2007-06-09

(6/7)NC:10歳までは使わせない

【出典】読売新聞 連載「ネットモラル」
6月2日、朝刊、(5)「10歳までは使わせない」
補足:6月8日、朝刊、(9)「基本の教え、負の側面知る」

先週、News Clippingで「2ちゃんねる」高まる批判というのがあったと思います。 問題となる批判的な書き込みなどはいろいろな「人」によって出来たものであると思います。 そこで、教育というものが重要なファクターになると思われます。 しかし、ネットへの教育方針というものは日本でまだあまり固まっていないのではないでしょうか。 今回、みなでメディア教育ついて考えてみたいと思い、この連載を選びました。

「10歳までは使わせない」の方の記事は元小学校教諭へのネットとの距離の取り方についてのインタビューである。 彼は10歳まではネットから距離を置く三か条を提唱する。
まず、ネットを使わせないこと。次に五感を使って物事を知り、身体感覚を育てることを優先すること。 第三に、人工、デジタルなものより、自然・アナログ的なものに触れることを優先させることだ。 なぜなら、脳と身体が大きく変わり、判断力もついて現実をしっかり認識できるようになるのが10歳のころだからだ。

また、現在のパソコンが高性能になりすぎ、人間は機械に踊らされているのではないかという。そして、それがネットの世界で横行する陰湿極まりない中傷やいじめへとつながっているという。 いじめの対象が目の前にいないこと、キーボードを押すだけで送信や書き込みが出来ることが、 そうした行為を加速させるという。

【感想】
10歳まで使わせないというのを提唱する記事である。 ネットには確かに危険な部分もある。
しかし、ネットによる教育の可能性がも否めないのではないだろうか。 私は連載を読んでいて、たびたびネットへと移行がみられる社会への批判や危険性ばかりが とりあげられるように感じる。新聞だからであろうか。 批判するのではなく、私はもっと可能性について考えたい。

【議論点】
メディア(特にネット)教育はどうあるべきか。10歳まで使わせないという意見があるがどう思うか。
やはり、子供が使用するにはリスクがありすぎるのであろうか。
ネットでの教育の可能性はあると考えられるか。あるとしたらどのようなものが考えられるか。
などについて議論してみたいと思う。

NC:おまけfrom BusinessWeek

BusinessWeekはMedia/Contents系の記事が多かったため、上の記事に決める前に読んでしまったものが結構あります。勿体無い+参考になるかもしれなくもないのでUPします。

  • The Youtube Police ~監視方法について~
    Youtubeの違法アップロードの検査に費用(youtubeに訴訟を起こしたviacomの場合は約千万円)をかけている映像ホルダーの鬱憤がたまっている傍ら、NewsCorpに買われたMySpaceは新しいDRMのスタイルとして「指紋」をAudible Magic Corpから導入した。
  • How the market views Media ~Wall StreetのMedia好き嫌い指標~
    Video assetが巨大メディアの手中にあるとLove(i.e. NewsCorp, Walt Disney)
    人々がお金を出してまでほしい金融情報提供社はLike (i.e.Thomson, Reuters)
    戦略性をもってネットを先導するネットワーク企業もLike (i.e. Comcast, CBS)
    共有化された情報とみなされるコンテンツをもつ会社はDoesn’t Like (i.e.新聞+ラジオ)
    コメント:なら投資先として日本はそんなに魅力ないですね?
  • A Giant Step for Tiny TV ~アメリカでもついに携帯でTVが見れるように!~
    Qualcommが出資する子会社Media FLOの周波数を利用して、CBS・NBC・Fox・Comedy Centralのコンテンツが毎月15ドルで見られるようになった。機種はSamsungとLG。
    コメント:やはり海外での高度な携帯機器は韓国製になってますね。海外在住時にはださいけれども安いNokiaを使っていた私ですが、本当はスタイリッシュなSamsungが欲しかった…。欧米ではまだ技術的に発達途上な携帯市場の将来利益を予想すると、なんで日本は海外戦略にもっと熱を入れなかったのか本当に残念です。
  • Equal opportunity Speedway ~アフリカンアメリカンの中でネット普及~
    2005年では白人の半分しかネット開通されてなかった黒人家庭だが、2007年にはほぼ全体の%と同じになった。ネット普及によりパーソナルなメディアを持つに至ったアフリカンアメリカンは、伝統的なメディアでは扱い量が減っていた自分たちのルーツ的音楽(ジャズやソウル)に簡単にアクセスできるようになり、なおかつオンラインで教育や就職活動を行えるようになって良い効果を生んでいる。

