2007-07-16

NewsClipping(7/16)

TOKYO MXも「YouTube」に配信 地上波テレビ局で初
(YOMIURI ONLINE, 2007年7月13日)※今回はメディアを変更させてください。すみません。

【記事の概要】
 TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビ)はGoogleと交渉し、YouTube日本語版にブランドチャンネルを開設。これまでも英語版に番組を公開するなど、ネットの利用を積極的に行ってきた。

【感想】
 アメリカのメディアなどはYouTubeとの提携が一般化しているのに対し、日本の放送局の多くは著作権侵害の投稿が多いことからYouTubeを毛嫌いする中で、こうした放送局が存在するのに驚きました。しかしこれは伝送力の弱い独立UHF局だからこそ可能な取り組みだと感じました。しかし、これが奏功すれば、今後こうした取り組みは他局にも波及し得るのではないかとも思います。

【議論したい点】

  • なぜTOKYO MXはYouTubeを利用するのか(IP放送を活用した方がよいのでは? 同時再送信であればYouTubeよりも配信できる番組の幅は広がるはず)。また他のメディア(GyaOなど)を活用することは考えられるか。
  • 独立UHF局の経営状況はどのようなものか。またこれによって、直接的な収入はどの程度期待できるか。
  • 独立UHF局の放送に対するニーズは現状でどれくらいあるのか(ちなみに私はTOKYO MXを見たことありません。また実家でも「三重テレビ」というのが映っていましたが、テレビショッピングが多いなど番組の質から言えば微妙だった気が…)
  • 今後(通信と放送の融合が進むにつれて)、こうした取り組みを他局(独立UHFだけでなく、CS放送や地上波VHF局)が取ることは考えられるか。

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