2007-05-25

Web2,0という時代の先にあるもの

 感想
 森さんのブログを読んで印象的だったのが最後の「Web 2.0の次こそがインターネットがもたらす変化の本命となるのかもしれない。それは、きっとウェブに限定されない、ネットとリアルのインターフェースに依るものではないだろうか。 」という部分である。僕はこの意見に賛成です。森さんの「日本のSNS利用はもう限界に達したのか」というブログに次のようなものがある。

 社会的役割ごとにプロファイルを複数所持でき、それらを階層化したり、あるいはリンクが時系列に従って希薄な関係性になっていくことを許し、その際にはその情報の伝達量も希薄になっていく(あるいは優先度が落ちていく)といった、認知的な社会的資本の捉えかたを実装したSNSの出現が望ましいのではないか。

 SNSに関しても「ネットがリアルの世界にも反映される」のが、日本のSNSが生き延びる道だと森さんは伝えたいのだと思った。(しかし、リアルといっても濃いコミットメントを求める現代の日本の”リアル”の世界ではないが…)

 ネットがWeb2.0といわれているようにあちら側が進化しても、人間抜きでネットを語れないはずだ。もちろんネットを使うのは人間なのですから。なのでweb2.0の先にあるのは「人間とネットの融合がさらに進んだ社会」のはずだ。

 議論したい点

 ネットとリアルとがインターフェイスされる世界こそが未来のネット社会の理想ではないか。

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