2007-05-17

5月21日(月)、NewsClipping

ゼミのテーマとあまり関係ないかもしれませんが、興味があったので載せました。

グーグル新機能、自動翻訳で外国サイト検索 20カ国語対象
(2007年5月17日、Sankei Web)
http://www.sankei.co.jp/keizai/it/070517/itt070517000.htm

●記事の要旨
米Googleは16日、母国語のキーワードから海外サイトを検索し、自動翻訳機能により検索結果を母国語で表示するサービスの提供を開始する予定があることを発表した。対象となる言語は、日本語や英語、中国語、アラビア語など20カ国語にわたる。

●感想
実際に「自動翻訳機能」を用いて日本語訳された「ワシントン・ポスト」や「タイム」のサイトを見たのですが、日本語としてまったく意味不明で、英語から読んだ方が理解がしやすいという印象を受けました。翻訳ソフトの問題点は以前から指摘されていたようですが、ここまでひどいと、本当に普及するのか疑問を持ちました。Googleも以下のサイトで、「最先端のソフトウェアであっても、残念ながらネイティブ スピーカーやプロの翻訳者のような言語レベルには届きません」と言及しているくらいです。同時にこうしたシステムを構築することの難しさを感じました。

ちなみに、2006年11月時点でのGoogle Translateのシェアはかなり低く、Yahoo!やExciteを利用している人が多いようです(以下の資料)。

●議論したいポイント
①Googleの自動翻訳システムに問題点はないのか。
②そもそも翻訳ソフト(あるいは翻訳サービス)に限界はあるのではないか。そうだとすれば、どのように利用していくのが賢明なのか。
③自動翻訳による外国サイト検索サービスは普及するかどうか。

※参考
「Google Translateについて」 http://www.google.com/intl/ja/help/faq_translation.html
辞書・辞典に関する調査 http://japan.internet.com/research/20061101/1.html

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