不正コピー防止なし 米アップル、音楽ネット販売開始
抜粋
米パソコン大手アップルは30日、同社が運営する世界最大のインターネット音楽配信サイト「iチューンズ・ストア」で、不正コピー防止技術を取り外した楽曲の販売を始めたと発表した。英音楽大手EMIグループの楽曲が対象で、iチューンズからダウンロードしたEMIの曲は、アップルの「iPod(アイポッド)」以外のデジタル携帯音楽プレーヤーでも聞けることになった。価格は1曲1.29ドルで、不正コピー防止技術つきの楽曲(0.99ドル)より割高だ。 音楽会社は、アップルなどネット配信業者にデジタル著作権管理(DRM)と呼ばれる不正コピー防止技術の採用を求めてきた。しかし、ネット配信業者のDRMは互換性に乏しく、iチューンズの場合はiPodでしか聞けないため、消費者からDRMを取り外すよう求める声が出ていた。 EMIは4月、主要音楽会社で初めてDRMを外した楽曲をiチューンズなどに提供すると発表した。EMIの楽曲販売が順調に伸びれば、他の音楽会社もDRMを外す可能性がある。
参考文献 https://db.yomiuri.co.jp.kras1.lib.keio.ac.jp:2443/bunshokan/
感想
不正コピー防止無しまでしても、音楽を配信しようとする音楽業界の奮闘振りが感じ取られた。CDの販売枚数の減少が顕著ななか、音楽会社は生き残りに必死である。消費者はCDを買うよりも、音楽をダウンロードする人が増えているので、配信サービスを充実させる必要があると思う。そこで音楽会社がこれからどのような対策をもって生き残るべきか、を議論したい。
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