(6/7)NC:online広告+その効果 

Behind Those Web Mergers ~個人単位までセグメント化されたオンライン広告が欲しい!~
By Business Week “News& Insight” pg46

【内容】
アメリカで効果の把握がネットだと明瞭になるため、オンライン広告に対する予算が増加している。それにつれ、いかに広告効果をはかるかが重要になってくる。伸びているMedia Inc社のビジネスは、全米ネット人口の95%のWEBブラウザプロフィールを調査することである。広告費を出す企業側は「want to know that every dollar you are spending has a return on investment」だそうだ。そのため、ネットのプラットフォームを作る会社や、オンライン広告に強い会社、広告価値を測る会社など、全てが連携して重要な意味をもってくるため、これらの企業のM&Aも増加している。ある旅行会社の広告担当は、「ネット広告がターゲット化されていない広告に比べて2倍コストがかかろうとも、その投資に返ってくる効果も2倍だからよい」と述べる。今後はオンラインデータとデータの分析手法を持った会社が買収劇のなかで引く手あまたになるであろう。

【議論したい点】
Main

  • 既存の独占的広告業界構造のメリットとデメリットはなにか?
  • ネットで常にターゲットにされている消費者のメリットとデメリットはなにか?

Sub

  • オンライン広告専門の会社が日本で強くなることは可能か?
  • 広告の効果を測る中立的な機関の存在は日本ではどうなっているのか?日本企業はどのような基準でもって広告予算を出すのであろうか?
  • アメリカのオンライン広告費はもしや伝統的メディアの広告費よりいまは高いのか?

6月4日のゼミ

□NC
・2ch、ネットへの規制に関して。
ネットも幅広い影響力を持っているのだから、事後的に行政が問題に対して介入・差し止めすべきという意見も見られた。ただ、週刊誌というanalogyを適用していいのか、という問題も指摘された。
プロバイダー責任制限法に問題があるのか、判例の積み重ねを待つべきなのか。
文脈によって、+-の利益均衡が必要という結論になった。

ただ、サービスのプロバイダーがネット上の活動にどこまで影響を持つべきなのかは難しい問題であると思う。(サービスがピストルなのか包丁なのか)
今日も、いじめの動画がネットに挙げられてしまったことがニュースになっていた。削除してもまた他の人にコピーが挙げてしまう、というネットのコントロールの難しさ・秩序醸成に関する困難をどう乗り越えるかが今後の課題である。

・メディア地殻変動(トムソン・ロイター誕生)。
「価値ある情報」が二極化し、高価で専門性の高い情報と無料の情報の両方が拡大している。
コンテンツと伝送路・メディア媒体の間で多くのoptionがあり、最適化できる柔軟なmulti-layerが有効なのでは、という指摘あり。
伝統と変化への対応をどうバランスさせるかが焦点。

・SaaS
互換性・セキュリティーという課題が、市場競争によって終息するか。
ASPの時代と比べると、ブロードバンドが普及し、カスタマイズができるようにサービスの質が向上したと言われる。
どれだけ広まるかは、個人や企業・部署の内容ごとに依存する。しかし、どんどん普及していく傾向にあると言えるだろう。

□森さんとのお話
「いい製品が普及するのではなく、普及したものがいいもの」「社会にとって異物でないように見せるpromotionが大事」という言葉が印象的でした。
社会的認知から、通信が社会にどう普及していくか、innovationとマスメディアの関係、MBAなど、そのときに自分が面白いと思ったことに貪欲に取り組んでいく姿勢に、感心させられました。

自分の面白いと思う仕事を創造していくためには、柔軟性のある考えとbasicなskillを身につけることが重要だという話も印象に残りました。
どんどん変化していく時代だからこそ、ものごとの本質・構造をとらえ、たくさんの視点を持ち、柔軟に対応できることが大切なんですね。

2007-06-08

森さんを交えて

~NC~
SAASの話が新鮮だった。新鮮なのは仕組みではなく、もう既存のビジネスモデルではユーザーの満足を獲得するのは無理なんだという実感が沸いたからだ。
SAASのモデルがGoogleと似ているので、Googleを例に出すと、ユーザーには「無料で良質のコンテンツ」を、収益回収にはその良質なコンテンツで集めたユーザーの数と特質による「広告料金」および、そのビジネスモデルに対する「評価(時価総額)」で収益をあげるGoogleは今までのビジネスモデルとはちがった。

