2007-08-04

8月2日(木) 経済産業省訪問およびパーティ

経済産業省訪問
 実際のところ、日本ではコンテンツの活発な取り引きがなされていないというのが大きな問題なのではないかと思います。制作会社は休みもなく、給料も安いのが現実…となれば魅力は薄れてしまうと思います。そうした構造を変える必要があるでしょう。ただ、制度を変えようとしたときに、最も下にいる人にしわ寄せが行く(番組の発注がなくなる)という話には、既存の制度を変えることの難しさを感じました。
 いずれにせよ、海外での認知を高めるにあたっては、単にコンテンツの質を上げればよいというだけでなく、マーケティング手法や文化の問題も絡んでくるだけに、かなり難しい問題だと思います。とりあえず、業界の意識改革をしなければ行政の範囲でできることは限られてしまうでしょう。
 また、政策評価が具体的になされていないことには、改めて驚きました。

夕食会@日比谷シャンテ
 楽しかったと思います。仲の良い友達と話をする時間が自分にとって最も貴重なだと思いますし、偉大な実績を持つ人から話を伺うのも有意義でした。
 単に「~が好き」というだけでなく、それを相手に認められるレベルに持っていくには…? といった話だったと思います。スケールの大きいことを想定することが必要なのだと感じました。
 パーティに出ていない人には、何の参考にもならず申し訳ありません。
 
P.S.
 本当にどうでもいいことですが、とても素晴らしいお店でした。雰囲気も料理もよく、こんなところで(自分の金で)ゆっくり酒を飲める身分の人間になりたいと感じました。

経済産業省訪問

☆経済産業省
産官学の3つの立場の人々をそろえ、コンテンツをテーマにディスカッションした。
省庁と言うのは、「規制」と「振興」というように2つに役割をわけることができ、経済産業省メディア・コンテンツ課というのは、後者の「振興」の役割を果たす部門である。
「振興」というのは、具体的な達成値をだすのがむずかしい。
しかし、政策が有効なのか、また成功なのか失敗なのかなど、具体的な正当性をだすということをしなければ、メッセージを伝えることができない。

印象に残ったのは、経済産業省ができることって実は少ないという言葉だった。結局メスをいれても血を流すのは制作会社で、より弱い者へのしわよせになってしまうに過ぎないという内容の話だ。
私は、マクロに整備をしてもミクロの部分では困ることになるのか、なるほどーと聞いていた。

何かを変えたほうが良い!と感じても、現実にあわせて考え、適応させるうちに勢いが減速してしまうということがやはりあるのだろう。

いち学生の私からは、多少非現実的だがクリエイティブな意見も、現実をみこしたうえでのクールな意見も言うことはできなかった。
何かをやりとげるときには信念のようなものが大切というひとがいるが、多少の困難があってもへこたれないような強い信念を持つ動機が、今の私にはない。自分はからっぽで、コンテンツ業界やメディアに対して強い気持ちをもつほどに達していない。だから、意見を言うときに自分は一体どんなスタンスでものをいうべきなのか迷う。
でも、何かこうしたいという思いがなければ、クリエイティブな意見もただの生意気になるし、クールな意見も現実に甘えているだけになってしまうのではないか。
とにもかくにも、自分の意見って何かなと考えた日でした。

☆パーティー
ゲストがたくさんきてくださって、とても盛り上がった。
どのゲストの方も素敵でした。古川さんは、思考がとても自由な方で、良い意味で子供のようなところが残っていました。本当にありがとうございました。

経済産業省訪問&kimゼミParty

~経済産業省訪問~

昨日(2日)、経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課(メディア・コンテンツ課)に訪問してきました。
これまで、産官学のうちの産と学の部分にはより多く足を踏み入れてきましたが、政策の中心に足を踏み入れるという意味で今回の訪問は大変貴重なものであったように感じます。

一番強く感じたのは、政策決定側という立場に回ると「現実的にならなければならない」という部分と、時間や空間というような「制約」の中で政策を立案していかなければならないジレンマの存在です。

ただ単に<日本のコンテンツは優れている>→<海外に売り出したい>→<でも、できてない。どうしよう>という思案のループがなされている点に問題があると感じました。
コンテンツの良し悪しは消費者の判断に依存するし、海外に売り出すというポイントにおいてはクリエイターの意思決定に依存する。
こうした中で政策決定機関である省庁はいかにしてコンテンツで国際社会におけるイニシアチブをとっていくのか(…大きなイベントをやればいいのか…クリエイターのために場を提供しているが…)なんだか、消費者―制作者―政府の三者の中でコンテンツという一つの概念をめぐって視点が異なっているから、日本におけるコンテンツ政策は何年も同一の議論がなされてきたのではないかと思いました。

