2008-01-08

ゼミの感想(市場を創る)

各章ごとの感想を書きたいと思います。
11章ではロシアとインドネシアには賄賂の横行という存在が両者あるのにもかかわらず、ロシアは市場が衰退し、インドネシアは投資を受ける事が出来、市場が成長する事が出来た違いが「誰が(その賄賂)をとるのかがわかっていること」だというのは納得が出来る事でした。
12章では、政府の関与の中身によって分けられる計画経済、市場経済、地下経済がありました。その中で、市場経済の意志決定の分散というところで、「見えざる手」の信仰があるが、分権化というのは中央集権の意志決定によるものだというのは確かにと感心しました。
13章では、株式会社の話のところで、株式会社というのはそもそも「より多くの投資家」から「お金を調達する」ためで、「有限責任」という「リスクヘッジ」があるため人々が投資を行うという事がわかりました。私はこれまで自分の頭の中に株式会社の固まったイメージをもっていなかったので、以前よりクリアになり、とてもよかったです。
14章では、排出許容量導入の部分が印象的です。排出量を小さなコストで抑える事が出来る企業が量を抑える事が出来ない企業にその排出量を売り渡し、金銭などの利益を得るというだと理解しました。

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