電通のインタラクティブ領域における資料を読んで
この資料を最初読んで、具体的なサービスがわからなかったのと背景について自分の知識が不足していたので、知識不足を補う為に以下の資料を読みました。
背景:各業界(放送・ネット・モバイル)における広告市場の変化
- 電通総研 「2007年~2011年のインナーネット広告費に関する資産を発表―「2011年には7500億円を越える規模に拡大」 http://dci.dentsu.co.jp/pdf/publication_070416.pdf
- 三菱東京UFJ 「2007年度業界見通し:情報通信・メディア」http://www.bk.mufg.jp/report/indcom2006/09.pdf
- みずほコーポレート銀行「2006年度の日本産業動向~広告・放送業界~」http://www.mizuhocbk.co.jp/fin_info/industry/sangyou/pdf/1022_15.pdf
その上で、頂いた資料を読んで、一番印象的だったのがp13の「コミュニケーション手法の多様化」についてのスライドです。全てのメディアにインターネットへのアクセス要件が書かれている中、その実現性が現在では低いのが「テレビ×データ通信」であると思う。現在の地上デジタルテレビ放送対応受信機の世帯普及率については27.8%となっています(総務省のデータ 2007年5月7日)。このコミュニケーション手法に放送業界が取り組めるようになるまで、まだまだ長い道のりがあると考えられます。少なくとも2011年まではテレビからの顧客のワンプッシュでの取組みは難しいのではないかと思いました。電通が現状の放送業界の広告をより活性化するために何か工夫はあるのでしょうか。他のメディアがインターネットとの互換性を強めていく中、テレビだけ「続きはウェブで」で、TVからインターネットへ簡単に飛ぶ手段が欠けていてもいいのでしょうか。クロスメディア展開で一番顧客へのリーチが高いTVですが、インターネットとの互換性は現状では築けていません。
そこで以下の質問をしたいと思います。
- 現状(データ放送が確立されるまで)の放送広告その戦略はあるのか
- データ放送が普及すれば放送の広告費の割合は復活するのか
- スポンサー大企業の放送広告に関する意識の変化はどの程度か
- 電通として一番リーチ率の高い放送業界の今後の広告戦略をどう捉えていくつもりなのか
以上をお聞きしたいです。
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