2007-05-22

ゼミの感想

●全体を通して。

著作権というと、著作権料など利害関係という側面でしか考えてきませんでした。
本を読んで文化創造という新しい面を発見し、そして実際に福井さんの
お話を聞いて、実感することができました。
演劇など、芸術や文化にとても熱心で、現在だけでなく「次の世代」
のためという広い視野をもって取り組んでいる福井さんだからこそ
伝えられるメッセージなんだろうな、思います。

「著作権は、考えていくことに意味がある。」
「自分にとってのバランスを追求していく」

という言葉が印象的でした。
金先生もよく“creative”という言葉を使われますが、
やっぱり考えるということは重要なんだと再認識しました。
NCでの、政治とネットの問題でもやはり、“考える”ということが
ポイントなのではないか、と思います。

電子投票というツールによって、投票率が増加したとしても、
もし有権者の態度が「まぁ、こんなもんでいっか」という感じならば
政治家も、ただの人気取りに走るだけで、
例えば“テレビ用のコメント”の様に表層的な努力しかしないのでは
ないかと思います。

有権者が“考えたり”、仏大統領選じゃないですが、ネット上で議論したり
することが政治におけるネットの利点なのではないかと感じました。

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