早速、授業でも先生がボードに主たるコンテンツのビジネスモデルを表で書いてくださり、いざ具現化してビジネスモデルの変化を追うと、いかにビジネスのモデルを考えるのがcreativeでcatchyかわかった。うまくparadime shiftに乗れないとおいていかれますね。株価が好調で、創設者二人が年収1$でやっていけるGoogleも、いつNext Googleが現れるかわからないと危惧するのは至極当然なんですね。

~森さん~
森さんの話は内容が多岐にわたっていたので面白かったが、一番面白かったのは森さんのライフプランだった。どちらかというと研究畑が強い森さんは大学院で長年勉強されていたため、自分の専門分野でコンサルやメーカーに入られ、研究内容を実践にうつしている印象が強くて素敵だった。
特にテーマでもあった「innovationの普及」は、自分もとても興味を抱いているテーマであり、日本の既存メディア(とくに規制がある分野)企業に足りないものであると感じている。抜本的なinnovationをする気があるかないかは、メディア再編が進む海外勢と比較すると「ない」よりにある。
このままでは国内市場も縮小していくであろうし、old business modelしか通用しない閉じた業界制度ではglobalな投資・流通市場からshut outされるであろう。長期にみてメリットがあまりないにもかかわらず現状を改革しないのは、既得権益者が多いからであろうか?森さんのようにacademicとbusinessの両側面での経験を積んで、ここらへんのグレーゾーンをクリアにしたいものである。

6月4日のゼミ

<NC:ネットの規制について>

ネットの規制については、これまでも時折話題となってきました。

You tube などオンラインビデオでの著作権問題もそうですが、投稿者でも視聴者でもない誰かが介入して投稿に手を加えることがあったり、投稿に規制がかかることになったりしてしまうと、開かれたメディアであるからこそのネットの特性が損なわれてしまう可能性が出てきます。

しかし、だからといって、根も葉もない誹謗中傷により特定の誰かが傷つくことも防がれなければなりません。

結局は、個人個人のリテラシーが課題となるのではないでしょうか。

<森さんゲスト>

この日、ゲストとして来てくださったTHINKの森さん。

C-Net の写真よりも現物はよりさわやかな方でした。

印象に残っている言葉は「今日の常識が明日、常識であるとは限らない。」ということ。

森さん自身、その言葉を信じ行動していらっしゃる印象を受けました。

今日のお話から感じたのは、

大きなものに巻かれたり、「今」ある状況に満足したりするのではない。

常に、次なる可能性を見いだそうとする姿勢、また、

自分にできることではなく自分がしたいことを追求する姿勢が大切なんだ! 

ということです。これは働くことに限らず、人が生きていくうえで全てに通じることだと思います。


2007-06-07

6月4日ゼミの感想

News Clipping

2ちゃんねるに関するお話がありました。
単純に規制といっても、非常に難しいと思います。
まず、削除に関するものですが、西村博之が独自のガイドラインに沿って書き込みの削除を行っています。しかし、裁判所の判決に基づけば、彼の削除基準は法的には不十分なものであり、罰金も課されています(ただし払ってない)。
「死刑になるのなら払う」ということは罰金が払われることはないでしょう。
そもそも彼に罰金を支払わせることで問題が解決するのならとっくの昔に解決できるであろう問題だとも思うので、罰金自体に重大な効力があるとは思えません。

そうすると現状の不明瞭な罰則規定でなく、より厳重な法整備がやはり求められるのだろうなと思います。
ただ、書き込み内容に対して国家権力が絡むと必ず「検閲だ」という議論が浮上してきます。

ネットがらみの法整備に関してはその道の専門家の不足と判例の少なさが判断を鈍らせる要因なのだろうなと常々思ってます。

この点に関する個人的見解としては、特に大きな罰則規定を設ける必要はないと思います。

2ちゃんねるの情報のプラットフォームとしての機能(全く見ない僕が言うのもなんですが)は見ている人にとっては捨てがたいものであろうかと思われますし、情報の「数」でマス媒体に対抗できる数少ない手段なので、今後も動きを見ていきたいなと思うという一面もあります。

改めて、情報リテラシー能力がますます求められる時代になっていくのだろうなと思います。
根本的なリテラシー能力格差がよりいっそう浮き彫りになってしまうなという印象です。



森さんとのセッション

森さんのお話の中の「本当の“面白い”物事」という単語と「今面白いことが必ずしも今後面白いことではない」という言葉が印象的でした。
当たり前のことのようで、就職活動を控えた身である自分がこれから目先のことに集中しすぎて忘れてしまうことがあるかもしれない言葉だなと思っていました。

