2007-04-24

ウェブ進化論を読んで

自分が一番興味を持ったのは「知の世界の秩序の大変化」というところ。
いままで情報が一方通行だった世界が、ブログ等を用いることによってとんでもない数の人が発信者になれる。つまり誰もが教育者になれるということだ。例えば10代の若者が、50代の人に株を教えることだって可能である。こうなると、既存の権力は失墜する。文部科学省が用意した教育プログラムを受けなくても、ネットで学習できる。テレビメディアに一方的に与えられてきた情報も大きな意味を持たなくなり、ネットを用いて自分で莫大な情報をとりにいける。政府または組織が中心にありそれに服従する形で成り立っていた社会が崩壊する。このような脱中心化によって個はバラバラになり、誰からの影響も受けずに自分で拾ってきた情報によって考えを持つ。この拾われる情報をGoogleは民意といい、民主主義を確立すると主張する。これは本当に民主主義なのだろうか。


議論したい点

Googleの目指す民主主義は本当に民主主義か?

脱中心化し既存の権力が失墜した世界(個が組織を離れバラバラ)は是か非か?また果たしてそのようになるのか?例えば学校教育は?

(ちょっとテーマがでかいというかまとまってないような・・・)


もっと視点を絞った点で気になったこと

オープンソースの著作権は? 誰か最後に持ってっちゃわないのか。

質問
P37「一億人から三秒弱の時間を集める・・・・一万人がフルタイムで働いて・・・・」
理解できなかった。

Gメールの仕組み。自分はyahoo mailがどこのパソコンからでもアクセスできるから「あちら側」にあると思ってました。

P92「半導体に飛びついて電子立国を確立したのに、なぜインターネットに飛びつけなかったのか?」
(自分でも考えてみます)

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