2007-10-20

NC:ウィルコム国立病院結ぶ通信網

(タイトル)
ウィルコム 国立病院結ぶ通信網 PHS活用 電子カルテ

(出典)
2007年10月17日(水)
日本経済新聞 朝刊 14版企業総合

(概要)
PHSのウィルコムは独立行政法人の国立病院機構と連携し、全国の国立病院など百七十六カ所を結ぶ通信網の構築に乗り出す。ウィルコムがPHSと光通信を組み合わせた大規模な期間網を法人向けに提供するのは初めて。医療機器に影響が少ないPHSの特性を生かす。国立病院は電子カルテの共有などに活用し、医療現場のIT化を進める。
各病院はこれまでも電話線を使った期間網で結ばれていたが、やり取りできるデータ容量に限りがあった。旧基幹網の更新に伴いウィルコムが光回線敷設ととも新システムを導入。十一月中の利用開始を目指す。
新システムでは各病院のパソコンからデータベースに記録した電子カルテの情報を共有できる。ウィルコムのPHS網を経由してインターネットに接続したり、労務管理や会計などの事務システムに接続したりできる。

(感想)
カルテのデータ共有化についてはメリットデメリットが共存するのかなという印象を受けた。前述の通り複数の医療機関を通信網で結ぶことで、これまでカルテの問題から特定の病院でしか診察を受けることができなかった患者が、他の施設でも同様の診察を受けることができるという点で大きな進展が現れたと思う。しかしそれと同時に昨今問題となっている個人情報流出の危険性が並存しており、管理体制の強化が必要になるのではないかと思われる。特に医療カルテは個人の重要な問題を含んでおり、よりセンシティブに扱う必要性があるはずである。
また個人的に感じたのは「本当にカルテのデータ共有化は必要なの?」という点である。仮にカルテ情報が共有されたとしても本当に患者に必要なのは担当主治医の診察であり、情報上の問題ではない。むしろこれでは情報流出の危険性を増大させるだけであり、効果的なのかは疑問である。

(分からなかった単語)
特になし

(議論したい内容)
・ 医療分野でカルテのやり取りをすることに対する賛否について
・ 医療分野以外でのPHSの発展分野はあるか?

2007-10-19

NC:仮想空間でバラエティー番組 日テレ系「デジタルの根性」開始

  • タイトル:仮想空間でバラエティー番組 日テレ系「デジタルの根性」開始
  • 出典:読売新聞(07/10/17)夕刊
  • 概要

セカンドライフ上で、バラエティ番組を放送するという試みを日本テレビが行っている。
セカンドライフ内にテレビ番組を放送するということ自体、リスキーな試みではあるが、「視聴者投稿」によって新たな映像作りの才能を発掘できるネットは未来の番組制作にとって魅力的である。

視聴者投稿を広く受ける一方でテレビ局制作の番組をSL内で放映することも検討されている。

また、今後は、配布する専用モニターを通じて、地上波で放送しているドラマ関連の映像を流して内容を充実させることも検討。第2日本テレビと連動した企画を強化する方針である。

  • 感想

SLの話題です。
テレビ局がSL上で番組制作をして、SL内で放送するという試みですが、試験段階という印象は拭えません。そもそもSLの今後の発展性については正直「わからない」というところであるとは思います。

ただ、番組を「放送」する場を三次元(NTV)、二次元(第二NTV)、仮想空間(SL)と三段階の場をもって配信していることで消費者の動向をさぐっているのかなという印象も受けました。

放送番組を持っているという特性を生かしてもっとネットに番組を流しても利益を得られる方法ってないのだろうか…と考えるので、日本テレビがこの「デジタルの根性」をたたき台にしてどういう戦略を練るのか見ていきたいです。

  • 議論したい点

・「テレビ局がネットでビジネスをしていく上で、どうしたら効果的に利益を生めるか」を議論したい。

2007-10-18

NC:新聞とネット融合時代

●タイトル:新聞とネット融合時代

●出典:日本経済新聞(07/10/13)

●概要
 現在は新聞とネットの共存が定着しつつあり、これからは新聞とネット
 の融合が始まると思われる。その中で、重要なのは、新聞とネットが
 ゼロサムに陥るのではなく、プラスサムを目指す段階にあるということだ。
 そして、新聞とネットについては日経、朝日、読売がネットでの共同事業など
 で提携したことが日本におけるグローバルメディアの動きといえる。
 ネット時代においても、カギを握るのは情報の質であることに変わりない。
 メディアの変革期においても、解説力、提案力、編集力などの新聞の力を
 見つめ、原点を大切にしていくことが肝要である。
 新聞とネットは互いに価値を高めあう、プラスサムを目指す段階にきている

●感想
 注目したのは、“融合”という言葉が使われていた点、日経・朝日・読売の“ANY”、
 あとは、新聞力の3点。融合でプラスサムの関係ということですが、紙とネットを
 どのように連携させていくのか、ANYの内容をみてもあまりはっきりしなかったように
 思います。というかANYコストのためという感じが否めませんでした。
 新聞は情報の質が大切になってくるとのことでしたが、ネットではあまり発信元など
 を気にしない環境だと思うので、その中でどうやって情報の質、価値をネット上で
 示そうとしているのでしょうか?
 
 ANYのポイントは、①三社共通のウェブページ(記事の読み比べ)
 ②販売ネットワークの共通化、③印刷業務の相互バックアップということです。

●議論したいこと
 新聞とネットでの“融合”はできるのか?
 ANYでの消費者にとってメリットはあるのか?