本当の面白いに出会うこと、そしてその場面場面による自分にいかに投資できるかが重要なんだなと再認識しました。

どの場面で自分への投資を別のベクトルに向けるか、決断力。

あとは、passionですね。
情熱をもって活動に参加していきたいと思います。

2007-06-06

6月4日(月)、ゼミの感想

NewsClipping
 ネットへの規制と表現の自由に関する問題について。
 朝日新聞の記事にもあったような書き込みのせいで、インターネットの信頼性が落ちている部分があるとは思いますが、いっぽうで膨大な書き込みを取り締まることができるのかという疑問もあります。
 2ちゃんねるの話ばかり取り上げられましたが、mixiなど他の媒体でも今後こういったことが起こらないとも限らないでしょう。先日mixiの会員が1,000万人を超えたという発表がありましたが、もうその時点で「ある程度閉じられた交流」などとは言えないような気もします。そのような極めて大規模な集団に対して規制を行ったところで、さほど現実的な効果は得られないと思います。
 ある程度は、ユーザーのリテラシーに頼るしかない部分もありますし、訴訟などの事後処理を行うことで対処していくしかないでしょう。

ゲストとの対談・議論
 「いい商品が売れるのでなく、売れたものがいい商品になる」という話が印象的でした。もちろん、いい商品だからこそ選ばれているという考え方もありますが、さほどいい商品とは思えないものでも売れていることを考えると(Microsoft Office、携帯電話の新機種、インターネットサービスプロバイダ)、広報や宣伝の果たす役割の大きさを感じました。同時に、一度シェアがなかった商品で、その後ユーザーの支持を得られた商品があれば、そこでどのような取り組みがなされたのか、興味を持ちました。

6月4日ゼミ感想

─NC─

無料情報があふれる時代にどのように情報に価値をつけていくかといったことを考えたとき、誰にも真似ができないような情報を得て生み出す戦略が必要となってくる。ただのコンテンツを保有しているだけでは将来的に生き延びてゆけないという話は衝撃的だった。

某コンテンツホルダーの企業の方と話していて感じたのが、コンテンツを流通する窓口・ユーザーに届く出口が少ないことだった。(だからメディアが力を持つのだろうか?)コンテンツを充分に生かせていない現状を変えない限り、コンテンツによる収益もインセンティブも生まれなくなってしまう。しかし、結局はコンテンツそのものが誕生しない限りメディアがあっても意味がない。コンテンツを生み出す企業の衰退はメディア産業の衰退にもつながるのではないだろうか?

日本のコンテンツ事業者も今後を真剣に考えないといけない時期にきているだろう。



─森さんとのディスカッション─

最近強く思うのが「大企業は冒険しない」ということ。色々な人と話すたびにがっかりすることが多い中(一体どの企業に入ったらいいのだろうか!?)で森さんの企業の姿勢についてのお話は非常に嬉しかったです。
(この点についてすかいらーくでお話をしましたがそれは割愛させていただきます…。)

印象に残った言葉は「自分にあった仕事かどうかは自分で決める。自分のために待っている仕事はない。自分で創りだすしかない」

……なるほど!!

6月4日のゼミ

+合宿場所+
個人的にも、都内でする意味は無いと思ってます。

+NewsClipping+
2ちゃんねるの話が出たので、コメントを求められている感があります。
1ついえるのは、2ちゃんねるは完璧な匿名性ではありません。IPアドレスも送信されるし、IDも掲載されます。(例えばこんな感じで ID:gJcmXAtm0)
正直、ひろゆきも言ってますが「嘘を嘘と見抜けない人はインターネットを使うのは難しい」といつも思います。ネットリテラシーの話にも繋がりますが、どの情報が正しくて正しくないかの判断だけは個人でなんとかするしかないんで。
プライバシーの権利と表現の自由の関係は、それこそトレードオフの関係なので、難しいとは思いますが、業界団体間でのガイドラインの策定を早急にするべきでしょう。おそらくもう既にやっているんでしょうが。

+森祐治さんの訪問+
すかいらーくの話でのお話で、森さんの仕事に対する考え方を少し垣間見ることができました。「最悪、自己破産してしまえば良い」という考え方で、自分の好きなことをやり続ける姿勢にある種の憧れを感じました。好きなことを貫き、好きであるが故に人生のどれだけ多くの時間を使っても苦にならないような分野に身を置いて仕事をしている人というのは、本当に輝いて見えます。

