2007-06-29

電通の成長戦略

インターネットを通して、双方向なコミュニケーションが可能になったことで企業と顧客が直接結びつくことができる可能性が生まれているが、そうなると広告代理店はどういった働きをすることができるのか?そこでどんな存在価値を生み出せるのか?・・・と、私は思っていましたが、資料にはデジタル化進展によるビジネスチャンスの拡大、などマスメディアとインターネットとの結合でよりリーチが高く、帯域が広い広告ビジネスへの可能性を見出しいてるのがとても興味があります。

また、AISASの理論が商学部の授業の中でも出てきたことがあるのですが、とても興味があります。近頃テレビを見ていると必ず「検索窓」誘導広告だ。10本に1~2本のCMは[~~と検索ください]という効果音と表示がなされていると思う。この傾向はテレビCMだけでなく、新聞やオリコミ広告でも同様である。AISAS理論には、購買に際して吟味したり考量したりするための「記憶」の機会が少なく、代わって「検索」と「情報共有」とが購入決定の要因として重要視されるというインターネット時代に特徴的な消費プロセスが反映されている。 広告代理店がこうした傾向をどう利用していくのか、とても気になるところです。

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