サイトでテレビCM製作
出典:産経新聞,2007年6月13日,特集
要約
大手企業以外には縁遠いと言われるテレビCMの新たな利用者を掘り起こそうと、電通は昨年10月からインターネットでCMを購入できるサービス「CMGOGO」の実験を進めている。
CMGOGOとは・・・100パターンほどの素材動画がサイト上にあり、そこに企業名や連絡先などを入 力すればCM動画が完成する。同時にどこに流すか、「枠」も決められる。登録から放送までは一ヶ月程度と短い。
費用は関東地域に15日間、計10回のCMを放送する場合525万円。その他地域の放送局ならば23万円。キー局に放送することも可能。費用は525万円。
米国のベンチャー企業をモデルとしている。地方テレビ局で売れ残っているCM枠を検索して地元企業に安く販売しており、CMの簡易政策もてがけている。テレビCM業界ではテレビ広告業界のロングテール化とも言われている。
電通はCMGOGOのラジオ、新聞、雑誌版などのサービスも視野に入れている。
感想
最初にこれを読んだときはCMを安くしてしまうプランを考えてしまって、電通は自分の首を自分で締めていると思った。そして、テレビにとっても枠が安くなってしまい、あまり好ましくないのではないかとおもった。中小企業にとっては今まで不可能だったテレビ広告が可能になり、好ましいと思う。また、CM枠があまっている局に関しては救いになるかもしれないと思った。動画の素材がCMGOGOのページで見られる。面白いので見て欲しい。
議論したい点
電通にとってこのサービスが普及したとき大きな利益になるのか?
テレビ局にとっては?
地方局の必要性が問われている今、このサービスが地方局を救えるか?
テレビCMは生き残れるか?
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