2007-05-20

著作権とは何か

(感想)

よく耳にするにも関わらず、きちんと勉強したことのなかった「著作権」。
今回その絡み合う複雑さや曖昧さについて向き合うことができた。
中でも、複製における源泉徴収の話には「へ~っ」と思った。

著作者の権利や創作者のインセンティブは守られるべきであると思うが、そればかりが重んじられる故に次の表現活動への制限が厳しくなりすぎてしまっては「芸術文化活動が活発に行なわれるための権利」という著作権本来の存在意義・目的と異なることになってしまう。
もっとも、普段社会の中で感じられる著作権というものは、それを盾にした金銭的な損得で著作権が考えられている気がしてならないが。

(議論したいポイント)
・Googleにより表示される検索結果はそれ自体アイディアか、毎回異なる創作物か(また誰の創作物か。)→事情はあれ、国・地域により表示結果にGoogleが手を施すことについて。

・p60ファースト・セールについて:著作権者にとってのamazonの存在は?

・アイディアと表現(創作物)を切り離して考えることについて。
アイディアに肉付けした作品を著作物なのに、そこで権利を独占してしまうことによって次の可能性を閉ざしてしまうことにならないか。

・ナップスターやウィニーが駄目でYoutubeなど動画共有サイトが摘発されないのはなぜか。

・著作権が社会の中で効果的に働くために時代や世の中の動きに伴う見直しについて。

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