『2010年 NTT解体』 感想及び議論したい点
【感想】
「通信・放送の在り方に関する懇談会」が何をしていたのか、またNTTや他の通信事業者の現状について丁寧に書かれており、興味を持って読むことができた。
番号ポータビリティでNTTドコモからの転出が多かったのも、これまでシェアが多かったためなのだと感じた。しかし依然としてNTTドコモのシェアは大きいままであり、料金プランなども似たり寄ったりになっている(ソフトバンクの「0円」というのも胡散臭さを残してしまった印象がある)。番号ポータビリティもある程度のインパクトはあったものの、今となっては流れが一段落している。今後どのように各キャリアが差別化を図っていこうとしているのか、関心を持った。
【議論・質問したい点】
- 番号ポータビリティの流れが一段落した現在、各事業者はどのように差別化を図っていこうとしているのか?(特にソフトバンクはどのようにNTTドコモやKDDIに対抗しうるシェアを確保しようとしているのか、興味があります)
- ウィルコムやイーモバイルなどの新規参入事業者をソフトバンクはどのように捉えているのか?
- IP電話のもとでフリーダイヤルが使えないのはなぜ? それがIP電話の普及を妨げているということはないのか?
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