2007-04-24

ウェブ進化論

岸さんの講義に始まり、作文、OBOGの方々の体験談など、とても勉強になる2日間でした。
頭を使ったおかげで、夜はよくねむれました。

●感想●
ネットについて、よくわかっていないので?なところもあると思うので、気づいた方は教えてください。
「ネット世界とリアル世界の二つの価値観」について、梅田さんが提示していましたが、ネット世界・リアル世界について細かくみていくと、様々な対立軸がみえてきました。
しかし、気になったのは日本のネット産業と既存の企業は根本的な部分は同じで、対立軸にはなかったということです。ネット産業といっても、従来の日本的な考え方―「開放性」を限定し、閉鎖的な空間で、リアル世界に重きをおく―で活動している。
既存の産業も、リアルな世界ではまだ、たしかに続いていくでしょうが、しかし自分たちからネット世界の価値観を否定し、現状に安住したままでは、融合どころかおいてきぼりにされてしまうのは目に見えています。
 グローバリゼーションも、最初は国家や多国籍企業が台風の目となって起こってきましたが、現在のグローバリゼーションは「個」が中心となって起きているといわれています。技術の革命がそれを可能にしたのです。いままで軽く見られてきた不特定多数の個の行動が、新たな価値を創出していけるということに、驚きとともに感動しました。そして、想像される厳しい自由競争に対して、恐れすら感じました。(こういう所が、楽天主義になりきれていないのだと、つくづく思います・・・)
 「次の10年」を生きていくために、自分の「個」としての可能性を広げていく努力をしていきたいと強く感じました。

●議論したい点●
日本のウェブ産業と既存の産業(とくにメディア)のこれからすべきこととは何なのか?

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