2007-06-19

6月18日ゼミの感想

*NC*
NCで取り扱ったCMGOGOの話が印象的でした。
テレビCMをインターネットを利用してパターン化することで、今まで高価で手の届かなかった中小企業も出稿できるようになったことは、まさにロングテールを利用しているなぁと思いました。今まで人件費がかかりすぎて、中小企業向けのCM作りたくても作れなかったという面も広告代理店側にはあったのではないかと思います。安価でCMが作れるようになると、大企業もCMにパターン化のCMを利用するようになり、広告代理店側は儲からなくなるのではないか、という話がありました。でも、中小企業は自社の知名度を上げるのがCMの主要な目的であるのに対し、大企業はもう知名度があるので、名前を知ってもらうだけでは意味がありません。他社と差別化し、他社の商品と自社の商品を差別化することが目的であると思います。なのに、パターン化したCMを利用するとは思えません。より個性的な、自社のカラーを出したCMが求められるようになるのではないでしょうか。

*加藤さんのお話*
加藤さんのお話では、三田祭論文でmobile broadcasting班であることもあって、携帯電話の国際標準の話や携帯のコンテンツの話に自然と興味が沸いてしまいました。日本の携帯電話は驚くほど高機能で開発費も含めると1台10万円相当なのにも関わらず、日本に政治力がないばっかりに、日本の携帯が国際標準になりえないことはとても残念だと思いました。また、日本の人口が1億3千万人で、中途半端な市場規模であるという話もとても興味深かったです。海外に進出することは、国内の市場を海外に開放することであり、一概に外に出て行くことがいいこととは言えないということでした。確かにヨーロッパやアメリカで日本の携帯を売ろうとしても無理かもしれません。でも、世界にはまだまだ携帯電話が普及していない地域があり、まだ世界に市場が残っているなら、どんどん外に出て行くべきだと思います。

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