eyeVio Business case study
●現状分析・使ってみての感想
デザインはかわいいけど、使いづらい。
Gmailのアドレスをインポートできる機能は便利。
Youtubeのように、とにかく数を集めて、その過程で質の向上を狙うのではなく、安全で安心な動画投稿サイトという位置づけで、目指す方向性もまるで違うものの様に感じた。
ダウンロードして持ち歩けることから、離れて暮らす家族にとってはいいサービスかもしれない。
●課題
1)活気が無い
原因:投稿したまま、見てもらうことを意識していない投稿が多い。サイト内でのコミュニケーションも薄く、多くの人が見ている気配がしない。多くの人に見てもらいたいなら、eyeVioに投稿するincentiveが低い。
解決策:
サイト内のコミュニケーション機能の拡大(投稿した人と見た人のコメント機能?)
リアルなコミュニケーションとの関係を強化??
2)artistと一般の個人とSONY製品などのCMの3つが混在(誰に向けてのサービスかわかりにくい)
原因:表示方法、区分がわかりづらい、アーティストのチャンネルの必要性は?
解決策:ジャンル分けをして表示する。(ホーム・ペット・乗り物等)
サイトの方向性を明確にする?
いっそ、喜・怒・哀・楽・感動・感謝等の感情で区分するとか?
3)ランキング機能がひどい
原因:クリック数重視のランキング方法、絶対的な見ているユーザーが少なく、集合知が働きにくい
解決策:現状のクリック数重視のランキング方法は辞めるべき。見た人が☆で評価する機能の導入
4)見たいものが無い
原因:それぞれのコンテンツの内容がわかりづらく、つながりが薄い=見たいものが無いように感じる
解決策:一つのコンテンツから、似たようなコンテンツに次々と飛んでいけるような機能が欲しい(as in Youtube・タグで似たものが横に出る)
●疑問点
1)このサイトの目的は?
「リアルタイムに感動を共有するパーソナル映像ネットメディア」
つまり、どこからでも(いろいろな端末から)個人の動画投稿・共有を推進することがサイトの目的?
内輪でのコンテンツに特化するのであれば、公開のこのようなサイトを設ける意味は?
2)どのように収益を得るのか?
多くの人やコンテンツを集めるのでないのであれば、広告モデルはやりづらい??
スポンサーにとっては、安心して広告を出せる場所であればいいのか。
3)他の動画投稿サイトではなく、eyeVioに投稿するインセンティブは?
非公開のまま、特別な人とだけシェアできること?
動画を公開する人にとっては?ハードとの連携?
4)他の動画投稿サイトではなく、eyeVioを見るインセンティブは?
著作権違反・過激な動画を見ることなく、安心して見たい動画を探せる??
5)チャンネル視聴による連続再生は必要あるのか?その設計意図は?
TVと違って、PCで動画を見る人は、自分がその時に見たいものだけを見たいのではないか
6)SONYやSONYの映画・音楽コンテンツの連携は考えていないのか?
●自分だったらどう改善するか。(展開可能性)
・上記の課題の解決
・映像を介したコミュニケーションを促進する
例えば・・・
1)映像をつくるノウハウ・支援のツールを提供
2)母の日・父の日・敬老感謝の日等のキャンペーン
3)悩み相談・料理教室などのコーナーを設ける(知らない人との動画を用いたコミュニケーション)
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