2007-05-15

5月14日のゼミの感想

 今日のNCで一番興味深かったのはe-ラーニングでした。私は「子供とネットとのより良い関係」を研究テーマにしているので、e-ラーニングについては以前からニュースやコラムなどを読んでいました。ゼミの中で発言しようと思っていて結局発言出来なかったので、ブログで発言しようと思います。
 e-ラーニングにはもちろん賛否両論があります。今日のゼミでは特に負の側面について議論されていたように思いました。以前に読んだコラムの中に、e-ラーニングを身体的障害を持った子供達のために活用するという試みがありました。ずっと入院していたり、外出することができなくて、学校に行きたくても行くことができない子供達にとってe-ラーニングはとても素晴らしいものだと述べられていました。障害を持っている子供達は、普通の子と同じ授業を見ることが出来るだけで嬉しいのかと思うと心が痛みました。e-ラーニングについては今後も活用の仕方を考えていきたいと思います。
 
 「大企業のウェブはなぜつまらないのか」についての議論は著者の本荘さんに直接感想を発表するというだけでとても緊張しました。守るべきものがある大企業が保守的になるのは当たり前だということを再認識しました。現状維持を最優先するか、新たな一歩を踏み出すかは時と場合によって判断しなければならないことなのに、なんでもかんでもネット化すればいいと思ってしまう自分はまだまだ若いなぁを反省しました。
 それから、テレビでインターネットをすることが主流になる時代がきたら、テレビとネットはより密接に結びつき、それにともなってインターネットの手軽さは増すのではないかと思いました。そうなると、家族でテレビを見るように、家族でインターネットをするようになるのかなとも思いました。

 三田祭論文に向けての問題意識を前回のゼミで具体化したことによって、NCをしていても、本を読んでいても、メディアコム以外の授業を受けていても、自分の研究テーマに結びつきそうなことがあるとついメモを取ったり、考え込んでしまったりします。いざ考えようと思って机に向かっているときよりも、いい考えが浮かんだりします。あの時、一度真剣にちゃんと研究テーマについて試行錯誤しておいてよかったなと思いました。

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