僕は、政府は場を提供するだけでなく、現在よりも一層の制作者が海外に自らの意思で作品を公表するメリットを生み出し、海外に飛び出す制作者を支援することが日本において求められる点なのではないかと感じました。

~Party(with古川先生&金先生の奥様)

1年4ヶ月目を迎えましたkimゼミ生活ですが、その中でも特に有意義に過ごせた時間であったような気がします。

自分の「やりたいこと」というものがあまりにも抽象的で色がついていないなということは前々から頭ではわかってた「つもり」でしたが、それでもナァナァにやってこれてしまった自分がいました。

古川先生とお話させていただいて、自分は自分の土地に(最低限やるべきことで)土台をつくる前に家を建てる計画をしていたようなものだったことに気づきました(直視していなかっただけかもしれない)。いくら漠然とした思いがあっても、やるべきことが欠けていたら相手を振り向かせることは出来ないのだなということを強く思いました。

思いがさめないうちにやります。まず動くこと、だと思いました。

こうした機会を得られる素晴らしい環境に身を置いていること、素晴らしい仲間とともに過ごしていること、こんなことを考えたら、“No Excuse”でしかいられないなと思いながら昨日は家路につきました。

素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

経産省+Party

◇経産省への訪問
担当してくださった方が、コンテンツフェスティバルを担当されている方と、プロデューサーとかディレクターの人材育成を担当されていらっしゃる方でした。

正直、経産省がやっていることややりたいことが良く分かっていない状態での訪問でした。訪問してみて感じたのは、経産省の中でも明確なビジョンを持って動いている人がいないのかもと感じました。
話の中ででた「経産省は良くも悪くも旗を振って先導していく役割」という点が印象に残っていて、旗を振るにしては、大きくふれていない印象でした。実際に、日本のメディアコンテンツ業界に問題意識を持っている人でも、その人自身にいろいろな意味でのパワーがないと、実際に世界を変える事が出来ないという点で少しがっかりしました。
(次期首相候補の)麻生さんの秋葉での演説や、書籍なんかで騒がれている感じですが、実際にどれくらい本気なのか気になりました。

◇パーティー
クリスマスパーティーに続いての古川先生のスポンサーに感謝いたします。
これまで非常に気になっていた、Kim先生のおくさまにも会えたのは、来た人だけの特権です。

個人的には、古川大先生にかなり叱咤激励していただきました。人生経験豊富な古川先生について、もっとし知りたいと感じました。

経産省訪問していない人の主にPartyの感想

経産省にはインターンで訪問できず残念でした。

ここでは訪問後のPartyのお話をします。



本当に本当に楽しいPartyでした!
最近肉体的・精神的に色々大変でしたが、このPartyで疲労もすっかりとれました。
何より、また古川さんとご一緒に食事できたこと、先生の奥様Kaoriさんもいらっしゃってくださって、
とても「家族的」なPartyで嬉しかったです。ゼミというより家族だなぁと思うと、また一層Kimゼミが好きになりました☆

私もOGになったら、後輩の為にPartyが開けるくらいの「良き」社会人になっていたいです(笑)

「良き」社会人になるため、インターンや今回話し合ったことを含め、再度自分は何をしたいのか、どういう環境に入れば目標が達成できるのか、今の自分に足りないものは何か……と考えあぐねてしまいました。
Kimゼミで出会ってきた様々な方が、これを考えるときの材料として、またアドバイザーとして協力してくださっていることを思うと、この恵まれた環境をもっと生かさなければ!と思います。

この「思います」を実現するため日々精進……



…と、とてもプライベートなことを公のBlogで書いてしまいました ちょっと場違いでした すみません


最後に古川さん、先生、Kaoriさん、そしてゼミの皆さんありがとうございました!!

2007-08-03

経産省&パーティー

久しぶりのゼミ、
経済産業省商務情報政策局 文化情報関連産業化(メディア・コンテンツ課)を訪問してきました。

経産省の中は設定温度高め。「さすが、省エネしてるなぁ」といった感じです(笑)
会議室に通された私たちゼミ生は,「日本のコンテンツ政策について思うところ」を一人ずつ発表、普段ゼミで勉強する中で感じている思いをぶつけました。
感じたのは、「私も、そう思うんですよねぇ…」といった返しが多いなぁということ。
対応してくださった方個人には、「せっかくの日本のコンテンツ、もっとこうなればいいのに!」
という希望を描ける印象を受けましたが、”政策の現場にいる方のお話”として聞いた場合、
「要は、そういう人が何人かいても、力をもっている人、責任のある人が、信念をもって行動しないことには、変わらないのだなぁ…」
という感想を持つと共に、「きっと、この方も同じ様に感じている」と感じられ、少し寂しくもなりました。
国として、”日本のコンテンツを世界に売り出す”ということに、どれだけ本気なのか、疑問でもあり、心配にも思います。


