韓国 「実名制」効果は未知数
【出典】
読売新聞 08年3月7日朝刊
【概要】
韓国ではインターネット上で誹謗、中傷や個人攻撃で自殺者が出るなどの事件が相次いだ。
そこで、2007年7月、韓国は関連法を改正し、掲示板に書き込んだ人物を特定出来る「制限的本人確認制」(インターネット実名制)を導入した。
また、悪意のある書き込みなどの被害が通報された場合に、サイトの運営者の判断で情報への接続を一時的に社団出来るようにした。
【感想】
韓国では事件が相次いだため、何らか政府が策を立てないといけないという風潮になって実名制がとられたという印象だ。
インターネットの規制の形は以前から気になっていたが、強い効力を発揮する法が作られたのは大きい出来事のように思う。
匿名性によって、大きなメディアになったともいえるインターネットがこれからどのように変容していくか気になるところだ。
【議論点】
・インターネットと規制
・実名制について