2007-07-08

eyeVioに対する感想

eyeVioの機能に関してはYouTubeと変わり映えがしなかったように思います。ただ重いのにはイライラしましたし、ワンクリック埋め込みに対応しているブログの種類が少なかったり(アメブロは無理)というのは不満でした。それは今後改善されるのでしょうが、携帯から閲覧・投稿ができたり、iPodなどのポータブルプレイヤーに転送ができたり…。というのは機能だけで考えれば魅力があると思います。

ただ、そのためにはやはりコンテンツなのかな、とも思いました。
個人投稿の動画が多く、関係ない人は興味を持たないと思いますし、それを忙しい人がiPodで見ようとはしないはずです(少なくとも私は)。
ソニーは多くの関連会社を持っている大企業なので、それらを提携させたコンテンツの配信を考えてもよいのでは? と感じました。たとえば、ポッドキャスト的な番組を配信するとか(これなら連続再生もうっとうしいと感じない。またAmebaStudioのような放送局をつくることも考えては?)、商品のプロモーション情報をブログ感覚で流すとか、あとはSMEに所属するアーティスト(かなりの数になる)のビデオクリップをフルサイズ配信するとか…。
こうした「メディア」としての役割を持つのもよいかもしれません。日本ではまだ、YouTubeに配信する動きはあまりないみたいですし、YouTubeに嫌悪感を持っているコンテンツホルダーが多い現状ではソニーのブランドは「安心感」という面で生きると思います。

現状では、ソニーがやっていることに意味を感じるサービスは少なかったように思います。
最後に、ターゲットをどこに絞っているのか、いまいち分かりづらかったと思います。絞ってないのかもしれませんが…。

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