NC: Youtube reaches out to global audience
Financial Times: June 19 2007
【要約】
Youtubeが9カ国向けに、各言語でのサービスを開始した。(日本、ブラジル、フランス、アイルランド、イタリア、オランダ、ポーランド、スペイン、英国)
ここ数ヶ月増加している地元の動画配信サイトへのユーザーの流出を防ぎ、各地域で主流のサービスとして存続していくという意図での戦略とのこと。
"social media"はすでに地元のライバルとの競争に対峙している。例えば、フランスの動画サイトDailymotionやドイツのMyVideoなどは月ベースでわずかにYoutubeより多いユーザー数を獲得している。
Youtubeは、地元の言語や国ごとに最適化したランキングをトップページに表示するなどのローカライズを図る一方、1ヶ所で上げたコンテンツをどこからでも見られるようにし、国際的に多くの人に見てもらえることを武器にしていくと言う。
【論点】
・Onlineでは国境は無いが、言語の壁がある限り、Social mediaで国境を越えたサービスは難しいのか?(セカンドライフは例外?デジタル時代に依然として残る地理の重要性?)
・企業、スポンサーにとっては、targetingしやすくなり、広告効果が上がることが期待される。しかし、未だにCGM(UGC)のサイトに有効な広告モデルは見出されていない。今後、Youtube×Googleはどんな戦略が可能だろうか。
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