのは確かにと感心しました。
13章では、株式会社の話のところで、株式会社というのはそもそも「より多くの投資家」から「お金を調達する」ためで、「有限責任」という「リスクヘッジ」があるため人々が投資を行うという事がわかりました。私はこれまで自分の頭の中に株式会社の固まったイメージをもっていなかったので、以前よりクリアになり、とてもよかったです。
14章では、排出許容量導入の部分が印象的です。排出量を小さなコストで抑える事が出来る企業が量を抑える事が出来ない企業にその排出量を売り渡し、金銭などの利益を得るというだと理解しました。

ゼミの感想(市場を創る)

 市場を創る 11章から14章


 一番興味深かったのは排出権取引。中学生の時から、これからは環境ビジネスだ!と思ってました。(笑)
みんながやりたがらなくて問題になっていることも市場ベースに設定すれば解決できるのだとわかりました。
経済と環境って相反するものだと思います。経済を優先すれば環境は悪くなるし、環境を優先すれば経済は悪くなる。これはそもそも経済が大量生産大量消費で成り立っているからですね。
 某国の大統領は経済を優先した政策ををし、世界から反感を買っていましたが、政治家にとって経済を優先するのは当たり前だと思います。なぜなら、経済の痛みは即時性がありますが、環境の痛みはジワジワとくるために気がつかないからです。経済をうまく成長させて、環境を保護する。これはある意味パラドックス的なものだと思います。でも今、これが求められている。だからこれからは環境ビジネスだ!と思います。
 国単位での排出量削減は京都議定書などで前から耳にしていたのですが、企業同士が排出量取引をしていることは最近知りました。
国全体で何%かの二酸化炭素削減が世界の会議で決まる。各国が自国の各企業に削減量を命じる。各企業はこの削減量を取引しあう。この取引も、日本国内だけではなく海外の企業とやり合うことになると、さらに複雑になるでしょう。お金のある企業は削減ノルマを売買で達成するが、国としての削減ノルマは達成できない。これでも世界規模としては削減できるからいいのでしょうか。
 ただ排出量を削減するのではなく、排出した分だけ木を植えるというのもあるでしょう。植える木も、海外の企業に頼んでしまうことも可能だと思います。植林取引市場も熱くなってくるのではないでしょうか。
この分野は個人的に勉強したいと思います。