2007-06-05

ゼミの感想

NC
2ちゃんねるの匿名性に関する問題はかなり奥が深い問題だと思うので今後意識して考えていこうと思う。
2ちゃんねるの特徴を大きくまとめると

  • 完全な匿名性
  • オールカテゴリーが集合する巨大情報提供サイト

匿名でどんなに信憑性がないことも、注目を集める記事であれば一瞬にして世の中に出回ることができる。それをサポートするのが全てのカテゴリーが1点に集中している特長だ。以上の2点にはこのような相関性がある。2ちゃんねるの問題を考える際、1.匿名性の問題、2.情報の一転集中の問題を考えたうえで、どのように犯人を突き止めるかというプロセスを明確に作らなければならないと思う。

1の問題に関しては単に匿名性ではなく、実名にすればよいという二元論ではない。両方に一長一短があるからだ。ただ、管理者と利用者間での匿名性と実名性とで区別すべきだと感じる。例えば、2ちゃんねるに書き込む際にはまず、ユーザー登録を行わなければならないというような仕組みである。そうすれば、事件が起こった際に捜査をしようとすれば出来るし、掲示板の匿名性によるメリットも保たれる。少々、反発は出るとは考えられるが、いじめや自殺の温厚となっている2ちゃんねるの現状を考えれば妥当であるのではないか。また、金先生がおっしゃっていた捜査にかかる金額もこれで縮小できる。このまま、ネット上のバイオレンスを野放しにしておいては、利用者の安心は確立できない。ユビキタス社会を実現する為にも一刻も早くこの問題に取り組まなければならない。管理人と利用者の匿名・実名が分けるというのはきっと議論にも出ていると思うのですが、それが実行されてない理由があるのならとても興味があるので教えてください。

森さんの講演:

とても充実していました。創造性は受け取る側のコンディションによって異なり、創造性に含まれるNewとMeaningfulの「Meaningful」を戦略的に受け取る側に伝えることでただの石ころがたった一つの宝石に変わるというお話は特に面白かった。なんというか遣り甲斐を感じるお話でした。新しいコンテンツが出てきた際に、どのようにプロモーションしていくか・・・その重要性をしっかり感じることが出来ました。例えば、村上隆のアメリカでのヒットは、あのポップな絵に日本の文化と歴史をうまく盛り込み、巧みにプロモーションしたことによってヒットが生まれました。日本ではただのオタクの作品がMeaningfulであるということを、適切な場所(アメリカ)で適切な時期(戦後60周年くらい)にで巧くプロモーションすることによりCreativeな作品へと変わったということです。今後、Creativeだといわれるもの、もしくは人がその時に感動するものの「New」の要素と「Meaningful」の要素の両方を考えて捉えていきたい。そうすることによって、(願わくば少しは)自分が作品をいつかプロデュースする機会、または宣伝する機会に恵まれた時にかなり強いのではないかと感じる。

6月4日ゼミの感想

●News clipping



SaaSは、ゼミの前では身近な問題として考えることが
できなかったのですが、補完性と垂直統合など、考え方
によって議論の幅が広がるのだと勉強になりました。

今日の新聞にも小さくですが、中小企業のIT化促進の
一部としてSaaSが載っていました。
SaaSなどバージョンアップが常にできるようなシステムを導入し、
活用できるようになれば、中小企業の恣意性というか、
そのような弱点が少なくなっていく“成熟”が起こるのかな、と思いました。

無料新聞については、韓国やイギリスでそこまで普及しているとは知らず
勉強不足を実感しました。確かに、安い方がお財布にはうれしい。
現在のフリーペーパーはパラパラと眺めるという感じで、新聞にとって変わる
というより、新しい読者層を発掘しているように思えます。
無料紙として普及するには、それなりのコンテンツを用意することが必要だとは
思いますが、それが日本の硬直した構造の中でどのように変化していくのか
考えていきたいと思いました。

また、専門紙が成長するとありましたが、現在の日本の新聞はターゲット
を狙った新聞がないのが現状です。(Expressは20、30代を狙っているようですが)
でもそれが一種の安定感をもたせていたのだと思いますが
その一方で、画一化が進んでいるのもまた現状でしょう。
コンテンツの内容、IT化、無料紙など新聞は大変そうですね。

●森さんのお話
携帯から企業、web2.0の話までいろいろなお話が聞けてとても勉強になりました。
森さんの視点というのがあるように感じました。
印象に残ったのは、“良い商品”の話です。
新しいもの、価値のあるもの。確かに普及することによって「価値がある」と思うし、
そう思わせる大きなプロセスが重要になってくる。
無料紙も全国的に、普及するにはこのプロセスがどうしても必要なのだろうと思いました。

