市場を創る 6章~10章
市場を創る*
今日のゼミで印象的だった部分は、「市場と競争の違い」という部分です。
市場とはコミュニケーションの場であり、買い手と売り手が情報を出し合う場所である。その情報が円滑に流れるために、競争が有効である。
また、希少性のない財に関して売り手に競争が起こった場合、価格が下がり、コストを下げたり、高性能やイノベーションを生むインセンティブが高まる。それによって、市場には低価格高品質の商品が流通し、市場が活性化する。しかし、競争は売り手にとってバーゲニングパワーの減退をもたらす。
という話だったと思います。当たり前の話かもしれませんが、自分で言葉にしてみることは思った以上に難しいと感じました。それと同時に一見当たり前の話を当たり前に説明できるということがすごく重要であるとも思いました。
財産権、外部性の話も、よくよく考えると日常の周りに当てはまることがたくさんあって、興味深いと思いました。何気なく過ごしていく中にも、突き詰めて考えていくと「市場を創る」に集約されていくのだと感じました。
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