ゼミの感想
・「市場を創る」1~5章まで
今まで商品やサービスを買う時はなにも考えずに、
選択していましたが確かに無意識のうちに“検索費用”
を計算していたように思います。
品質や価格に関する情報の共有によって、「消費者の地位」
があがっているということは感じていましたが、
この本で市場での買い手と売り手の行動を考えると
理解することができました。
またエイズ薬のエピソードが印象に残っています。
市場がうまく行き過ぎているが故に“最悪の姿”が現れてしまったが、
「消費者とその保護団体が市場の動きに修正を加えた」
と本にはあったので文面通りに受け取っていたのですが、
世論の動きを企業側が経済的に計算して初めて市場に
修正がなされるということがわかり、
では先進国を襲うことがない病気についてはどのように対処していくのか、
ということが気になりました。そして、そこで政府がどのようにどの程度
かかわっていくべきなのでしょうか?
トップダウンとボトムアップでのバランスについて考えさせられました。
ルールやメカニズム、インセンティブが市場においてどれほど重要か、
市場には常に改善が求められている、ということを感じることができました
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