2007-10-09

特別講義の感想

資本主義では消費者が、ある収入の中で、効用を最大化するように行動し企業が、ある予算の中で、利益を最大化するように行動するつまり、個々がエゴイスティックに行動することにより市場メカニズムが働き、社会にとって最も効率的な経済活動となる
しかし完全に市場に委ねると寡占⇒独占資本主義に移行し、市場メカニズムが働かなくなることが歴史的に知られている市場メカニズムが機能しなくなった際には国家の市場への介入・政策が必要となるのである
また昔から存在する経済学において重要な命題として「希少である資本を、いかに効率的に配分するか」があるしかし、これは、クリエイティブ産業とは対立するものであるだからこそ、知的財産権などで知的財産を守り「利用と創造のバランス」をとる必要が生まれるのではないか
○感想○経済学部であったので、前半は大変馴染み深い内容であったしかし、情報の経済学などは初めて聞く概念であったので面白かったまた三田祭論文に大きく関わるところがあり大変面白かったコンテンツが、CostCore⇒ProfitCoreに移行するつまり、コンテンツが守るものではなく、利益を生み出すものになるという概念は大変興味深い。だからこそ、文化を経済的価値につなげることが大切になるのであろうおおいに三田祭論文に参考にしたい

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