NC:次世代高速無線通信争奪戦
10/6 日本経済新聞 1,13面
「ネット5社参加」
「鉄道・放送など幅広く」
─要約─
次世代高速無線の二つの免許枠を得るため、NTTドコモとアッカ・ネットワークスとの連合が決まった。現在、ドコモ&アッカ組、ソフトバンク&イー・アクセス組、KDDI、ウィルコム(単独申請)の主体企業陣営ごとにさらに提携企業もいれた4陣営が免許獲得を目指している。
通信、鉄道、メーカー、放送、金融など幅広い業種が参加しており、多くの業界が高速無線通信市場の参入を熱望しているといえるだろう。
事業者の確定は早くて年末となりそうだが、今後も合従連衡はつづくとみられる。
─感想─
高速無線の将来的なビジネスチャンスを狙っているのは、携帯キャリアだけではなく、金融やメーカー、JR等のインフラもある。通信という垣根を越えて業界全体が注目していることがわかる。このことから、通信が全ての業種に対し大きな付加価値を与える経済の起爆剤となりそうである(大袈裟ではないです)。
どの陣営が免許を獲得するかは非常に楽しみだが、その後にある新しいサービスやビジネスモデルに台期待である。
─議論点─
・高速無線通信を活用したビジネスモデル・サービスとは?
・通信事業者意外の企業の参入目的は?
5 件のコメント:
漠然とした質問ですが、次世代高速無線を利用できるようになると、具体的にはどういった新しいサービスが期待されるのでしょうか。今までとどんなことが変わるのでしょうか?
また、余談ですがウィルコム使用者としてはこれをPHSの巻き返しの機会として頑張ってほしいです。
一体どこが免許を得るのか非常に興味を持ちました。どの企業が免許をとると、どういうサービスが展開されるのかが気になります。より明確に消費者側にも情報が伝わるといいと思います。
2つの枠を4陣営がねらっているようですが、ウィルコムはほぼ確実なのでしょうか?次世代高速無線通信という技術は理解できても、実際に消費者にとってどのようなメリットがあるのか分りませんでした。多様な業種が関わっているようなので具体的なサービスが早く知りたいです。
多業種から高速無線に参入を熱望する姿を考えると、「高速無線」というものがいかに価値を持つものなのかが明らかであるように思います。
ただ、通信事業者以外の参入は現状では先行投資のような気がしてならないです。具体的に何に使えるかはこれから思案していくのでは?と個人的には思います。
それは、広告の「枠の価値」と似ていて、“直接の効果を測ることはできないが、やらなければ利益を得ることができないかもしれない。”という考えが働いたものなのではないかと思います。
みなさんがどう考えているのか議論したいです。
高速通信に各業界がそれぞれの立場で、どういった魅力を感じているのか、興味があります。 少ない免許枠ということで、企業間の競争を閉ざして行なうのではなく、「それを利用して考えているサービスについて」や、「実現した際に消費者にとってどういったメリットがあるか」という点について等、情報を開示して欲しいと思います。
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