2007-06-12

ゼミの感想

★三田祭論文★
コンテンツ産業の未来というテーマは、自分の興味のある分野です
頭の良い官僚の方達は、新しい未来を創造をすることに大変な努力を費やしているはずです
しかし、日本のコンテンツとは何か?という問題について、答えられる人は殆どいないと思います
未来を考える上で、日本の今のコンテンツが生まれている文化的背景を調べ
他の国のコンテンツとの差異を明確にし、その差異を有効に活用することにより
より日本のコンテンツは流動的になると思います
私は、そうゆうリサーチ方法が有効だと思うので、現在のコンテンツを知ると共に、その文化的背景を探って生きたいです
また、最近ファッションにも興味が沸いたので、日本のファッションとも関わらせることができたら良いとおもっています

★NewsClipping★
日本のメディアの寡占的状態はとても深刻な問題だとおもう
Sponser→Ads→TV→Production という流れ出、どんどんマージンが取られていく状態は異常だ
SponserはAdsやTVにとってお客様であるはずなのに、むしろ、Adsがこの日本で大きな権力を持つ体制はとても興味深い

また、ネットモラルも大変興味深かった
美大に入学して始めて受けた授業で、デザインや、PCの技術を教わる前に、大きなコンクリートの立方体を与えられたことを思い出した
そのコンクリートを、削ってクツを彫塑したのだけど、教授は「モノを感じて、物体として見ろ。。。。言葉ではそれ以上伝えられないから、身体を使って感じろ」と言っていた
その授業を通して、人間は、モノを見ているようで、ほとんと表層しか見ていないことに気がついた
モノを見るということは、その物体の裏側まで感じることだということが、その授業を通して悟った
その授業を受けていなかったら、成果が見えやすいPC技術を向上することだけに意識をとられて、全く自分の鑑賞・デザイン力は向上しなかったと思う
結局、人間精神をかたちづくる諸観念の対象は身体であり、身体的体験・経験をしなければ何も習得はできない
その点、PCは知的体験は豊富だが、身体的体験は乏しいので、私自身の偏見では、幼い子供にPCはさほど有益ではないと思う。

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