夜は、古川氏がスポンサーとなってくださり、韓国料理屋で懇親会をしました。
古川さんには、自分自身が歯車の回転軸となることが重要であること、新しくできる大学院のお話などを伺いました。
そして、ナント!夜の懇親会には、金先生の愛妻もご登場!
何となくですが、思い描いていたイメージに近い、素敵な方でした☆
お二人のアイコンタクトの様子を見ていると、とてもご結婚されて8年という風には見えず、ちゃんと恋愛している3年生も、羨む程でした(笑)。

対応してくださった、経産省の方がた、古川さん、かおりさん、
ありがとうございました。

Special Dinnerと経済産業省訪問

~夕食会~
yesterday, we had a wonderful supper with Mr.Furukawa (exCEO of Microsoft Japan), and with some special guests; Mr.Bannai (CEO of Zoran Japan) and Mrs.Kim.

Their story was the most intriguing thing i've ever heard, excluding the memorable speech done by Steve Jobs at Stanford.

Before going into detail, the reason why im writing this in english,is because i failed to write this story in japanese.I just had too much thing to say in one sentence! So, when i finished writing this mail at first in japanese, each sentence became 3-4 lines long and it was too hard to read.

Ok, so being helped by the magic of simple staightforward english, let's me note few keywords collected from listening to the CEO story.

1. People without a serious failure cannot succeed.
2. A life where people around you "set" you to be the top,is less valuable and less effective than the life worked out truly by yourself.
3. No excuse for business.
4. Human's life is very limited, so one must achieve something in one's life.
5. A person who can admit what he "can do" and "cannot do" is brave.

What they are saying was simple, but very touching.
I came to notice that none of gorgeous titles are the priority of one's life.
The important thing is "what you want to do", and "how much you can do".

Thank you very much for inviting us to a wonderful supper and giving such an encouraging speech.


~経済産業省~
ついについに政策の現場をお尋ねしました。
上記の夕食会の前に金ゼミは、
経済産業省商務情報政策局 文化情報関連産業化(メディア・コンテンツ課)にお邪魔したわけですが、そこでコンテンツ人材育成やコンテンツFestivalの内容について多くの活発な討論が行われました。ポイントとして、コンテンツ人材育成は、「きちんと育てるならば育成後の受け皿を確保」することが急務であり、Festivalはなにをもって「成功」とするのか、その目標と効果測定を設けることが必要であるという点が挙がりました。
議論をしながら、個人的に一番行政として難しいのは、正論の政策を必ずしも執行できない「行政のジレンマ」ではないかと思いました。けれども、そこを突破して活発なメスを入れることを目標に強気の政策をとらない限り、コンテンツ業界の現状は変化しない気もいたしました。
色々弊害はあると思いますが、日本のコンテンツ産業の明るい未来のために、政府が「法改正」などでできることはまだまだあると思います。
去年から金ゼミが行っている企業訪問ですが、官庁訪問は今回初めてでした。
今後も経産省だけでなく、コンテンツに関与する他省庁にお話を伺いに行けましたら幸いです。

2007-07-31

NC

NC ●mixi、アバターとゲーム導入検討 18歳未満への開放も視野 (ITmedia)

記事
 PCと携帯電話両対応のSNS「mixi」は携帯電話向け『mixiモバイル』へのゲームやアバター機能の導入を検討している。mixiは現在、18歳未満は利用できないが、「18歳未満への開放も検討する」とした。 
 無料でゲームをプレイでき、プロフィールにアバター画像を活用した携帯向けサービスは、ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する「モバゲータウン」が代表的で、1年半弱で600万会員を突破するなど急成長を続けている。
 アバターについて、笠原健治社長は「顔や服装を変えられるなどユーザーが自由に表現できる。ゲーム内にアバターを登場させて楽しむこともできるだろう」と見る。現在、mixiのユーザープロフィール画像はユーザーがアップした顔写真などだが「アバターを導入すると、顔写真とアバターが混じって表示されてしまう。それがいいかどうかを含めて、検討していく」と話した。携帯ゲームやアバターをよく使う18歳未満へのサービス開放も検討中だ。「未成年に利用してもらうことで起きるリスクもある。リスクヘッジができる仕組みを整え、既存ユーザーから見ても問題ない形でできるなら検討したい」
mixiと同時期にスタートしたSNS「GREE」は、モバイル版に無料ゲームを導入。従来、プロフィールに写真を使っていたが、7月10日からモバイル版ではアバターと写真両方が使えるようになっている。

