2007-06-05

6月4日ゼミの感想

●News clipping



SaaSは、ゼミの前では身近な問題として考えることが
できなかったのですが、補完性と垂直統合など、考え方
によって議論の幅が広がるのだと勉強になりました。

今日の新聞にも小さくですが、中小企業のIT化促進の
一部としてSaaSが載っていました。
SaaSなどバージョンアップが常にできるようなシステムを導入し、
活用できるようになれば、中小企業の恣意性というか、
そのような弱点が少なくなっていく“成熟”が起こるのかな、と思いました。

無料新聞については、韓国やイギリスでそこまで普及しているとは知らず
勉強不足を実感しました。確かに、安い方がお財布にはうれしい。
現在のフリーペーパーはパラパラと眺めるという感じで、新聞にとって変わる
というより、新しい読者層を発掘しているように思えます。
無料紙として普及するには、それなりのコンテンツを用意することが必要だとは
思いますが、それが日本の硬直した構造の中でどのように変化していくのか
考えていきたいと思いました。

また、専門紙が成長するとありましたが、現在の日本の新聞はターゲット
を狙った新聞がないのが現状です。(Expressは20、30代を狙っているようですが)
でもそれが一種の安定感をもたせていたのだと思いますが
その一方で、画一化が進んでいるのもまた現状でしょう。
コンテンツの内容、IT化、無料紙など新聞は大変そうですね。

●森さんのお話
携帯から企業、web2.0の話までいろいろなお話が聞けてとても勉強になりました。
森さんの視点というのがあるように感じました。
印象に残ったのは、“良い商品”の話です。
新しいもの、価値のあるもの。確かに普及することによって「価値がある」と思うし、
そう思わせる大きなプロセスが重要になってくる。
無料紙も全国的に、普及するにはこのプロセスがどうしても必要なのだろうと思いました。

また、「自分にカスタマイズされて待っているものはない」という言葉は
私の中にあった自分に対する言い訳を、見透かされた思いでした。。。
“passion”をもって、自分の勉強に取り組んでいきたいです。

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