NewsClipping(11/12) グーグルが無償ソフト…携帯OS、覇権狙う
出典
読売新聞東京朝刊 2007年11月7日(水) 8面
記事の概要
米グーグルは、携帯電話向けOSなどのソフトを無償提供することを明らかにした。グーグルにとって、自社のOSを利用する通信事業者などを拡大し、自社サイトへの接続数を一気に増やすことで、広告収入などを増やす狙いがあるとみられる。また携帯電話端末の開発コストが下がるというメリットもあり、消費者にとっては、端末の価格が下がり、複数の通信事業者のサービスを利用できるようになる可能性がある。開発には、世界有数のIT・通信大手など33社が参画を決めている
感想
以前NewsClippingで、SaaSに関する話題を取り扱った。オンライン上で応用ソフトを提供することで、パッケージを購入する必要もなくなり、互換性の問題もほぼ解消される。携帯電話にもこうした流れが始まろうとしている。これが普及すれば、サービス面での違いをアピールしづらくなる。そのとき、通信事業者間はどういった点で競争(あるいは他社との競合)を展開しようとするのだろうか。
議論したい点
- グーグル以外の通信事業者(ヤフーなど)が参入する可能性について
- 日本で「アンドロイド」が普及する際の技術的、ビジネス的な障壁について
- 「アンドロイド」が普及した際の、通信事業者間の競合点について(何をアピールするのか)
- 記事で挙げられている以外の、メリットおよびデメリットについて
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