市場を創る(11章~14章)
市場を創るの第11章で出て来たインドネシアとロシアの汚職の比較について。
両者の比較対象させながら、日本の場合について考えていました。日本も高度経済成長期は欧米諸国を追い越せ追い抜け(だっけ?)というスローガンから、官が民間企業に介入するのはごく当たり前だったし、そこには「汚職」がある程度の正当性を持っていましたよね。金ゼミでは何故汚職があったのにも関わらず、インドネシアは経済成長に成功し、ロシアは失敗したのかという答えを配当を得る「確実性」と「不確実性」が異なるからという理由で終わり、この答えにはある程度納得できます。ただ、「確実性」と「不確実性」だけでこの両者の成功失敗をかたづけるのは本当に大雑把であると思いました。ロシアにはロシアなりの、インドネシアにはインドネシアなりの政治背景・社会背景が存在する訳なので、もう少し議論を深めれたらもっと市場と政治の関係が明確になったのになと感じていました。今の時代だからこの本がかなり評価されているように、時代背景と事象はいつも呼応しています。市場が成功し、経済が発展したのは確かに配当の「確実性」が確立されていたからですが、それが何故されたのかというところまで落とし込めたらいいなと思っています。自分自身もあまり知識がない分野なので、しっかりとした発言ができませんでしたがこれを機会にもっと歴史的社会的政治的背景に事象(ここでは市場の成功と失敗)を位置づけれるようになったらいいなと感じています。総じて思ったのは、先生が今回のゼミの冒頭でお話されたように、クリエイティブ産業だけではなく、他の様々な知識を積極的に取り組む必要性がクリエイティブ産業を追えば追うほど必要になるのだということです。
最後に新年の抱負ですが、
1.ガチでもっともっと勉強する!(上で書いたように様々な分野も!)
2.与えられる人になる!!(感謝の気持ちと思いやりの心を忘れない!)
3.世界一のゼミにする!(頑張ります!!盛り上げて以降ね!)
今年もよろしくお願いします!^^
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