2008-01-09

ゼミの感想


★ゼミの中で気になった事柄★

①「民主主義がなくても市場経済がある」
 社会主義、民主主義などに関係なく、市場というものは、需要と供給の最も効率的な情報媒体
だと思った。
 ただし、市場には、不公平な「分配」が生じる可能性があることもあり、アインシュタインさえも、計画経済に希望を見いだそうとしたことには驚いた

②「政府の関与度(計画経済〜地下経済)」
 金山さんのプレゼンシートの、ダイアグラムがとても良かったと思う。なかなか難しかった章を奇麗にまとめていて驚いた

③「所有と経営の分離」
 株式会社について深く考察したことがなかったので、仕組みが分かって良かった。また、企業の企業内取引と企業外取引についての考察も面白い。取引費用が少なくなった現在、企業のかたちも変わってきてることが、クリエイティブ産業でも言える

④「市場ベース→利潤ベース」
 外部性であるものを、トップダウン形式に新しい市場(取引)を作り出すことにより
外部性さえも、取引物になることは面白いとおもった。
 トップダウン形式で、規制や法律を定め、「新しい市場」を創ることにより、各企業が新しい取引で利潤を求めたり、インセンティブが生まれることはとても興味深い。二酸化炭素排出量だけではなく、違うことにも適用できないかと、今も考えている

 総じて、深い議論の場だったと思う

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