2007-05-19

著作権とは何か

「著作権の最大の存在理由は、芸術文化活動が活発におこなわれるための土壌を作ること」という筆者の考えに共感しましたが、実際にこの目的に沿うようにするには、どのような方法が最も良いのか、つまり著作権というシステムをどうするべきなのか、というのを法律として明文化するのは難しいと思いました。

というのも、著作権法が機能しすぎれば、自由な創作活動にとってマイナスになってしまう可能性もあるだろうし、また一つ一つのケースすべてにあてはまるルールはあるのかという疑問、そして本の中に述べられていた「創作・表現の必然性」を、他人が判断できるのかと思ったからです。
やはり、創作は誰かの影響を受けていたりするもので、著作権が強く機能しすぎてしまうと、逆に「芸術文化活動の活発化」を妨げるように思います。

このまえのゼミでyoutubeのnotice&takedownに関する話が出ましたが、この法律の良いところは、強く規制しないことで自由な活動が生まれ面白いものができるというところです。

著作権法は果たしてどこまで規制をするべきなのか?というのが議論したい点です。

表現の自由という権利もふまえたうえで考えてみたいです。

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