2010年NTT解体を読んで
NTTと国の攻防や競合他社との攻防、NTTの組織形態の問題点、など、話題は多岐に渡り、私も素人なりに理解が出来たし、純粋な読み物としても面白い本でした。(ストーリー性もありましたし!)
竹中懇談会が行っていた役割(というか改革?)を新聞ベースでは理解しづらかったので、本を読んでいかに竹中さんがNTTに鋭い切り込みを入れているかが納得できました。
NTTは今後どのようになっていくのでしょうか。今後の事業展開。元国営企業としてのしがらみ。政治との付き合い方。徐々に力をつけてきている競争相手。とはいっても、まだ圧倒的な力を持っているNTT。これからも信頼性を保っていけるのか・・・などなど興味のある事柄はたくさんあります。
それにしても、やはりNTTと聞くと安心感があります。保守的なのだとは思いますが。ソフトバンクは冒険心のある、やんちゃな企業、というイメージ。ホワイトプランなど新しい挑戦が多いので。
余談ですが、このNTTに関することだけでなく、国の政策は2010年を目処に立てられているものが多いらしいです。 2010年はいろいろな面で重要な年になりそうです。
質問したい点
NTTコミュニケーションズの、ポータル、法人営業、プロバイダ、長距離電話、国際電話、 上位アプリ、という「つぎはぎ状態」はどのようにシナジーを生み、アドバンテージが出るのか?
次世代無線通信のがNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルに、イー・モバイルとアイピーモバイルを加えた既存の携帯電話5社以外に割り当てられるが、これは脅威となり得るか?
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