2007-06-19

ゼミ感想─Softbank

■NC
・TVCMGOGOについて
衛星放送・ケーブルなどチャンネルが増えてきた一方、広告主が増えない現状下で、中小企業をターゲットとしたTVCM制作は非常に良いビジネスだと思う。
ネット動画広告はまだ単価の高い商品であるため、このビジネスは需要があるだろう。
ただ、最初から用意されたテンプレートのCMでは、果たしてattentionをひきつけることはできるのだろうか。TVCMに人件費がかかるのは、キャッチコピーやデザインなど入念に作りこんで魅力的なCM作りをしているからであって、ただテンプレート映像を流すだけではあまり効果が望めないのではないだろうか。

・ネット上有害サイト対策
国境のないネットでどのように取り締まりをするかは非常に難しい問題だと改めて思った。
主要国で国際団体を作ったとしても、団体に加盟していない国のサーバーを利用するサイトは後をたたないだろうし、文化的差異によって各国共通のガイドラインを作成するのも難しい課題だろう。
また、子供に有害サイトを見せない仕組み作りが急務だと思われる。これはパソコンにアクセス規制システムをつけることで対応できると思う(例えば静脈認証をつけて、子供が使うときは、有害サイトをはじくなど)。Yahoo!きっずのような子供向け検索エンジンももっと普及してもらいたい。


■加藤さんとの議論
携帯電話、IPTV、ネットと様々な方向から人々にエクスペリエンスを提供するソフトバンクの積極的なビジネス展開に非常に好感をもてた。
特に印象深かったのが、映像メディアとしてのテレビ・PC・モバイルの違いだった。
それぞれにそれぞれの特性を生かした映像を流すことが重要ということで、これからの論文作成にあたっても参考となった。
多くのサービス・メディアを持つことで、今後これらをミックスした画期的なビジネスを生み出していってもらいたい。

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