感想
 携帯電話でネットが出来る、買い物も、テレビを見ることも出来る。ゲーム機だって今やゲームをするだけのものではなく、音楽を聴いたりネットが出来たりもする。技術が発展してどんどん便利になっていく中で、消費者は自分に一番都合の良い、使いやすいものを使っていくようになるから企業はあの手この手を使って、新しいサービスを生み出していかなければならないのだなと思う。
mixiについてのほかの記事を読んでみると、PCからの利用はなかなか増加しないものの、モバイルからの利用は急増しているようです。そのうち、携帯さえあれば何でも出来るようになってしまうかもしれないですね。
 
 少し話は逸れますが、ドイツにもSNSがたくさんあります。その中でもStudiVZという大学生専用のSNSが有名なのですが、それを利用していると日本とドイツのネットに対する意識の違いを感じます。このStudiVZの中では、大学生が自分の取っている授業から、住所、ありとあらゆる個人情報を自ら書いている上に、ほとんどの学生が自分の顔写真をアップしています。実際に知り合いであることや、これから友達になろう、という事を前提にしているのだと思うのですが...
 また、ドイツでは大学生の数が多くないこと(大学進学率が20%程度)も、SNS上でオープンに情報を公開することに対する抵抗感を少なくしているのかもしれません。でも、大学生だと嘘をついてこのSMSに登録することも可能なので、実際に何か情報が悪用されてしまったりしないのか気になります。


久しぶりのNCでちょっと感覚が分かりません。。。

2007-07-30

NC  『ブログで「宣伝」企業の影』

●NC “ブログで「宣伝」企業の影” 
07年7月27日(金) 朝日新聞

●要約
企業がブログを宣伝の手段と活用する動きが強まっている。
番組でネット上の口コミの影響力に焦点をあて、企業から数千円の
報酬を受ける有名ブロガーの現状を紹介した。その後、そのブログ
には「やらせじゃないか」という抗議が殺到し、「炎上」した。

ブロガーに報酬を払って商品を褒めてもらっているのにそれを隠し
ているケース、企業がお金で人を雇って通行人や観光客になって
もらい商品を宣伝するケースなども問題になっている。

こうした広告であることを隠した手法は「ステルス(見えない)
マーケティング」と呼ばれ、アメリカの消費者団体は批判を強めている。
米連邦取引委員会も倫理上の問題を認め、ケースによっては取り締ま
る姿勢を示している。日本の公正取引委員会は「被害情報もなく、ブロ
グを広告の手段ととらえる考えが浸透していない」とする。

ブログと企業を結びつけるサービスも増えている。その一方で、文中に
「広告」の明示を義務付けるべきだとするとの意見がある。ブログの文
章の中に埋め込まれた宣伝は「広告とみえない」ケースも多く、その曖
昧さをどう見るか賛否がわかれている。

サイバーエージェントも口コミサービスを始めたが、ブロガーへ報酬を出
さない方式を採っている。その方が情報の信用力が高まるという判断だ
という。ブロガーにとっては「名誉欲」を刺激する形だ。

●感想
「口コミの広がり」をねらったこのようなビジネスは結局うまくいかないの
ではないか?という意見も聞かれる。以前、電通の方がこのような戦略
のことを「つまらない。小さい。」と述べていた。ユーザーとしては、感想と
思って読んで参考にしていたブログが、「実は広告でした・・・」となれば
抗議をしたくなるのは致し方ないとも思う。

ブログではないが“@コスメ”のように口コミサイトで高評価を得て売上
げが伸びた商品も多い。そこで重要なのは宣伝ではなく、口コミである
「信用力」だと思う。私もサイトを参考にしたことがあるのですが、宣伝で
はない感想だから信用しようと思いました。

しかし、インターネット広告は口コミをつくりだす、という戦略がみられる。
そこでは、どこまでが口コミでどこからが広告なのか、わかりにくくなって
くるだろう。そして、もし失敗したら、ブログが「炎上」するようにブロガー
の誠実性は疑われ、そして企業の誠実性までも疑われてしまうのでは
ないだろうか?

広告ではないから口コミ。では口コミという手法がどこまでビジネスとして
成り立つのだろうか?果たして、成立するのだろうか?根本的なことが
気になった。