NC 通話料の不公平解消?
ケータイ業界に大変化、キャリアの収益モデル見直し求める
読売新聞 6月27日(水)
http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20070627nt0c.htm
要約
①携帯電話市場の競争促進案を検討している総務省の「モバイルビジネス研究会」は26日、携帯電話の新しい料金モデルについてまとめた中間報告案を正式に発表した。新料金モデルは、携帯電話機が売れることに携帯電話会社が販売店に支払っている販売奨励金を通信料から分離する。(現在は通信料に上乗せされて請求されている。)携帯電話料金の値引きの元手となっている「販売奨励金」制度を見直すのが柱だ。「1円携帯」など格安な携帯電話機の店頭価格が上がる可能性があるが、同じ機種を長く使う人の通信料は安くなりそうだ。
②携帯電話に組み込まれ、電話番号を特定するID番号が記録されているSIMカードをどの携帯電話会社の電話機でも使えるようにするため、ほかの携帯会社の機種に差し替えても機能しないSIMロックを解除するかどうかは、2010年に結論をのばした。
感想
モバイルビジネス研究会が提案する新ビジネスプランは、すでにソフトバンクモバイルが採用している。
・奨励金モデルを撤廃すれば端末市場の冷え込みはまねきはしないか?
・SIMロックが解除された場合、ユーザーは,本来は高価な端末を販売奨励金により安く買って・複数台を所有し,1枚のSIMカードを挿し替えて使うといった行為が可能になり,現行の販売奨励金モデルは成り立たなくなる。こうした展開を恐れているがために、販売奨励金撤廃→SIMロック解除の動きなのか?
・イー・モバイルユーザーが契約期間を確約することで 端末価格が上下する新しい販売モデルを導入しているが、これなら通信料の不公平感は解消されるのではないか?
0 件のコメント:
コメントを投稿