また、「自分にカスタマイズされて待っているものはない」という言葉は
私の中にあった自分に対する言い訳を、見透かされた思いでした。。。
“passion”をもって、自分の勉強に取り組んでいきたいです。

6月4日ゼミの感想

NC



無料新聞がなぜ日本でできないのかというのは日本人の気質や体制に原因があると思いました。

たとえ無料新聞が取材に行こうとしても他の新聞社に邪魔をされたり、記者会見の席をとってもらえないとおもいます。これは新規参入を嫌う日本人の性格のためです。だから既存の新聞社が無料新聞を始めない限り、新しい会社がフリーペーパー以上のものを作るのは難しいと思います。海外でどういった経緯で無料新聞が誕生したのか気になります。



SaaSについてはゼミの前にもっと勉強しておくべきでした。これは本当にMSには脅威だと思います。でもこういった新しいシステムの導入が、正しい競争を生み出すのでこういったことがもっと積極的に起こっていってほしいと思います。正しい競争は良い商品やサービスを生み出します。2010年NTT解体にも正しい競争が出来ていない状況が書いてありました。世界にはこのようなことでよいサービスが行き届いていない状況がたくさんあると思います。SaaSはこういった意味で画期的だと思いました。





森さんのお話



これからの映画は売れる見込みがないと制作費が出なくなってくるということや、最初に売れなかったものはすぐに新しいものに変わってしまう傾向にあるとおっしゃっていました。これからますます、無名の監督が日の目を見ない時代になっていくのかとさびしく思いました。売れればいい!ということもおっしゃっていました。売れる作品が果たして本当にいい作品なのかというところには疑問が残ります。しかし、クリエイティブを受け入れるのは社会、「いい」を受け入れるのも社会と考えると、売れないものは「よくない」、クリエイティブでないものになります。この解釈は間違っていると思いますが、ビジネスの世界では仕方のないことなのかなと思いました。

ベストなのは「いい」ものを売らせる社会にしてしまうことだと思います。誰かがんばってください。

0604 ゼミの感想

◎NewsClipping◎
2ちゃんねるの問題については、私的に興味があった。
「何でもあり」というが、2ちゃんねるには2ちゃんねるの秩序があって
ネットが生んだ立派な文化とも言えると思う。
その一方、自分への中傷が書き込まれたりしたら、相当嫌な気分になると思う。
確かに、裁判沙汰になってしまうのも、理解できる。。。
法律などによって規制するのも一つの手だが、利用者が自由に書き込みするだけではなく
自由に削除できるようにするのも一つの手だと思った

Saasと無料新聞のNewsClippinngでは、垂直統合モデルの二つの意味を理解できて有意義だった。
最適で柔軟な垂直統合モデルという概念が、新鮮だった
また、無料新聞は、ビジネスモデル的にもしっかりしてるし、近い将来、日本でも流行るような気がしてならない

◎森さんのコラム◎
様々な人生経験をしていて、とてもフットワークが柔軟な方だなぁと尊敬した
お話の中で、実は日本でも、退職したシニアたちが新しい会社を作ることが盛んで、新しい起業は沢山起きているという情報が新鮮だった。企業のことなど、このゼミに入るまで全く考えたことがなかったため、まだまだよく分からないことが多い。
私的に、creativityについては、その言葉の概念を追うことに対した意味はないと思った
newとmeaningfulを持ち合わせ、社会に受け入れられることがcreativityの条件だと言っていたが
それは論理的なようであって、極めて情緒的であり、産業に大きく偏った考え方だと思う
newでなくてもmeaningfulでなくても、creativeなものがあると捉えることができる人間は
「無限」「有限」などの概念はcreativityに存在しなく、creativeはcriativeとして考えてる人が多いと思う
実はcriativeにも意味なんかない

6月4日 ゼミ感想

・NC

 今回のNCで一番大きかったのはフリーペーパーついて、再認識することができたと思う。私の中で小さなフリーペーパー革命が起こった感じがしました。私が利用しているフリーペーパーと言えばホットペッパーかクーポンランドといったクーポン誌です。フリーペーパーに新聞のようなコンテンツを期待していないし、新聞などの有料誌は有料だからのクオリティーで提供できるものだと考えていました。以前、青山の洋服屋さんで私にとってハイクオリティーなフリーペーパーに出会ったことがありました。その時は「すごいなータダなんだー」しか思っていなかったのですが、今回これについて触れた事で青山にあったフリーペーパーとリンクし革命が起こった気がします。ゼミ後、フリーペーパー検索サイトを覗いてみたり、フリーペーパーに関する私の記憶を思い出してみると、フリーペーパーに対するイメージが一掃できた気がする。もともとフリーペーパーはなんとなく好きではなかったし、クーポンのないフリーペーパーはDMと一緒だという考えがあったのが消えた。


