6月11日ゼミの感想
News Clipping
<広告>
ゼミ中にまともに答えられなかったので、ここで自分の考えを表明したいと思います。
現在の日本の広告メカニズムは、市場が成熟していること、一定の安定感をもっていることを考えれば、日本独自のメカニズムとして「いい」メカニズムであると思います。
ただ、一方で、超巨大代理店の存在が寡占市場を生んでいるという点から見ると、「よくない」メカニズムです。(競争が生まれないから)
日本の様々な産業の抱える問題点として、ゼミでも何度も出てきましたが、既得権者の絶対的優位性が挙げられると思います。
既得権者の細分化、競争原理を生むことというのは政府が問題意識をもって整備しないと変わらないことであると思うので、現状ではメリットを生かして、デメリットには目をつぶるという形を維持したまま時間を経過させていくことになるのだろうなと思います。
こうした中で一点、広告に関して言うと、この市場を切り崩すパワーを持つのがネット広告であって、ネット広告の市場価値が高まれば高まるほど、広告業界に競争が生まれてくるんだろうなと思います。市場を変化させるという意味では大きなインパクトになる可能性を秘めた分野です。
だからネット広告を研究で扱う意味があるんだと思います。
三田祭がんばります。(あ、結局話がずれた)
<著作権>
著作権侵害の非親告罪化に関しては、模倣品・海賊版を広めないために起こった議論ではありますが、これによって失われるものが大きすぎるように思われるので反対です。
著作権(法)とは「文化の発展に寄与」するためのものであり、非親告罪化によって模倣品・海賊版を抑えることが、日本のソフトパワーとしての漫画文化の発展を阻害することになるのであれば、それは必ずしも正解ではなく、むしろ模倣品・海賊版摘発のための方策が練られるべきだと思います。
<ネットモラル>
各人の立ち位置が様々で面白かったです。
「読み書きそろばん」から「読み書きパソコン」っていう話がありましたが、パソコンで読み書き出来ちゃうんですよね。
僕は有害サイトの閲覧の危険性や掲示板・ブログへの書き込みは親が注意してみればいいと思うし、小学生のころからパソコンを使うことで誰かみたいにプログラミングで賞を獲るなんて非常にいいことだと思います。
気になるのはパソコンばっかり使ってると頭使わないことです。
自分が漢字をかけなくなっているのを身をもって体験している最中な上に、バイトで今の小学生がパソコンをバリバリ使ってる一方で漢字をまるで書けないというのを見るとやっぱり使うべきか使わないべきかというと必ずしも使わなければいけないというわけではない以上、使わせたくないなって思います。
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