2007-05-23

ゼミの感想

 News Clipingについて

 今回のニュース・クリッピングで印象的だったのは「ネットと政治」に問題でした。私としては、ネットで候補者のマニュフェストを公表するのは賛成で、より進めるべきだと思います。しかし、ネットで投票となると賛成できません。というのは、本人じゃなくて、他者によって投票される恐れがあるからです。ネット投票になると監視下におかれない中での投票になります。住民基本台帳ネットワークの番号を用いて投票する制度にすればいいじゃないかというかもしれません。しかし、番号さえわかれば他者でも簡単に投票できるということにもなります。住民基本台帳ネットワークの番号は以前に世帯主の所に郵送され、世帯主は家族全員の番号を知ることができました。すると、たとえ家族の意思に反しても世帯主が全員分の投票することが可能となります。なので、面倒ですがわざわざ投票する現在の形が好ましいと思います。むしろ、ここの家庭から投票できるものより投票所で電子パネルで投票できるようなシステムを構築したほうがいいと思った。

 あと、ゼミの途中で感じられたのが、自分が楽して投票したいような発言。みんな、ネットだけ見て投票したいといっていたが、実際に候補者の演説を聞くことも重要だ。そもそも政治家というのは地域の生の意見を議会に反映するところではないのか。今の若者の投票率が低いのは、労働組合に加入していなかったり、年金など現代起こっている問題に対して無知であるからだと思う。一般的に20代の投票率は20パーセント、30代の投票率は30パーセントというように年齢と投票率が一致するといわれている。いずれ、現代の若者も社会により接することによって投票したいという気持ちも高まるはずだ。

 長くなったが、政治家というのは本来「生の声を議会に反映する」存在であるので、安易に投票するべきではないということ、そして安易に投票させないためにもわざわざ投票するといった現在の形が好ましいのだと私は述べたかったのだ。

 著作権とは何かについて

 福井さんとの議論でわかったのが著作権法と創造性とのバランスの重要性である。バランスの重要性は何しも著作権だけには限らないはずだ。中国の昔の故事に行過ぎるのは誤るが如しというのがある。(はっきりとおぼえていないが) 

 しかし、著作権のバランスについて考えることは現在、非常に重要だ。私の意見としては個々の創造性をいかすようなシステムをつくるべきだと思った。

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