2007-05-09

ゼミの感想

【NC】
初めてNCを担当させていただきました。
どんな記事が議論を盛り上げることができるかをいろいろと考えたのですが、結局自分の興味領域が強く反映されてしまったような気がします。これを機に欧州映画が日本でも積極的に上映されればと願いますし、またEUにおけるこの一連の支援が世界の映画市場を変革するきっかけになればと考えました。別の記事で1700億円の支出内訳が出ていたのですが、

○教育(脚本づくり、経済・財務管理、デジタル技術)(7%)
○開発(単独企画、カタログ製作、新人発掘、共同製作、他の資金調達)(20%)
○配給(配給会社、販売エージェント、放送局、映画館、作品のデジタル化)(55%)
○広告・宣伝(各国の映画市場へのアクセス、映画祭、一般向けイベント、伝統づくり)(9%)
○分野横断的行動(中小企業による資金調達をより容易にし、より多くの欧州映画をデジタルプラットフォームに普及させるため)(5%)およびパイロットプロジェクト(映画の開発・製作・配給におけるデジタル化等の新しい技術の導入)(4%)

駐日欧州委員会代表部
http://jpn.cec.eu.int/home/news_jp_newsobj2093.php

デジタル化による配給ツールの確立に力を入れるようEUとして方針立てしているようです。映画に限らずドラマなどの映像コンテンツでも、それまではアメリカでヒットしなければ世界に発信されなかったような作品が最近ではデジタル化などによる配給によって国家間での流通が可能になったと聞いたことがあります。(かなりおぼろげですが・・・)日本をはじめ他地域でもこのように地域共同体ないしは国家そのものが支援プログラムを実践することができるかを今後模索できればと思います。

【林さんのお話】
「いかに自信を持って自分自身の生き方を語れるか」
「具体的に且つ率直に、心で感じられる言葉で話すこと」
非常に心に残りました。自分を飾ってよく見せようとすることがよくあるのでこの言葉を聞いた時ドキッとしてしまいました。飾らなくても自信を持てるような自分でいることの重要性を改めて認識したような気がします。

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