eyeVioとリテラシー
eyeVioがターゲットとしている女性について考えてみます。
そもそも20代・30代の女性は動画を自ら撮影し、自らネットに投稿するのだろうか?
周りの女子大生にアンケートをとったところ、動画の仕事や課題を除けば投稿経験は皆無でした。
動画の視聴経験についても、たまたま視聴したことがあるくらいで、普段から動画サイトを利用してはいないようです。
ブログや写メの爆発的人気と動画サイトは並列して考えない方が良いでしょう。やはり、動画の撮影・編集・投稿は文字を書くのとは違い大変ハードルが高いと思います。さらに、ビデオカメラ等の撮影機材を持っている女性もとても少なく、デジカメや携帯電話で動画を撮影できることを知らない人が多いのが現状です。
女性に限らず、人というのは「面倒なことはしたくない、簡単にできることが好き」なはずです。
そう考えると、やはりこれからの動画サイトに必要なのは、「いかにラクに動画を編集・UPし共有できるか」ではないでしょうか。
現在アメリカでは動画サイトへの投資を考える場合、動画サイトに「オンライン動画編集機能」がついているかどうかをみているという話もききました。
たしかに、一度データをPCにうつして、編集ソフトで編集し、その後ネットにUPするという工程はものすごく面倒です。せめて、編集だけでもオンライン上でできたら、大変楽に違いない!と思います。
最近YouTubeがアドビと組んでオンライン動画編集サービスをはじめました。やはりオンラインでの編集サービスなど、簡単に編集・投稿できる仕組みは必ず必要になってくるでしょう。
その点、SFCで研究されている動画プリクラ(体を動かすことで動画にエフェクトをかけることができる)のプロジェクトはとても興味深いです。
やはり最も肝心なことは「タダでラクでおもしろい!」ということでしょう。これって動画サイトに限った話ではないですね……
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