2007-06-05

6月4日ゼミの感想

NC



無料新聞がなぜ日本でできないのかというのは日本人の気質や体制に原因があると思いました。

たとえ無料新聞が取材に行こうとしても他の新聞社に邪魔をされたり、記者会見の席をとってもらえないとおもいます。これは新規参入を嫌う日本人の性格のためです。だから既存の新聞社が無料新聞を始めない限り、新しい会社がフリーペーパー以上のものを作るのは難しいと思います。海外でどういった経緯で無料新聞が誕生したのか気になります。



SaaSについてはゼミの前にもっと勉強しておくべきでした。これは本当にMSには脅威だと思います。でもこういった新しいシステムの導入が、正しい競争を生み出すのでこういったことがもっと積極的に起こっていってほしいと思います。正しい競争は良い商品やサービスを生み出します。2010年NTT解体にも正しい競争が出来ていない状況が書いてありました。世界にはこのようなことでよいサービスが行き届いていない状況がたくさんあると思います。SaaSはこういった意味で画期的だと思いました。





森さんのお話



これからの映画は売れる見込みがないと制作費が出なくなってくるということや、最初に売れなかったものはすぐに新しいものに変わってしまう傾向にあるとおっしゃっていました。これからますます、無名の監督が日の目を見ない時代になっていくのかとさびしく思いました。売れればいい!ということもおっしゃっていました。売れる作品が果たして本当にいい作品なのかというところには疑問が残ります。しかし、クリエイティブを受け入れるのは社会、「いい」を受け入れるのも社会と考えると、売れないものは「よくない」、クリエイティブでないものになります。この解釈は間違っていると思いますが、ビジネスの世界では仕方のないことなのかなと思いました。

ベストなのは「いい」ものを売らせる社会にしてしまうことだと思います。誰かがんばってください。

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