2007-05-26

5月21日(月)、ゼミの感想

NewsClipping
 ゼミの時間に言いたいことは言ってしまったので、これ以上言うことはほとんどありません。
 補足するとすれば、ネットでの投票は現段階では技術的に難しいのではないでしょうか。膨大な個人情報をネットワーク上で管理しなければなりませんし、個人情報の流出が取り沙汰されている中で、単に便利だからと言って導入するのは、国民の理解を得られないだろうと思います。

 あと、自分の担当分に関しては、ちゃんと準備をしておくべきでした。以後気をつけたいと思います。

福井健策氏を招いての討論
 「著作権とは何か」という本は、自分が昔ニュースで知った「記念樹」の盗作問題など、具体的かつ身近な論点をもとに構成されていて、興味を持って読めたと思います。
 ブログで内田さんなどが挙げていた「模倣作品の質がオリジナル作品を上回っていた場合は、許容されるべきではないのか」というトピックがとても気になっていたので、それに関する福井さんの回答が印象に残りました。つまり、

①オリジナルを創造した人の生活や名誉を保障する必要がある。
②模倣作品が高く評価されるならば、オリジナルを創ることに意味がなくなる。するとかえって創造が細くなってしまう。
③「上回っている」と誰が判断するのか?

 特に②に関して。なるほどと思う反面、模倣することで作品の価値を高めようとした人もそれなりの評価をされるべきであると思い、そのバランスをとるのが難しいと思いました。

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