ゼミの感想
市場を創る11章~14章
今回は汚職にはじまり、国家の市場・経済での役割がとても
クローズアップされていたように感じました。
また市場システムの設計でのポイントの中でも「情報」について
考えさせられる点が多かったように感じます。
11章:談合における利害関係者の中で、損をする新規参入企業、
一般国民はやはり情報が与えられていないという点がとても大きく、
莫大な税金が無駄にされているのでは、政府の失敗ではないか
と思えるほどでした。政府による政策やルールは、市場の失敗を
うまないように設定されるべきであるのに、共謀しているのでは
一般国民に情報が与えられることは難しいままではないでしょうか。
政府の関与の程度、バランスはとても難しいのだと感じました。
また日本が談合の例としてここまで取り上げられていることに、
すこし恥ずかしいです。
12章:理解するのが難しかったですが、金山さんのプレゼンがとても
わかりやすく、とくにピラミッドで計画・市場・地下経済を説明した所が
印象に残っています。市場経済における分配の難しさを感じました。
いろんな考え方がある中で、まだ答えはないだろうしそれぞれの価値観
にまで踏み込んでいったら、どこで決着をつけるべきなのか?
わからないです。「政府の関与が市場をうまく機能させるには必要」
でも、情報が現場に蓄積されているという現状があると強調されていた
ので、ルールをつくるような上層部に情報が集まっていなければ、
と思いました
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