2007-04-17

4/16ゼミの感想

皆様、月曜日はお疲れ様でした。

人数が増えて、いろいろな視点の意見が聞けて楽しかったです。
その分、短時間で自分の意見をきちんとまとめて発表することが必要になってきます。
私もますます気をひきしめていかないといけないですね。
まず、私が担当したニュースについて要点を挙げておこうと思います。

【まとめ】
今回、NBCのTV番組のPRサイトが設けられた。過去の動画を公開し、視聴者が参加できる動画投稿コーナーも用意されている。特徴的なのは、このサイト自体が人々の関心を集める広告として機能することを期待されていること。

ヒュンダイという自動車会社が2500万ドルで独占的にスポンサーしており、今後もインターネット広告の割合を増やしていく予定。自動車を買う人の8割が事前にネットで調べるという調査結果もあることから、ネットに広告費をシフトするのも合理的だとのこと。

【議論点】
・日本とアメリカのコンテンツ利用の違い
日本:
流通・制作一致(ゆえに、取引費用が低いというメリット有)
制作が多いのに対して、流通が寡占という構造上、流通の力が強い
TVチャンネルを守ることを重視
TV番組二次利用率低い(8%)

アメリカ:
流通・制作不一致(Syndication Marketの発達)
多チャンネルで、ハリウッドスタジオなど制作側の力が強い
どんな流通経路でも見てもらえることを重視(電波、ネット向けの動画配信、動画投稿)
google, Yahoo, apple, Microsoftなどとの連携も見られ、コンテンツ再利用率高い

⇒近年、mediaではなくattentionが希少になっている
今回のように、インターネットで流通して、スポンサーからコンテンツホルダーにお金が入る仕組みが今後も増えていくのだろうか。

【Second Lifeについて】
1$=270LDというレートの現在では、経済的なインセンティブではなく、新しい世界を楽しみたいというインセンティブで参加している人が多いのではないか。
今後、参加者が増え、経済レートも現実社会に近づいてきたら、法整備が本格的に必要になってくると考えられる。
Second Lifeが強制力を持つのがリンデン社なのか、現実世界の政府なのか、市場原理で第三者が出てくるのかはわからないが・・・。

法整備は現実世界よりいつも遅れているし、そうあるべきであろう。自由な言論や創造性と無責任な発言による損害や無秩序というトレードオフが存在する中で、バランスをとるにはどうしたらいいのかを考える必要がある。

このようなvirtualな世界が現実世界にどのような影響を及ぼしていくのか、これからも興味を持っていきたい。

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