経済産業省訪問&kimゼミParty
~経済産業省訪問~
昨日(2日)、経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課(メディア・コンテンツ課)に訪問してきました。
これまで、産官学のうちの産と学の部分にはより多く足を踏み入れてきましたが、政策の中心に足を踏み入れるという意味で今回の訪問は大変貴重なものであったように感じます。
一番強く感じたのは、政策決定側という立場に回ると「現実的にならなければならない」という部分と、時間や空間というような「制約」の中で政策を立案していかなければならないジレンマの存在です。
ただ単に<日本のコンテンツは優れている>→<海外に売り出したい>→<でも、できてない。どうしよう>という思案のループがなされている点に問題があると感じました。
コンテンツの良し悪しは消費者の判断に依存するし、海外に売り出すというポイントにおいてはクリエイターの意思決定に依存する。
こうした中で政策決定機関である省庁はいかにしてコンテンツで国際社会におけるイニシアチブをとっていくのか(…大きなイベントをやればいいのか…クリエイターのために場を提供しているが…)なんだか、消費者―制作者―政府の三者の中でコンテンツという一つの概念をめぐって視点が異なっているから、日本におけるコンテンツ政策は何年も同一の議論がなされてきたのではないかと思いました。
僕は、政府は場を提供するだけでなく、現在よりも一層の制作者が海外に自らの意思で作品を公表するメリットを生み出し、海外に飛び出す制作者を支援することが日本において求められる点なのではないかと感じました。
~Party(with古川先生&金先生の奥様)
1年4ヶ月目を迎えましたkimゼミ生活ですが、その中でも特に有意義に過ごせた時間であったような気がします。
自分の「やりたいこと」というものがあまりにも抽象的で色がついていないなということは前々から頭ではわかってた「つもり」でしたが、それでもナァナァにやってこれてしまった自分がいました。
古川先生とお話させていただいて、自分は自分の土地に(最低限やるべきことで)土台をつくる前に家を建てる計画をしていたようなものだったことに気づきました(直視していなかっただけかもしれない)。いくら漠然とした思いがあっても、やるべきことが欠けていたら相手を振り向かせることは出来ないのだなということを強く思いました。
思いがさめないうちにやります。まず動くこと、だと思いました。
こうした機会を得られる素晴らしい環境に身を置いていること、素晴らしい仲間とともに過ごしていること、こんなことを考えたら、“No Excuse”でしかいられないなと思いながら昨日は家路につきました。
素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
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