2007-06-09

(6/7)NC:10歳までは使わせない

【出典】読売新聞 連載「ネットモラル」
6月2日、朝刊、(5)「10歳までは使わせない」
補足:6月8日、朝刊、(9)「基本の教え、負の側面知る」

先週、News Clippingで「2ちゃんねる」高まる批判というのがあったと思います。 問題となる批判的な書き込みなどはいろいろな「人」によって出来たものであると思います。 そこで、教育というものが重要なファクターになると思われます。 しかし、ネットへの教育方針というものは日本でまだあまり固まっていないのではないでしょうか。 今回、みなでメディア教育ついて考えてみたいと思い、この連載を選びました。

「10歳までは使わせない」の方の記事は元小学校教諭へのネットとの距離の取り方についてのインタビューである。 彼は10歳まではネットから距離を置く三か条を提唱する。
まず、ネットを使わせないこと。次に五感を使って物事を知り、身体感覚を育てることを優先すること。 第三に、人工、デジタルなものより、自然・アナログ的なものに触れることを優先させることだ。 なぜなら、脳と身体が大きく変わり、判断力もついて現実をしっかり認識できるようになるのが10歳のころだからだ。

また、現在のパソコンが高性能になりすぎ、人間は機械に踊らされているのではないかという。そして、それがネットの世界で横行する陰湿極まりない中傷やいじめへとつながっているという。 いじめの対象が目の前にいないこと、キーボードを押すだけで送信や書き込みが出来ることが、 そうした行為を加速させるという。

【感想】
10歳まで使わせないというのを提唱する記事である。 ネットには確かに危険な部分もある。
しかし、ネットによる教育の可能性がも否めないのではないだろうか。 私は連載を読んでいて、たびたびネットへと移行がみられる社会への批判や危険性ばかりが とりあげられるように感じる。新聞だからであろうか。 批判するのではなく、私はもっと可能性について考えたい。

【議論点】
メディア(特にネット)教育はどうあるべきか。10歳まで使わせないという意見があるがどう思うか。
やはり、子供が使用するにはリスクがありすぎるのであろうか。
ネットでの教育の可能性はあると考えられるか。あるとしたらどのようなものが考えられるか。
などについて議論してみたいと思う。

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