著作権とは何か
今週少し忙しいので、21日の課題を早めにアップします。
■感想
全体を通して、楽しく読むことができました。著作権の問題については、自分が表現活動をする上で、非常に重要なポイントになってくるので、様々なことを考えながら読みました。特に、模倣とオリジナルの境界に関しては、意見の分かれるところだと思います。オリジナルとは何か?新しい表現とは何か?パロディと盗作の境界は?など自問自答してみました。正直言って、まだ自分の中で整理できていません。そもそも、何をもってオリジナルと言うのでしょうか?現在は、いかに新しいアイデアの組み合わせ方を見つけるのかの勝負ように感じます・・・。(悪い意味ではなくて。)その組み合わせ方に、表現する人の人間性が出るのだと思います。どんな人でも、何かしら過去の作品に影響を受けています。というのも、過去の作品に影響を受けるからこそ、それを超える表現が出てくるのだと思います。そう考えていくと、盗作とオリジナルをどこで線引きしたらいいのかわからなくなってきます。まとめると、盗作に関する著作権の問題は答えは出ないと・・・。永遠の議題なのだと思います。あともう一点、著作権の保護期間延長についてのお話が本書にも触れられていましたが、国民会議を発足し、問題提起をしている著者の意見を直接伺いたい。
最後に、この本の中で一つ印象に残った部分を挙げたいと思います。P.204抜粋“何かがオリジナルであるということは人々の幸福にとってどれほど大事なことでしょうか。私たちは常に、どこかで見た感動に身を委ね、それでけっこう幸せでいられるのかもしれません。”
■議論したい点
模倣とオリジナルの境界はどこか?(どこまで似ていたら盗作なのか?)
著作権の延長によるメリットとデメリットの両方があるが、どちらがより文化を守れるのか?
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