・森さん

 クリエイティビティーについてのお話は興味深かった。自分にとって、受け手にとって、時間軸を合わせて・・・と考えると創造性はつきない。価値を持たない、価値が風化してしまったクリエイティビティーにはプロセスという価値がある。私が今まで考えていた創造性は、モノ自体は一緒でも人によって組み合わせ方が違うから、その人なりの組み合わせの方法のことだった。先に述べたのに文脈や状況といった要素を増やしていけばいくほど、無限大になっていく。だからクリエイティビティーはつきない!とてもポジティブな考え方だと感じた。

 またビジネスモデルについて、最初は「異物」だと感じられるものをどう異物に見せないようにしているかだ、と聞きこれはビジネスモデルだけでなく、自分にとって新しいモノやコトがあった時、初めて出会うものは全て異物だが、それをどう処理して自分にとって異物でなくすかというプロセスと一緒だとおもった。ただ、異物というとマイナスイメージがあるから、自分と違うものとどう付き合っていくのかを考えると置き換えられると思います。「考え方」はどんなものにも通じているんだと感じました。

6月4日ゼミの感想

【News Clipping

私はニュースクリッピングの中ではいつもゼミで言われていることですが、
何事もバランスだということを再確認しました。
短絡的に~のみという結果はほとんどありえません。
例えば、今日のニュースクリッピングの中ではコンテンツ頼みが限界にきてるといっても、
それはコンテンツの消滅を示しているわけではないし、またプラットホームだけでは
それは成り立ちません。新聞もゆらぎはあるとはいえなくなるとも考えられません。
2ちゃんねるの話でも、2ちゃんねるがなくなるとはなかなか考えられないし、
かといって野放しというわけではないでしょう。
このように、先生のおっしゃっていたように何事も物事のせめぎあいです。
私はゼミに入るまでは二元論的な考え方をしがちでしたが、
入ってから少し柔軟な考え方があることを知る事が出来た。良かったと思う。

【森さんのコラムより】

私はCreativityの話が印象に残っています。
時系列も場(occasion)があるからCreativityは無限だというのを伺って、
森さんも感じられていたように私も少し楽な気持ちになれた気がします。
新しいモノを求める世の中で私は個人的に息が詰まりそうな気持ちになる事が時々あるのです。
また、innnovationはsomething newとperceptされることであるというのは、話にもありましたが、creativityはsocially constructedと同じことだと感じました。

ゼミの感想

*NCについて*

今日のNCで興味深かったのは無料紙と有料紙の話です。日本ではどうして無料紙が普及しないのかという話でした。日本では最近フリーペーパーが注目されるようになって、HotPepperのクーポンを使うことは当たり前になって、R25を読んでるだけでかっこよく見えたり、駅や街のいたるところでフリーペーパーを目にするようになりました。新聞とフリーペーパーの違いはなんだろうと考えたときに、新聞は「毎日」出るもので、速報性が重要だから毎日出るのだと思います。。フリーペーパーは週1や隔週など毎日である必要はありません。そこで考えたのは、毎日発行されるフリーペーパーがあれば、それは新聞になるのではないか、ということです。週1のペースでの発行だと時事ネタを扱っても、次から次へいろんなことが起こる世の中では、発行されるときにはすでに時代遅れになっている可能性があります。でも、毎日発行していれば、前日のニュースを扱うことができます。そうすれば必然的に新聞のようなものになるのではないでしょうか。

*森さんのお話*

森さんのお話の中で印象的だったことは、「創造性は受けてに依存する」ということです。創造性とはnewでありmeaningfulであるということで、meaningfulに絶対的な基準はないからです。社会の人々が認めたその場所、その瞬間に「創造性がある」と決まるということでした。確かに、自分が創造性があると思っても、他の誰も認めなかったら、それは無かったことと同じことなのかなと思いました。創造的であるということは主観ではなく、あくまで客観的に決まることなのだと思いました。そのために、価値があるようにデザインし、見せることが必要なのだと分かりました。これは商品であっても、人間であっても同じだと思います。自分は創造性溢れていると思っていても、それを上手く相手に伝えられてなければ、凡人です。アピールの仕方はすごく重要なのだと思いました。

