2007-05-22

5月21日ゼミの感想

☆感想☆
NC
 今週のNCの中でもっとも印象に残ったトピックは「地方選挙とネット」でした。ネットが選挙活動・投票に活用できるようになると、何が変わるのでしょか。インターネット白書2005によると、インターネット利用者数は7007万人に昇っているそうです。中でも、10代後半から40代まででは85%を超えています。このことから当然ネットが選挙権を持つ人たちだけでなく、10代の人にも選挙に対する関心を高めてくれるのは、私は間違いないと思います。東国原宮崎県知事がブログを開設し、書籍化までされましたが、こうした元々著名な人だけでなく、無名な立候補者も工夫をすればネットを有効に活用できると思います。
また、民主主義とインターネットという話が出ましたが、投票にインターネットが導入された場合、私はインターネットが選挙の民主主義制を崩すことはないと思っています。選挙(投票)・政治に対して真剣に考えているだけが投票に行く形になってしまっている現在の選挙方法は民主主義なのか?という問いの私の答えはYESです。なぜなら、選挙・政治に対して真剣に考えているか否かは関係なく、20歳以上全員に選挙権が与えられ、選挙に行こうと思えば行けるからです。高齢者の方や障害者の方が投票に行けないかもしれない、という問題点はありますがこれはインターネットでなくても解決できる問題に思えます。


「著作権とは何か?」
 今週のゼミでは、弁護士の福井さんに来ていただき、貴重なお話を聞くことができました。中でも、日本の有名な出版物の著作権が、ハリウッドなどからのオファーによって簡単に譲渡されてしまっている、というのが一番衝撃的でした。日本で生み出された作品は、おそらく日本でしか作り得なかったものだと私は思っています。なので、それがまったく文化も違う海外に著作権が譲り渡されてしまうのは、文化を手放してしまうのと同等なことなので、とても残念でした。

 また、私がオリジナリティとクリエイティビティについて考えたとき、こう感じます。情報社会となった現在、膨大な情報がインターネットの世界に溢れています。私たちは何かしようと思ったとき、まずインターネットで情報を検索しています。自分の考えがまとまらないうちに、インターネットで検索し、他人のアイディアや考えなどを得てしまい、オリジナリティもクリエイティビティもなくなってしまうと感じています。まず自分の意見を考え発想していくことが、オリジナリティとかクリエイティビティにつながっていくのかな・・・と考えます。

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