2007-06-04

6月4日ゼミの感想

☆ニュースクリッピング

2ちゃんねるに関する記事では、表現の規制を一体誰が行うべきなのか?規制の基準はどうするのか?という点が重要であり、このような事前にルールを決めていてもカバーしきれないことが多い分野においては、被害者が司法に訴えて、時間を経て確立していくものだということを知りました。
また、SaaSの記事では、好きにカテゴライズできると互換性はどうなるのかと思いました。ゼミの中で、ヴァージョンアップする際には売上のためにあえて互換性を持たせないというのを聞き、互換性は持たせたほうがいいと単純に考えていましたが、そういう商業的な視点からも考えられるのだとわかりました。
はじめて担当したニュースクリッピングの「メディア地殻変動」でしたが、ポイントとしては高度で対価も大きい専門情報誌と無料情報誌が、双方とも拡大し、重なり合う時代が来ているということだと思います。今のところ日本には存在していないけれども、クオリティーの高い無料紙があれば、読者はそっちがいいに決まっています。読む人が増えれば広告収入もあがるから、お金も入ってきます。新聞をとる人の数がいまだ多い日本において、新たなビジネスモデルの無料紙が普及するには、まずクオリティーの高いものが登場する必要がありそうです。近い将来現れるかもしれません。期待したいです。

☆森さんを招いて

クリエイティブについてのお話が面白かったです。クリエイティブというのは、時系列とオケージョンによって無限に存在し得る。そのクリエイティブを受け入れるかは社会が判断をするということでした。
これは、売れる商品が必ずしも良い商品なわけではない、良い商品の“良い”とは何か?という話と通じるところがあるのかな??と思いました。ある商品の価値を社会が受け入れるかどうか、それが良いタイミングであったかということで、売れるかどうかが決まり、売れて普及して良い商品とされる。
戦略も絡んでいるのかもしれません。

森さんのおっしゃったパッションという言葉が印象に残りました。

NC テレビ番組のネット利用促進

●TV番組のネット利用促進 2年以内に法整備
( 産経新聞 6月1日)

政府の知的財産戦略本部は31日、「知的財産推進計画2007」を決定し、
インターネットでのテレビ番組利用を促す新法を2年以内に整備する方針などを明記した。
ネット配信を前提とした契約ルールの策定も目指す。
特許料などの負担を軽減する考えを明らかにした。 
ネット配信に使う場合、すべての権利者の承諾を得る必要があり、
番組をコンテンツとしてネット配信する事業展開を難しくしている。 
この状況の改善を目指し、新法などでは既存番組の権利者間の調整を簡便にする手法や、
権利者の情報を一元化して取引できる市場の創設を目指す。
ネット配信を前提にした契約ルールについても検討し、「世界最先端の知財立国」を目指す。

●「権利者の情報を一元化して取引できる市場」とは具体的にどのようなものなのか?
●どのような番組を配信することが、ネット配信のメリットとなるのか?
●これまでの番組とネット配信を前提とした番組では、違いはうまれるか?どのような違いなのか?

2007-06-03

不正コピー防止なし 米アップル、音楽ネット販売開始

抜粋

 米パソコン大手アップルは30日、同社が運営する世界最大のインターネット音楽配信サイト「iチューンズ・ストア」で、不正コピー防止技術を取り外した楽曲の販売を始めたと発表した。英音楽大手EMIグループの楽曲が対象で、iチューンズからダウンロードしたEMIの曲は、アップルの「iPod(アイポッド)」以外のデジタル携帯音楽プレーヤーでも聞けることになった。価格は1曲1.29ドルで、不正コピー防止技術つきの楽曲(0.99ドル)より割高だ。 音楽会社は、アップルなどネット配信業者にデジタル著作権管理(DRM)と呼ばれる不正コピー防止技術の採用を求めてきた。しかし、ネット配信業者のDRMは互換性に乏しく、iチューンズの場合はiPodでしか聞けないため、消費者からDRMを取り外すよう求める声が出ていた。 EMIは4月、主要音楽会社で初めてDRMを外した楽曲をiチューンズなどに提供すると発表した。EMIの楽曲販売が順調に伸びれば、他の音楽会社もDRMを外す可能性がある。

 参考文献 https://db.yomiuri.co.jp.kras1.lib.keio.ac.jp:2443/bunshokan/

 感想

 不正コピー防止無しまでしても、音楽を配信しようとする音楽業界の奮闘振りが感じ取られた。CDの販売枚数の減少が顕著ななか、音楽会社は生き残りに必死である。消費者はCDを買うよりも、音楽をダウンロードする人が増えているので、配信サービスを充実させる必要があると思う。そこで音楽会社がこれからどのような対策をもって生き残るべきか、を議論したい。